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砂掛谷埋蔵金伝説 ~金とロマンと温泉と~
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春の盛りといえど、九夜山中腹の朝はやや肌寒い。
いつもならばこの時間帯、砂掛谷周辺は、温泉街の従業員らがせっせと準備にかかる時間帯で、人出はわずかなもの。しかしここ数日はめっきり様子を変えている。
ロープウェイ砂掛谷駅から、スコップや大掛かりな荷物を携えた集団がちらほら。いつもはほんの数組だった観光客も、ぞろりひとかたまりとなって温泉地へと押し寄せる。
寝子温泉に春が来た!
そしてそれに便乗するのは、寝子島を誰よりも愛していると自負する
中沢 リッカルド
町長。埋蔵金の話を聞いてすぐ、振興事業を提案、行動に移した。先日開催された「美味しい物フェスタ」で選出された「寝子饅頭」を売って、町の知名度とイメージアップを図る。そのためにこの日、多くの臨時アルバイトが雇われ、ここ砂掛谷に集った。
朝一から商店の設営に精を出すのは
常葉 治
。寝子島饅頭の考案者でもある彼女は、責任感の高さと真面目さを買われ、現場指揮を任された。
他にも「金のためなら」と、いち早くバイトに参加した者たちが。
「ガラス代……ガラス代……」
新井 米太郎
。彼は以前とある現場でガラスを盛大に割っている。絆創膏だらけの顔の前に請求書を突き出されたときは「内臓でも売ろうか」と、まさに字のごとく腹を決めていた。
そんなどん底の米太郎の前に現れた、一人の女神。
「一緒に饅頭売りのバイトしようよ!」
一つ年上の
霧切 翠子
だった。
「バイト……? え……っと一緒に? め、迷惑はかけられないっていうか……その……」
翠子に見つめられおろおろ。彼は視線恐怖症だった。躊躇している間に、砂掛谷まで連れてこられたのである。
一方の翠子は「生徒会の先輩としても、ここは返済をお手伝いしたいわ」といった名目で米太郎を誘ったわけだが、実は腹のうちでは、
「腐の感情は絶対に殺すわ! 今日こそは負けないんだから!」
腐女子の感情と格闘しているのだった。
瑠璃条 ベガ
は事情が切実だ。彼女は孤児院ネコホームで育った最年長。
孤児院も最近は切り盛りが大変なようで、子供たちに配られるおやつが極端に質素。あまりにも惨めだと感じたベガは、子供たちの笑顔のために、饅頭を売るバイトに応募したのだった。
新作ゲームが欲しいから。そんな理由で参加表明したのは
上泉 睡蓮
。
(埋蔵金を探して、それで購入することも考えましたが……所有権とか換金方法とかで色々と面倒臭そうですし)
「なので今回わたしは堅実にお金を稼ぐことにしたんです!」
埋蔵金が存在しないかもしれない、という前提条件は念頭にはない。
以上、砂掛谷駅から温泉地方面の臨時商店で販売を担当するバイト勢。他にも何人か参加予定だが、登場は活気付く時間帯からになる。
砂掛谷駅出てすぐのところでも、饅頭売りは開始される。
生活費を少しでも多く稼ごうとバイトに赴いたのは
奈良橋 博美
。小柄な体でめいっぱい抱えているのは、町役場から許可をもらって借りてきたスコップだ。
「道具を現地調達する人も多いだろうから、そういう人にスコップを貸し出すついでに寝子饅頭を販売し、埋蔵金にありつけないまでも寝子島の美味しいものを知ってもらえればと思うんだ」
ぺしぺし。スコップを置き手の汚れを払いながら、奈良橋は説明する。
「非常に合理的ですわ。私も一口乗らせていただけません?」
堅実な守銭奴、
千子 茶々丸
が加勢する。埋蔵金で一攫千金も一度は夢見たものの、やはりここは堅く稼ぐべき、と判断。アフターサービスの温泉にも惹かれている。
「複数箱買いで1箱オマケ、というのもいかがでしょう?」
「それもいいな。後で許可を申請しよう」
奈良橋と茶々丸が手を組む。
「じゃあ私は呼び込みがんばるよー!」
うきゃうきゃと、金稼ぎよりは楽しむことが先走っている
高梨 彩葉
はすでにハイテンション。
彼ら3人は砂掛谷駅を出てすぐ、山道と温泉地の分岐点での販売を担うこととなった。
さらに出張販売を買って出たのは2人。
「疲れてる発掘者の、所へ……移動販売、するよ。体力作りにも……なるし……」
慎重に言葉を選び出す
志波 拓郎
。首から提げる売り子用の箱には、ペットボトルのお茶と寝子饅頭がびっしり。
「埋蔵金なー。そういう話ってうそ臭いからな」
転校してきたばかりの京娘、
鳳 飛鳥
は、ロマンを求めて詰め掛けた人々にお構いなく言い放つ。
「堅実に饅頭売って稼ごうや。呼び込みは任しとき」
自信ありげに胸を叩く。
「鳳先輩……助かります……自分……しゃべるの苦手……だから」
頼もしい先輩が付いてくれてひと安心の志波。
「ほな、いくで!」
調子付いた飛鳥は、指を鳴らして駆け出す。
その速度、砂塵を撒き散らし、凄まじい。ろっこん「スピード☆スター」が発動しているのを、本人は気づいているのかいないのか。
「ちょ……早くないすか……先輩」
これは結構鍛えられそうだ。心の中で流暢につぶやく志波だった。
日は高くなり、山の斜面が段々と日向をつくっていく。はたして町長の思惑通り、大量発注した寝子饅頭は売りさばけるのか……。
そしてお楽しみの……お楽しみの! 温泉シーンはあるのでしょうか!?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月13日
参加申し込みの期限
2013年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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