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来訪 ~宇宙にて~
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【第二階層 番人】
「これ以上の侵入は規定により禁止されている
汝らが、生まれてより刻まれし信仰を持ちし子ならば
口に出来ない、名も無き神の御名を我らに告げよ」
「新しい場所へキター! 早速探索……といきたいけど敵発見っ! とうっ!」
「謎解き班に任せたっていいだろうっ! くっ、起動してしまったか」
「あ゛にゃぁあああッ! あっついのだ!」
風雲児 轟
が殴るように躍りかかり、止めようとした
御剣 刀
がもう一体のロボットの牽制を受けて、とどまり、発射されたビームは
後木 真央
の肩口をかすった。
なまじ、固まって降りてきていた分、相手のビームは強烈であった。
第一階層のグループが固まって相談していた頃、粒子エレベーターを降りた第二階層へ行くグループはおよそ九人。
先ほどの三人とは別に、
夜榊 水月
、
八神 修
、
旅鴉 月詠
、
鈴野 加代
、
桜庭 円
、
秋ノ宮 こまち
がいる。
「……起動してしまったな」
修がやれやれと首を振って言う。
「カタナっぽいビームを帯びた武器を持っているのが赤色で、目からビームを発射したのが青色だな。暫定赤ロボ、青ロボでいいだろう」
月詠がこともなげに言う。
「またパスワード…? 前の答えがプロメテウスだったから、またギリシャ神話の神の名前かしら?」
こまちが、困ったように言う。
「……ん……パスワード~? ……ん~……口に出来ない……ん~と~確か~……」
なにやら、水月が悩んでいるが、状況は悪化していく一方だ。
「あ、パネルみっけ」
「「「「えっ?」」」」
円が、ぎりぎりまで身をさらして、回答を入力するパネルらしきものを発見する。
どちらも、首の後ろにある文庫本サイズくらいのパネルである。
ついでに、アルファベットで入力するようだ。
「やれやれ……状況は理解できましたが、勝手に連れてきておいて象徴的で遠まわしな発言ばかりをするその態度が気に食わないですね」
加代がそう言っている間にも、刀と轟は追い詰められていく。
真央は、先ほどから回答らしきものを叫んでいるが、相手は止まる気配はない。
「誰か、教えてあげないといけないわね」
そう言って、周囲の状況をこまちは確認する。
ここは粒子エレベータを降りた先で円形のおおよそ半径が六メートルほどの部屋である。
降りた先に幅五メートルほどの一本道の通路が有り、ここで先ほどの三人が苦戦中である。
他の六人は、こちらの部屋までもどり、壁に張り付くようにして待機していた。
時折、通路側からビームが飛んできて、飛び出すのは大変危ない。
かといって、通り抜けるにも勇気がいる。
戦闘が始まってしまった以上、それは非常に困難な道のりである。
ついでに、機械の駆動音が邪魔で、大声では阻害されそうだ。
「……さて、どうしたものか。というより、どう伝えたものか」
修が、仕方ないとばかりに考える。
「誰かが言って。普通に後ろに下がらせればいい」
月詠が呆れたように言う。
「通路の先を守っているなら、こっちまで来ないかもしれないし、来たら粒子エレベーターで逃げればいいしねー」
のんびりと円が言う。
「それで、誰が行くのかしら?」
こまちが尋ねる。
「む~り~」
水月があきらめたように言う。
「私が行く」
月詠がそう言って、スケッチブックを取り出した。
【第二階層 番人その2】
さて、相談している間にも刀と轟、そして真央はだんだんと追い詰められていた。
「ちっ……武器がない」
「武器がなくても、拳でならいけるっ!」
武器がないとぼやく刀に、轟が気合いを入れたように言う。
「無茶なのだ~、無理なのだ~ひゃぅ?!」
赤ロボが、ビームを帯びた武器を振り回す。
計算され尽くした攻撃が、刀に襲いかかる。
(【加速】を使用して、あと一分持てばいいほうか)
刀は冷静に判断を下すが、状況は変わらない。
ひたすら避けて、避けて避ける。
真央が青ロボのビームをそらし、轟が殴りかかるがダメージが通ってるわけではなさそうだ。
むしろ、殴っている轟の拳がだんだんとまずいことになっているのが分かる。
(そうだ、持ってきた水筒の水をあいつらの中にぶち込めばショートするかも!)
しかし、投げ込もうにも蒸発させられるのが落ちであるし、近づこうにも赤ロボはビームを帯びた武器が、青ロボは両腕にあるブレードが邪魔で近づいたら危険である。
「ま、真央ちゃんは逃げるのだっ! やってられるかなのだっ!」
ロボ同士で同士討ちを狙っていた真央だが、相手の演算能力と妨害で予定の行動すら取らせてもらえない。
ましてや、相手はこちらの動きを読んでいるかのように動いてくる。
幸いなことに、まだ命がある。
「ちょっとやばいかもな」
轟の息が上がっている。
そこに、青ロボの目からビームが襲う。
もうだめか、そう思って目をつぶる轟。
しかし、予想された熱は来ない。
「……あれ?」
「……狭いから下がってくれ」
レーザーを【絵空事】で吸収した月詠がこともなげに言う。
「あ、あぁ」
「真央ちゃんも下がるのだッ!」
轟と真央は後退する。
青ロボのブレードが月詠を襲うが、ブレードもスケッチブックの中へ吸収されてしまう。
青ロボは理解が及ばないのか、それとも想定外の事態なのか、硬直する。
「今だっ!」
修の合図で、円、水月、修、そして休む暇も無く真央が飛び出し一斉に青ロボに飛びかかる。
武装解除された青ロボはあっさりと動きを封じられる。
「……」
赤ロボも同じ要領でビームを帯びた武器を吸収し、こちらは趣旨を理解した轟と刀、そしてそれに月詠と加代が押さえつける。
押さえつけたところを、いくつか回答の補助をもらったこまちがパネルに答えを入力していく。
「ハデスではなかったのね……残念」
Pass:YHVH
――――Complete!
ブシューッ! という音とともにロボットが停止する。
「……絵が、消えた?」
同時に、月詠の吸収した武装も消えてしまったようだ。
この不思議な現象に興味をおぼえたものの、まずはロボットを封じようとしてみるが……できない。
どうやら、半分生きているらしいが、ロボットでもあるらしい。
同時に、粒子のようにキラキラと光ってロボットが消滅していく……。
「……どういうことだ?」
修が引っかかりを感じるも、これと言った結論があるわけでもない。
「まぁ、とりあえず探索を優先しよう」
そう言って、各自が第二階層の探索を開始したのであった。
轟を除いた面々は奥へと続くゲートのようなものをくぐっていったのであった。
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担当ゲームマスター
じんの
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漂流 ~宇宙にて~
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月20日
参加申し込みの期限
2014年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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