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【終業式】輝かしきピリオドを――夏休みを求めて!
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「あの緞帳、これ以上どうにかしようとすると、ひっぺがして遠くへ持ち運ぶなりする必要があるんさね。結局、ハゲタッチ・デッドオアアライブ……しゃあない、俺も覚悟決めて行って来るんよ」
空間からした、飄々とした朧の声に、時子がキョロキョロと見回す。
その横でスッと空気が動き、トトトとタルトが移動した。
―― 「ん、一緒行っちゃう?」「にゃあぁーん」「オッケー」 ――
透明な空間に、タルトが ふわりと浮き上がった。
小さな体が再び、金色の光の中に溶けて消えていった。
光の中。
ハゲタッチしようと、校長の周囲では手をぶんぶん振り下ろす光景が、繰り広げられていた。
べしーんと、
御剣 刀
が思い切り張ったのは、校長の頬だった。
「い、今の音……凄くいい音だったけど……まさか」
刀らと共に、ここへとたどり着いた
伊藤 佳奈
は戦慄した。
「刀くん、なんて恐れ多いことを……!」
友人の
桜庭 円
も、凍りつく。
「わぁーっ、マジごめんなさいっ!! 不可抗力ですからっ!!!」
「長話の恨み……ごめん!」
言ってる傍から、
恵御納 夏朝
がぺしんと、校長のおしりを叩く。
「あ……その、ご、ごめんなさいっ……」
感情の起伏に乏しい声ながら、ほんのりと赤面する彼女が頭に浮かぶようである。
「先生! 一旦黙って周りを見てくださいなの!」
橘 明里
は校長の口を塞ごうと、両腕を広げて
「ひゃっ?」
佳奈の胴にしがみついていた。
「あやや? ちひひー、またしっぱいしちゃったなの」
「ヤバっ! ほんとにぶっ飛ばしそう……」
声のブロックで前進してきた、
晴海 飛鳥
はちょっと楽しそうだ。
もしタッチする役が回ってきても、逃げ足には自信があるから、問題ない。
天井から吊ったワイヤーを利用して、ターザンのように校長の頭にタッチしようとしているのは
常闇 月
だ。
彼女曰く、目や耳が利かなくても、校長とは以前接触した事があり「気配で覚えている」との事。
実際にそれが可能かどうかは、さておき。他の多くの人間に囲まれた状況で、それをピンポイントに見極め、かつ他者をかいくぐって校長の頭だけを狙い撃ちにするのは、至難と言えた。
「くそ……! 当たれ!!」
風雲児 轟
のこめかみを、汗が一筋流れ落ちる。
その横顔は、真剣そのものだった。
「……皆のために頑張ったヤツが、クマ先生に罰を食らう挙句に、楽しみにしてた夏休みが楽しめなくなるなんて可愛そうだ」
だから――!
「これは、俺がやらなきゃ駄目なんだ!」
何故なら、轟はこの島のローカルヒーローになる男。
「島の学生の夏休みだって、俺が守ってみせる!!」
どこまでも熱く、どこまでも真摯に、そしてどこまでも優しく。轟は校長の頭を狙って腕を振る。
「校長先生、長口上はあくびの種だよ!」
新井 米太郎
は、とりあえずこの眩しい光を発している、校長の頭部を布で覆おうと、自分の衣服を外しに掛かった。
志波 武道
も上着を校長の頭にかけて、光を抑えようとベストに手を掛けた。
全ては、愛しい弟の為に!
「たー坊のフツウのためなら、俺は内申書なんて捨ててかかってやるよ!」
うるわしき兄弟愛。
一方。
暑さの中、
常盤 四月
の精神は焼ききれていた。
皆の機転で徐々にマシになりつつあるが、この蒸し風呂のような空間で、単調な言葉を延々と繰り返される、ガマン大会のような状況なのだから、無理もない。
「……これは、現実? 夢? もぉどっちでもいい……シトラス・ガムダン……シトラス・ガムダン……シトラス×ガムダン!!」
猛然と叫ぶと、校長の禿頭の輝きを、肌身離さず持ってたBL本で防ぎ、突進する。
突き立っていた、
冴木 竜司
を踏み台に、華麗な跳躍を見せる四月。
体育館の天井から、大量のBL本をばら撒き、ろっこん【となりのドッペルさん】で自らの分身、ドッペルさんを喚び出すと、校長を挟み撃ちにした。
「ねえ校長、シトラス×ガムダンなの? ガムダン×シトラスのリバなの?」
どちらかの、四月が言った。病んだ表情だ。
「「そこんとこ、はっきりしてくれないと、あたし達ひっじょーに困る!」」
じわじわ詰め寄られた校長は、「シトラス・ガムダンという名前の一人の哲学者だよ」なんて訂正するでもなく、依然トークは止まらない。
「あたしの見立てだと、シトラス一途攻め×ガムダン男前受けの、すれ違い主従愛下剋上風味なんだけど……――
隙あり!
」
そこで四月とドッペルさん、何を思ったか胸ポケットから抜いた万年筆のフタを取ると、光源目がけて激しくシェイク。
すると
万年筆からインクがあふれ、校長の頭を黒々と染め上げ始めた!
「そのてかてか金色に光る、金(←ア)タマにこの万年筆のインクをぶちまけて、卑猥にドス黒く染めてやる! それとも修正液のがいい? ますます見た目が卑猥になるけど、あはははははは!!!」
なんと、思いがけないこの四月の働きで、校長の頭は黒く覆われ、目を焼く光が一段と弱まった!
「「チャ、チャンス!!!」」「♪」「にゃあ~ん」
ぺし――――ん★
講堂に小気味の良い音が、響き渡った……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
45人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月31日
参加申し込みの期限
2014年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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