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砂掛谷埋蔵金伝説 ~金とロマンと温泉と~
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砂掛谷から温泉地にかけては賑わいのピークを迎えていた。道の両端に並ぶ臨時商店を人が埋め尽くしている。バイトの面々も繁忙期を迎えていた。
寝子島ケーブルテレビや寝子島ローカルFMといったメディアまで押しかけ、話題に相乗効果を生み出している。
その全てをマネジメントした功労者は、もちろん
中沢 リッカルド
町長。今は町民にバレて大事にならないよう、変装してこっそり「町長の一押し」の売れ行きを見に来ていた。
「あそこにいるのって、町長ですよね?」
「気づいていない振りをしてあげたほうがいいんじゃないかな」
上泉 睡蓮
が指差しているのを
瑠璃条 ベガ
が制する。
「町長一押し、寝子饅頭美味しいっすよ! 僕が売ってるのは特に! マジで!」
通行客にジロジロ見られていたせいでキョドっていた
新井 米太郎
。相手が町長と知るや否や呼び込みの声を張り上げる。少しでも貢献ぶりをアピールしてバイト代を上げてもらう狙いだ。しかしやはり、たくさんの人の注目を集めるのは苦手だ。
「な、なんか、2人一緒にいるのを皆にみられて、恥ずかしいね」
米太郎の横にぴったり付いている
霧切 翠子
。
(ちょっとデートみたいだけど……こー君はそんなこと意識してないだろうし……でもある意味デートなのかしら?)
そんなことを考えながら照れている。
いくつか建てられた商店の中でも、ひときわ客を集めているところがあった。
「儂は別人、儂は別人、他の人には分からぬ……」
健康的かつ挑発的なボディに、やや露出度高めの服装。男性陣の注目を集めないわけがない。
ろっこん「TRANSMUTE」で大人の女性と化した
大田原 いいな
だ。
「いつまでも人見知りしてないで、常葉旅館の跡取りを手伝いなさいな」
朝、叔母にそうけしかけられ女性ものの服を渡されたとき、いいなはいつもの男勝りないいなだった。
(儂は女子に見られとうないわ! またあんな事があってはイヤなのじゃ!)
激昂している内、いいなは自分の体に異変が起きているのを感じた。
鏡の前に立つと、そこには魅力的な大人の女性。
これは自分ではないんだと言い聞かせ、いいなは感情を殺して売り子をしている。
「はひっ!」
しかし苦手なものは苦手。鼻の下を伸ばした男性が手を出してくるたび、のけぞってしまうのだった。
「あの方は、『美味しいものフェスタ』でも話題になった、
謎の乙女
……」
いいなの完璧なプロポーションに見とれる
常葉 治
。しばらく仕事の手を休めてしまう。
「バイトまとめてたの治だったか。ご苦労様」
そこに客としてやって来たのは
橘 敦志
。さらにそのやや後方には、鋭い目でこちらを観察する
紅 一葉
。
「睡蓮も頑張っているみたいだな」
橘に声をかけられ、慌てて睡蓮は客に渡そうとしていた饅頭を落としてしまう。
「あわわ、ごめんなさいです!」
ここぞとばかりにろっこん「駄天使の微笑み」。これで客からクレームが来ることはない。
「そうだ、『寝子島大逃走劇』のときの
温泉チケット
を使おうと思うんだけどどうかな」
町長の計らいで手配された3枚のチケットを橘はひらひらさせる。
「そうですね、たまには息抜きもいいですし」
「わあ、名案です♪」
そんな仲睦まじくする3人の背後で、憎悪のオーラを全開にしている一葉がいた。
「それと、流石に後ろに居るのばれてるぞ、一葉。温泉、一緒に行くか?」
え……。あっけにとられる一葉。
「な、何よ。私は、服代とか稼ごうと思っただけで……べ、別に敦志先輩と一緒にいたくてついてきた訳じゃ」
しどろもどろ。顔が名前の通り紅潮している。
「ちょ、何笑ってるのよ!」
橘に大笑いされる一葉。
ああ、私のために笑ってくれている……。
それだけで昇天してしまいそうな一葉だった。
「ちょっとおっさん邪魔だよ。どいてね」
木陰で様子を見守っていた変装町長を押しのける者がいる。
「はーい注目ー」
八十八旗 信彦
が、クレジットカードを掲げる。尻餅の町長、ポカンと口が開いたまま。
「期間限定、黄金色の銘菓『袖の下』だよ!」
フェスタでは負けてしまった八十八旗。金にものを言わせ再起を図る。
(確かに寝子饅頭は秀逸なお菓子さっ! だけど、起業を目指す身としては、負けっぱなしじゃいられないよね)
そこで今回考案したのが、タイムリーな埋蔵金ネタを利用した小判のモナカだ。
「ちょっと君、誰の許可を得て商品販売なんかを」
「あら、町長?」
さすがにまずい。八十八旗、町長の肩に手を回す。
「まあまあ、こうやって競争相手がいたほうが、売り上げに相乗効果がうまれて、うんたらかんたらっていうじゃないすか」
袖の下のクレジットカード。ちらつかせて説得にかかった。
「うーむ確かに」
妙に納得しずれた眼鏡を直す町長。
こうして寝子饅頭の対抗株が現れたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月13日
参加申し込みの期限
2013年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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