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敷物の上には各自が持ち寄った飲食物が並んだ。それらを目の前に各々が楽な姿勢で座った。
「腹へった~」
腹を押さえるラッセルの横では、うまいうまい、と秋刀魚を頬張る三毛猫がいた。
全員の視線がそれとなく真理に集まる。小難しい顔付きで周囲を窺うような視線を飛ばしていた。
「おかしいな。食事の時間なのに猫がみ様がいないなんて」
その時、暗がりに不安定な明かりが見えた。怒鳴るような野太い声が聞こえてきて、間もなく天吏が姿を現した。
「こら、降ろさんかい! ワシの首根っこは握り易いドアノブとちゃうぞ!」
「うるさいなあ。見ればわかること、言わないでくれる?」
「……お前、猫がみ様に何をしている」
目が据わった状態で真理が言った。
「……何? この醜い猫のことかしら」
「ワシはラブリーなんじゃい!」
白猫は身を捩って暴れた。天吏は涼しげな顔で離そうとしない。
「千佳姉、お願い!」
真理の強い意志により、ろっこんの『ニヴルヘイムの女王』が効果を表した。彼女の背中からぬるりと白い人物が抜け出した。長い髪を前に垂らし、地鳴りのような低い声で身体をくねらせる。
間近で目にした真央は、おおおーなのだ、と興奮した声を上げた。
「本物の偵子さんなのだ! 握手して貰った日は嬉しくて、なかなか眠れなかったのだ!」
声が聞こえていないのか。白い人物は天吏に向かって遅々とした一歩を踏み出した。更に一歩と歩数を重ねて、その速度を徐々に上げていく。
「私、猫が嫌いなの」
無表情に近いものの、天吏の声は僅かに上ずっていた。白い人物が掴み掛るような両手で急激に迫る。
「人間の言葉を喋る猫の化け物はもっと嫌い!」
白い人物に天吏は白猫を投げ付ける。やんわりと受け止めて地面に降ろした。
「ワシはバレーボールの玉とちゃうわい!」
強気の発言とは裏腹に白猫は真理の元に全力で走った。
役目を終えた白い人物も静々と戻っていく。真央の近くまできて、ありがとう、と優しい声を掛けた。その一言が相当に嬉しかったのか。周辺を笑いながら走り回った。
天吏は気にすることなく、真理に視線を向けた。
「……猫の化け物は、きっと鳥の神様を食べたり襲ったりするんだわ。あなたは、そんな猫の味方をするの?」
白い人物と一体化した真理が強い目をして言い切った。
「私は人間以外の味方だ!」
そう、と興味の無さそうな声で天吏は踵を返す。
その場に残った、ほぼ全員が困ったような表情を作った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
冒険
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月02日
参加申し込みの期限
2014年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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