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「……私はどうしたらいいのでしょうか」
サナリアナは胸に抱えた黒猫に語り掛ける。にゃ~、と無邪気な鳴き声が返ってきた。
「余計なことは考えないで今を楽しみましょう」
サナリアナは黒猫の背中を撫でながら拝殿に目を向ける。部分的に損傷が見られるものの、印象は悪くない。高欄の間から手を入れて板に人差し指を滑らせた。
「指が黒くなりませんね」
指の腹を不思議そうに見つめて正面に回る。賽銭箱の前の階段は掃き清められたように綺麗だった。
サナリアナは階段の端に座った。膝に乗せた黒猫の頭を優しく撫でると、顔を洗うような仕草で両耳を伏せた。
「気持ちよさそうですね。ここまで登ってきて、なんだか、私も、眠くなりました……」
横にゆっくりと倒れた。猫を抱き枕にして静かに瞼を閉じた。
テントの中、ラッセルはドライフルーツを延々と食べていた。ガムのような食感を気に入り、二つ目の袋に手を掛けた。
「あまり食べると胃がもたれるぞ」
「おう、そうなのか。口直しにチーズケーキとか出ない?」
「くつろぎ過ぎだ」
修は笑いながら外に出た。背筋を伸ばして大きく息を吸い込んだ。吐き出して腰を左右に回して不自然に止めた。
拝殿を凝視した状態で言った。
「桜井、拝殿に白い女がいる」
「なんだよ、白い女って。まさか、明るいのに出たのか!?」
少し強張った表情でラッセルがテントから出てきた。修の指差す方向に目をやって、またかよ~、と嘆いて仰け反った。
「また、とはどういう意味だ?」
「八神、よく聞いてくれた。今日の俺は『死んだように横になっているかわいい異性恐怖症』という奇病にかかっているんだ」
「そうか、それでは仕方がない。俺が様子を見てくるとしよう」
ラッセルに拝まれる中、修は足音を忍ばせて拝殿に向かった。
白いワンピースを着たサナリアナが階段で横になっていた。胸の近くの黒い塊は丸まった猫であった。
修はサナリアナの口元に掌を近づけた。硬い表情は数秒で崩れた。来た時と同じようにして引き返し、ラッセルに報告した。
「寝息は聞こえなかったが、掌に息を感じた。無防備な点は気になるが、近場に俺達がいる間は起こさなくてもいいだろう」
「それがいいって。まじで寝かせて正解! 今日の俺は『眠った美少女を無理に起こして人間不信症候群』という奇病に――」
「先程と病名が違うな」
修の苦笑いにラッセルは、んー、そうか? と澄ました顔で言った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
冒険
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月02日
参加申し込みの期限
2014年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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