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<高給&メリット満載>代理出席ウェディング
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【プログラム 0 受付】
結婚式当日。開始よりはまだかなり余裕がある時間に、受付担当のメンバーが集まった。設営場所は寝子電スタジアムの、正面入り口入ってすぐ。
「楽しみですね結婚式。花嫁さん、きっとすごいお奇麗なんでしょうね」
期待に胸膨らませながら、受け付け回りの準備を急ぐ
塔ヶ崎 璃亜
。レンタルした、ひざ丈のベージュのドレスをまとい、黒のボレロを羽織っている。
「ですね。式が滞りなく進むように、できる限りの協力をしてあげましょう」
並んで受付を担うのは
御巫 時子
。こちらは着物姿で大人びた印象を与える。
「今日一日、会社の事務仲間として一緒に頑張りましょう」
「はい」
2人とも髪をアップにし、どこか似たような雰囲気を持っていた。自然と作られる優しい微笑みは、受付には適役といえる。
「有留さん、楽しいバイトを紹介してくれてありがとうございます」
同じく、新郎の会社後輩役にて受付を任された
梅戸 有留
、時子に頭を下げられ慌てて胸前で両手を振った。感謝されるのに慣れていないのだ。
「そんなそんな。僕も知り合いの人が一緒だと心強いので、御巫さんも登録してくれて嬉しかったんだ」
情報サイトといったものとは無縁の時子。
前回のアルバイト
で有留と仲良くなり、ちょくちょく連絡を取り合ううち、今回のアルバイトも紹介してもらった。2人はすでに友達であり、バイト仲間でもあるのだ。
「梅戸、今回も頑張ろうな」
こちらも有留とは何度かアルバイトを共にした
八神 修
。スタッフとして式に参加するため、格好はフォーマルスーツをピシッと着こなしている。
「うん、よろしくね」
「さっそくだが俺から仕事を与える。カメラを携えて式と披露宴に密着してくれ。一生の宝になる写真を撮ろう」
カメラと撮影班の腕章を渡され戸惑う有留。
「僕、あまりこういうの得意じゃないけど……」
「なあに、技術的な部分は真心でカバーさ。気持ちさえこもっていればなんとでもなる。俺はスタッフとして色々動かなくちゃならないから、あまり撮れそうにもない。頼んだぞ」
そう言うと、ビデオの編集が残っているから、と控え室へ消えていく。この日のために鋭意作成中のメモリアルビデオは、まだ数人の撮影が終わっていなかった。受付が済み次第、順次残りの撮影をしていく手筈だ。
「あ、一組目の方がいらっしゃいましたよ」
璃亜がかしこまる。スタジアムの外、招待状を手にした、晴れ着姿の男女がこちらへ歩いてくる。
「どうやら新郎側の方のようですね。顔合わせのときに見たような……」
言いながら時子は、記帳のための名簿を受付台に並べ始めた。
「代理仲間の人でも、できる限り丁寧に対応しようね」
有留のモットーは、給料以上の働きをすることだ。
「はい」
璃亜と時子、同時に元気よく応える。
その一組目というのは、
北園寺 衝
と
常闇 虚
の男女2人だった。
「えーっとつまり俺は、新郎の高校時代の同級生設定である常闇さんの、彼氏というわけね。つまり俺は新郎とは面識がない、と」
おでこに手を当てながら衝、虚に言われた説明を復唱する。事前顔合わせで知り合った2人、その場のノリで友人カップルとして参列することに決めたが、どこでボロが出てしまうか分からない。口裏合わせを念入りに行っている。
「そう。私もあまり宇品君とは親しくない設定よ。卒業式以来の再会ね」
「え、親しくないのになんで式に呼ばれるわけ? そもそも高校時代の異性の友達を呼ぶのも変じゃないか?」
「確かにそうね。なら同じ委員会に所属していて仲が良かったことにするわ」
「何の委員会?」
「……文化祭実行委員会かしら」
「ふうん、まあいいけど」
「他もろもろ、流れに任すことになるけど。ちゃんと私に話を合わせてね」
「了解だ」
スタジアム入ってすぐ、受付の3人に笑顔で迎えられる。
「こんにちは」
「あ、本日はおめでとうございます」
手早く記帳を済ませ、説明を受ける。
「式の時間になりましたらお呼びしますので、あちらの控え室でお待ちになっていてください」
代理出席のアルバイターたちが続々とスタジアムへとやって来る。いよいよ、メリット満載の代理出席アルバイトが開始されようとしていた。
新郎側控え室では、
旅鴉 月詠
が参列アルバイターに目を光らせていた。彼女自身は男性モノのフォーマルスーツを着こなし、今日一日スタッフとして動く段取りだ。まずは今回の参加メンバーの中で、参列するにふさわしくない格好の者がいないか1人1人チェックしている。思い当たる節は何人かいる。
「いた」
あらかじめ目をつけていたのは、新郎弟役の
御剣 刀
。
「御剣は制服で参列するのだな」
「ああ。前日にしっかりアイロンかけてきたぜ。キマってるだろ?」
確かに、毎日校庭を駆け回っては制服を砂埃まみれにしている御剣にしては整っているな、と感心する月詠。しかし念には念を押さなくてはならない。
「な、なんだよ」
爪先から頭まで、まじまじとチェックする。
「ん、これは何だ」
襟元にある丸いシミを発見する。
「パスタのソースか?」
「あ……これはもしやこの間の……」
二日前の疑似家族会議を思い出す。
「まだまだ詰めが甘いな」
当惑する刀の手を引いて、控え室の奥へと連れて行く。
「来い。ふさわしい衣装に着替えてもらう」
剣道部の先輩後輩の間柄である、
月守 紗智
と
矢萩 咲
も控え室に到着した。
「咲先輩も来てくれて本当に良かったですー。1人じゃ不安だったんですよー」
「結婚式の代理出席とは興味深いからな。今後の勉強にもなる。誘ってくれてありがとう月守さん」
「お給料もいいですしねーいやーいいお仕事です」
「そうだな」
興味があるから、という建前で参加した剣道部部長の咲だったが、その実、苦学生をしている紗智のことが気がかりだったのだ。お金に釣られて怪しい輩に騙されないか、紗智を見守るために付き合っている。
「それにしても咲先輩のドレス、ちょっと地味すぎませんか」
「そ、そうか?」
一緒にレンタル衣装を選んだ2人。紗智は滅多にこんなの着れないからと、大胆なドレスを選んだが、咲は控えめなものに止めていた。
「もっと出すとこだしましょうよー」
「いや、そんなこと言われても……」
そんな問答の2人に忍び寄る月詠。
「私も地味だと思う」
ボソッと咲に耳打ちする。
「花嫁より派手になるのはいただけないが、地味すぎるのもどうかと思う。式に花を添えるのが私たちの役目だからな」
グイッと咲の手を引く。
「え、ちょっと……」
「もっと若々しさにあふれたものにチェンジしよう」
「ちょっと、ちょっと、月守さん助けてっ……!」
「先輩いってらっしゃーい」
笑顔で手を振り見送る紗智。先輩の派手なドレス姿が今から楽しみだ。
「私は破廉恥な格好は気に入らないんだ! 頼むから放してくれ!」
咲の悲鳴に聞く耳持たない月詠は、心の中で「剣道部には手のかかるのが多い」と愚痴っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月09日
参加申し込みの期限
2014年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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