this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<高給&メリット満載>代理出席ウェディング
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
14
つぎへ >>
【プログラム 1 結婚式開式】
いよいよ結婚式開始の時刻になる。控え室に集っていた参列者が、スタジアムフィールド内へと足を踏み入れていく。天気は雲一つない晴天。まさに晴れ舞台にふさわしい恵まれた一日となった。
「えーっと、お兄さんはどこに座ればいいのかな」
席次票に目を落としながら、黒タキシードの
霧生 渚砂
がつぶやく。いつもは内職で一人のアルバイトをこなすことの多い渚砂だが、今回は社会勉強を兼ねて参加。詳細を聞いてみるとどうだろう、なんと新郎が記憶喪失というではないか。
「お兄さんと同じ境遇の人がいるなんて、ちょっとシンパシー感じちゃうな。なるべく近くで見たいけど、友人としての参加だからどうだろうな」
席次票には披露宴の席しか書かれていない。結婚式は各自自由のようだが、前の方に座るのは常識に欠けている気がした。
「何かお困りですか?」
スタッフとして、式の準備を手伝っていた
檜扇 舞華
が声をかける。
「新郎の友人はどの辺に座るのが良かろう?」
「新郎側でしたら、神父台に向かって左側になります。友人の方ですと3列目以降がよろしいかと」
「なるほど。ありがとう若者!」
「(若者……?)はい、失礼します」
「あの言葉遣いのおかしい人、ちょっと注意が必要ですね」
赤いパーティドレスを着て、新郎の幼なじみとして参加の
小刀祢 雫
。「何でも屋」の彼女に与えられた任務は、他の代理出席チームとは少し異なっている。すなわち、怪しい者がいないかチェックを怠らないこと。
「少しでも怪しい言動をしようものなら、退場していただくことも視野に入れないとなりません」
「他にも怪しげなにおいのする人、結構いますよ叔母さん」
「え、なんですって?」
「間違えました、雫姉さん……」
雫の姪、
小刀祢 切奈
は肩をすくめる。新郎の妹的幼なじみとして参加する切奈であったが、自分はいいとして、年齢を7くらい鯖読んで参加する叔母にはいかがなものかと感じている。しかしそんなことは口が裂けても言えない。退場レッドカードを食らったら、この後の披露宴でのフレンチが堪能できなくなってしまう。なんてこと考えているとお腹がグーと鳴るのだった。
「とにかく切奈の言うとおり、この式、ただでさえ新郎側全員が代理出席、平穏なままでは終わらない予感がビンビンしますわ。補佐頼みましたよ」
「はい」
「お隣、空いてます?」
相手が答える前に、渚砂は席に着く。
「いやあ、いい天気だね」
「ああ、暑くて死にそうだ」
気安い渚砂からなるべく距離を置くようにして、
碓氷 真理
はうつむき加減で投げやりに応じる。生きるためには働かないといけない。が、自分にとって今回のバイトは地雷だった。給料が良い上に食事にありつけるなんて、と思わず登録してしまったが、考えてみれば自分は人嫌いで、その上笑顔を作ることが大の苦手だ。
「いやあ、本当に良かった良かった。一生の思い出に残る式になるといいな」
その点、隣に許可もなく座ってきたこの能天気そうな男は、カラッとした笑顔を自然に作っている。彼を真似て笑顔になろうとするが、頬の筋肉が今にもつってしまいそうだ。
「そうそう、実はね」
真理の耳元に顔を寄せてくる渚砂。思わず「ひっ」と声が漏れてしまう。
「自分も実は記憶喪失者でね。どうしても新郎に伝えたいことがあるんだ。もしかしたら協力してもらうかもしれないから、そのときはよろしくね」
聞いてもいないのに次々と言葉のマシンガンを撃ち続けてくる。
(なんて馴れ馴れしい奴なんだ……やめてくれ、まだ一日長いんだ……疲れる……私を1人にして)
「ほっといて!」
気持ちが暴発し、思わず言葉を荒げてしまう。渚砂の目が点になる。
「おーい、せっかくおめでたい日なんだから、喧嘩とかやめようぜ」
同じ列に座る
トーマス・ジャスティン
がたなだめるように言った。
「全くだ。それにヘマをやらかして給料を減らされては元も子もない」
さらにその隣、
篠崎 響也
も続いた。どうしても欲しい音楽道具があるため、この仕事を滞りなく終わらせたい。従兄弟という設定で誘ったトーマスと一緒に、最高の式を演出しようと決めている。ちなみに2人、年齢は同じだが、トーマスは年上に見えるため、21歳という設定にしている。
「若者たちの言うとおりだね。仲良くやろう」
(いや、だから放っておいてくれ……)
「お、式が始まるみたいだぞ」
響也の横、会場真中通路を神父が横切っていく。
スタジアム内にアナウンスが流れた。
「それではこれより、新郎宇品 守、新婦永作 真里の結婚式を行います」
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<高給&メリット満載>代理出席ウェディング
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月09日
参加申し込みの期限
2014年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!