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ミエコ
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公園を通りかかったら、巨大な仔猫が愛くるしい姿で誘ってました。
人として、何も考えずもふりに行きました!
そんな
普堂 しおり
は超アグレッシブだ。
携帯電話につけた、猫ストラップを握り締めて猫の姿をしたもの――この場合はミエコ――のところへ瞬間移動。
これぞしおりのろっこん『猫間飛行』だ。キラッ☆
ふわっふわの尻尾が、しおりの喉元をくすぐる。
ボールがたびたび、側頭部を打ち付けるも。
「ご褒美!」
もれいびだから平気だもんねっ!
「あぁ~、その姿を見ているだけで幸せ……肉球も頂けるんですか!? あざっす!」
自ら進んでミエコのにくきゅうに身を捧げるしおり。
殉職しかねない勢いだ。
何が彼女をここまで前のめりにするのか。
「人は永遠にもふもふを追い求める哀しき旅人……アルパカの首で殴打されたいとか普通に思いますよね! え、思わない?」
んー、ノーコメント。
参道商店街で食料を調達していた
御剣 刀
は、児童公園の有様にすぐには二の句が告げなかった。
「でかい猫だな……しかし、被害を受けている奴の中に、幸せそうな表情の奴が多いし。それ程危険はないのか?」
とりあえず『魚新』のちくわでも食べながら様子を見るか……と、公園へ。
「刀君……私は……」
「ん? 今、一瞬、常盤の声が聞こえたような……って大丈夫か!?」
自分を呼ぶ声に、刀は治が倒れていることにようやく気づく。
ミエコの攻撃をかいくぐり、助け起こす。
「ここは危険だな」
刀は動けない治を抱え上げ、いやに面積あたりの人口密度が高くなった、遊具の裏へ運ぶ。
「大丈夫か、しっかりしろ」
「ああ……これは走馬灯? 最期に刀君に会えるなんて、本当に、もう死んでもいいです……」
「どうして俺に会ったら死ぬんだ。縁起でもないことを言うな」
眉根を寄せ静かにしかりつける刀に、治も「ああ、らしい物言いだな」とうっすら微笑する。
「そ、そうですよね……」
触れた肌から、ぬくもりが伝わってくる。治は瞳を閉じた。
あなたには迷惑かもしれません、だけど。
「……せめて、あともう少しだけ……傍に、いさせて下さいね? だって私……」
閉じた瞼の横で四葉のクローバーが小さく揺れ、治は意識を手放した。
さて、とっても大騒ぎになっていた児童公園ですが。
そんなのはどこ吹く風、
千鳥 雅人
はのんびりとベンチでおねんねしていた。
もっとも立ったまま寝れ、さらに寝たまま徘徊出来る雅人である。
別段、不思議なことではないが。うん、少なくとも、彼にとっては。
「……え、なに? にゃんこ? でっかいけど可愛い……! もふもふしたい!」
雅人の頭の髪のひと房が、ぽわぁ~んとハートマークになった。
そこへ遅れて駆けつけた、
屋敷野 梢
。
「わ、わわわ。なんでしょー、あの仔猫。かわいいけど、あそこまで大きいとちょっと怖いですね―」
梢のもっともな意見に、雅人は現実に引き戻された。
「確かに……子供が危ない目にあうかもしれないし、放っておけないね」
二人は顔を見合わせて、頷き合う。
「助けましょー!」
いい感じに美咲紀やしおりと遊んで(?)いるミエコの目を盗み、少年と少女は連れ立って、そそくさとジャングルジムへ。
「よしよし。正義の味方が頑張ってくれますからねー! 何も心配いりませんよー? そーいえば、飴も持ってきてたんですよ―。いい子にしてたら、あげますよー」
梢は透き通った飴玉を、ちょっぴり誇らしげに子供達に見せる。
泣きそうだった子供達が、一瞬きょとんとしてそれを見た。
梢が目を細めると、ようやく子供たちも安心したようで。小さな手のひらのそれぞれに、飴玉を乗せてやった。
雅人も屈みこみ、子供達と目線を合わせる。
「もう大丈夫だよ、お兄ちゃん達が助けてあげるからねっ!」
皆がろっこんを使いやすいよう、梢は子供達をミエコから背を向けるように座らせた。
「実はお姉ちゃんも、正義の味方なんですよー。でも、見つかるとヒーローの国に帰らないといけなくなるから……目を閉じて、友達には内緒にしててね? …………っ!!?」
信じられないものを見た。雅人の髪が、「!」マークに立っている。
「……こ、梢ちゃん……」
「み、見れば、わかりますよー……」
子供達が目隠しされたことで、人目がなくなり、ミエコは更に巨大化を果たした。
見上げるしおりに、大きな影が落ちた。
「……えぇっと、行き先に猫か猫の形の物……猫耳メイドさんは、いらっしゃいませんかぁぁ!!」
絶叫と共に、なぶられたしおりが沈んだ。
「この筋肉が飾りじゃない所を魅せてあげる!」
立ちはだかった蛇那伊が、ミエコとがっぷりよっつ。
力は拮抗している。
「やるね、オカマ」
「だから、オカマじゃないって言ってんでしょ! アッ――!!」
油断し振り返った蛇那伊が、天野の足元まで吹っ飛ばされた。
正直、こ、怖い、けど……助けるって約束したんだ。
雅人は自分を奮い立たせる。
「梢ちゃんは、子供達を公園から出して! さ、さあかかってこい! もふもふにしてやるー!」
先日、ろっこんの力で蝶となっていた間に、仔猫のこしあんに危うく昇天させられかけた梢。
トラウマですくみ上がっていたが、「先に逃げてー!」との雅人の声に我に返り、子供と手を繋いで走り出す。
「ワシも手伝うぞい!」
ショックのあまり、両手で顔を覆って膝を抱えていた睦月も、再び超振動の力を宿らせる。
雅人が大きく手を振り回して、ミエコにアピールする間に睦月は尻尾側にまわる。
「キエエェェー!」
狙い済ました手刀が、プラスチックボールをかすめて傷をつけた。
「チッ、ちょこまかと! いっそこの、諸悪の根源の尻尾ごと……!」
「待て――っ!!」
ろっこん『トンビの飛翔』で滑空してきた博美が、睦月の肘を払って腕の勢いを流し、寸でのところでかわした。
流れるような一連の動きは、博美が古武術家元の娘であるからこそ、可能になった芸当だろう。
博美はまだあどけなさの残るその瞳を、そのまま睦月に向け、ミエコとの間に立つ。
「む……邪魔をするな。例え猫であっても、子供を泣かせるものを、ワシは許さんぞい!」
「だから落ち着けって、ミエコの口元をよく見てみろよ……ちょっと毛が薄くなってるだろ?」
睦月は横目で、ミエコの口元を確認する。
確かに、口の周りの毛が薄くて、周辺はピンクが濃い。
「それなら、なんだと言うんじゃ?」
「子供なんだよ、この子も」
ミエコは毎晩、眠りに着く前に勉の指を、おっぱいに見立ててちゅぱちゅぱ吸っている。
「幸い、君がボールに傷をつけてくれたから、手に引っかかりやすくなったはず。頑張って、どうにか外してみよう」
「……仕方ないのう」
「あのゴムを取れば良いんだろう? 俺も手伝う」
刀も参戦し、再び、ミエコ及びヘアゴムとの格闘の火蓋が、切って落とされようとしていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月15日
参加申し込みの期限
2013年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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