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来訪 ~宇宙にて~
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【第一階層 廃棄処分物室】
*warning!*
廃棄処分物を持ち出そうとしています!
確認のためパスワードを入力してください!
「……とまぁ、こうなる訳なんだが」
「ふむ、パスワードか」
ラッセルがリモコンのようなものを片手に外に出ようとすると、やはり警告が出る。
現在、この廃棄処分室についてのパスワードはほぼ皆無に等しい。
仄は顔に手を当てつつ、周囲を観察し考える。
ラッセルもまた、部屋の中を探していくが、ヒントになるものは未だに発見できずにいる。
(ただ俺らを呼んだって変だ……監視カメラとかどこかで様子をみてんじゃ。何かやってほしいのか? 資料室とか船の地図ってねーかな。もしくは、何かのデータとか)
そんな中、がさごそと機械をどかしていくと、やがて、床が見えてきた。
「スイッチとか…ヒント、なんかのヒントねーかなぁ。上のAIらしきものとかはフツー話せるロボットとかそーゆーインプットされてるもんだと思うんだけど……ん?」
床には、見覚えのある紋様のようなものが描かれている。
どことなくモアイを連想させるそれは、操縦室にあったプロメテウスと呼ばれるモアイの造形と一致していた。
「おい、ちょっと」
「どうした?」
ラッセルに呼ばれて、仄が近寄る。
「これは……最初に居た場所に居たモアイのようなものと酷似しているな」
「やっぱりそう思うか」
ラッセルの言葉に仄は頷く。
「パスワードは資源と始原でも掛けてアルケー辺りじゃねーの? と思っていたが、どうやらこれがヒントになるかもしれないな」
「ってことは、前回のパスワードのプロメテウスか?」
「では、やってみよう」
そう言って、仄とラッセルはそれぞれ持ち出してみたいものを手に取ってみる。
ラッセルは小型のタブレット端末のようなものを、仄は通帳サイズの小さなノートパソコンのようなものを手にして、部屋を出ようとする。
*warning!*
廃棄処分物を持ち出そうとしています!
確認のためパスワードを入力してください!
「空中でそのままタッチパネルのキーボードが出現するのか!」
仄が驚きつつも、入力してみる。
Pass:プロメテウス
「ハズレでなんか出てきたら吃驚だな」
「そうとは限らないらしいな」
その瞬間、明るかった部屋が突然、赤く変色した。
ビーッビーッ! と警告音めいたものが鳴り響く。
ほぼ全面の壁側からシュレッダーの入り口のようなものがせり上がってくる。
「まずいっ!」
ラッセルが慌てて扉にダッシュする。
幸いなことに扉はまだ開くようだ。
「ちっ」
仄もまた、転がるように部屋を出る。
カシュッと扉が閉じ、さらに複数にわたり杭のようなものが縦に横にと現れ扉を封鎖していく。
Important message
マスターパスワードが打ち込まれました
これより、内部廃棄物の処理および、高熱処理を行います
「……どうやら、機械を持ち出すことに成功したようだなっ!」
「結果良ければすべてよしってわけがあるかっ!」
胸を張って、ドヤ顔をする仄に突っ込むラッセルであった。
【第一階層 遊戯室にて】
「SF映画ってのはパニック要素ありきだからね。武器になりそうなものでもあればいいんだけど」
ビリヤードのキューをみながら、ねむるはそうひとり言を言う。
おもむろに、キューの先端部分を足でてボキリと折る。
「よし、即席とはいえ槍の完成。何かあればこれで自衛くらいはできるでしょう」
その槍が通じる相手であれば良いのだが、武器があるのとないのでは心持ちが違うようだ。
「変な夢に妙な場所……、正直状況は全く把握できていないけど……やれることはやらないと」
さて、と武器も出来たことだし次はどこへ行こうかとねむるは思案する。
(たしか、二階層に行ったグループがあったと行っていたな)
先ほどの操縦室での言葉を思い出し、ねむるは第二階層へと行くことを決意したのであった。
さて、操縦室へもどるとモアイAIのプロメテウス君の目が開いていることにねむるは気づいた。
『ただいま、廃棄中…………』
そんな文字が躍っているのが分かる。
一瞬だけ、ねむるは足を止めてその光景に首をかしげた。
たしか、来たときはそのAIは完全に停止していたはずだ。
だがしかし、現在は何らかの影響によって稼働している。
まぁ、原因はラッセルと仄なのだが、ねむるはその光景を見ると第二階層への道を急いだ。
【第一階層 水槽の部屋】
「あれは多分ギリシャ悲劇……かな? 語り部が二人いるのは、えーと、アイスキュロスの劇だっけ? かなり前にお母さんに聞いた話だから、正しいかどうかわからないけど……」
みゆきが多くを喋り、海が頷いて話を聞いている。
近未来に出てくるような無機質で整然とした鋼色の廊下を歩きつつ、二人は水槽の部屋にたどり着いた。
「……ちょっと何か分からないですぅ」
植物に詳しいみゆきが、つくなり植物の一つを調べてみるが、すぐには思いつかない。
探検部や漫画の資料で植物について調べていたと海にみゆきが語っていたため期待はしていたが、それはどうやら難しかったようだ。
『わかれてさがしてみる?』
「うん」
海の提案で、二人は別々に部屋を探し始める。
(まぁ、宇宙にいる以上、水は大事だもんね…ってこれ普通の水じゃないのかな、なんか植物とか生えてるみたいだし……触るのは……まずいよね)
おっかなびっくりと海はそれぞれの植物を見ていく。
(普通に地球にもありそうな植物なのかそれともみたこともないような全く未知の植物なのか……あと、この部屋は水槽だけなのかな?)
水槽だけである。
壁や床を見てみるが、見ただけではスイッチやそれらの類のものがあるかどうかは分からない。
「――あっ!」
その時、みゆきが何かに気づいたように声を上げる。
(ひょっとして、これって実験なの?)
植物、水、そして植物が植えられている土のようなもの。
植物はさまざまな種類が有り、まるでそれらはそれぞれの中の植物が比べられているようだ。
しかし、確信を持っていないためまだ断定は出来ない。
『どうしたの?』
海が近寄ってきて、聞く。
「……あ、なんでもないですぅ。勘違いだったみたいですぅ」
慌てて否定するみゆき。
ならよかったと、海は気になる場所をまた探し始める。
しばらく探してから、二人は、いったん操縦室の方へと引き返すのであった。
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担当ゲームマスター
じんの
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漂流 ~宇宙にて~
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月20日
参加申し込みの期限
2014年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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