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【ダイ ニマク】
……気が付くと彼らは豪華絢爛な施設の中、エントランスホールに佇んでいた。
左右と中央に廊下が伸びており、すぐそばにはパソコンとフロントが確認できる。
だが、一緒にいたはずの十数名の姿がない。
慌てて付近を捜索する面々。
「あんなところに……」
廊下の10m前方、仲間の姿を視認した
月居 歩
が手を伸ばす。
その指先が透明の硬質な物体に遮られてしまった。
「なんだ……? 見えない、壁……?」
ガラスがはめ込まれている形跡はないのに、月居の体は廊下の境目から前へ行くことが出来ない。
「駄目だ! まるで圧縮された空気が固体になっているようで進めないぜ!」
伊予も得意の蹴りで透明の壁を破ろうとするが、全くビクともしない。
廊下の向こう側の仲間も同様に壁を叩くも、何の変化も見られない。
更にお互いの音声も聞こえない。これでは会話もやり取りは無理である。
また10mほど互いに離れているため、筆談のやり取りも厳しそうだ。
「なぁ……、出入り口がないのは、俺の錯覚か……?」
桜井 ラッセル
が頭を掻いてぼやいていた。
「錯覚じゃ、ない、のう……」
立井 駒鳥
も背後の壁を手で確認するが、出入り口らしきものは存在しなかった。
つまり、閉じ込められてしまったのである。
「神魂の影響で出来た施設だ、何があってもおかしくないだろう」
シグレは腕を組むと、同じ部屋に飛ばされた面々を集めてこれからどうするか話し合おうとした、その時だった。
『あー、あー、音声入ってるかな? ン、ン~ッ! レディース、エーンド、ジェントルメーン! ウェルカム トゥ ザ ホープレス オペラァーッ!』
「その声は、七男……!」
風雲児が声の出処を探るため、周囲を注意深く見渡す。
「あら? パソコンから聴こえてくるわね?」
ブリジット・アーチャー
はいち早く声ので元を特定し、パソコンを調べだした。
「気を付けろ、罠かもしれねえ」
ジニー・劉
は警戒をするが、ブリジットは余裕でいじくりまわしている。
「これね。って、ボイスチャット機能?」
「よく見つけたね! でも君たちからの質問は答える気はないからよろしくね!」
やけにテンション高い殺人鬼にイラッとしながら、閉じ込められた彼らはやむなく耳を傾けることにした。
「本日は当オペラハウスにご来場頂きまして誠にありがとうございます。当館の館長はこのぼく、七男だ! 残念だけど、ここから自力で脱出はできないと思ってくれたまえ。ノコノコと誘われて袋小路だなんて、まったく間抜けにも程があるよ、あはははっ!」
高笑いする七男の声に、
双葉 仄
が思わずパソコンに駆け寄ってまくし立てた。
「ナナオ。答える必要はない。だが、私は疑問がある。ガス爆発の事件、調べさせてもらったぞ。職務怠慢でなければ、この件は叢雲の力が働いている。次に二重人格になる理由、髪が白くなる理由は想像付くし、あの日の参加者から詳細は聴取済みだ。だが菜々緒は自分の性的虐待を知っていた。二重人格になるのは辛い現実を受けているのは自分ではないと思うためだ。自然とその記憶は封印される。……お前は何から菜々緒を守ってる。それとも……作られた?」
七男は答えない。
それでも双葉は一方的に自分の意見を述べ続ける。
「ナナオ、この件には叢雲が介入している。なぜだ? 善意でか? 違うのはお前がよくわかっているよな? じゃあ、一体? このまま終われないだろう? 奴らの行いを白日の元に晒さねばな」
「的外れもいいとこだ。ちゃんと調べたのかい?」
不満そうな七男の声。
「質問の内容は答えない。でも、答え合わせくらいはしてあげよう。……30点だ、及第点も与えられないよ、これじゃ」
「おい、叢雲の件は黙ってろって言っただろ?」
劉が双葉をパソコンから退くように手で払う仕草をした。
「だが劉、ここには“関係者”しかいない。背後関係を明るみにしたほうが、ナナオを突破しやすいかもしれないぞ?」
「でもよ……」
劉はチラリと周囲を見渡した。
叢雲という単語に顔が強張る数名の協力者たちに、精神面の消耗を防ぐためにも双葉の首根っこを掴んでフロントから引っ張り出した。
「女性恐怖症の俺が、なんでこんな事やらなきゃならねぇんだ……」
自己嫌悪する劉が、双葉の代わりに自分自身がフロントに腰掛け、七男と音声で対峙する。
すると七男はパソコンのデスクトップに貼り付けてあるテキストファイルを開くように指示した。
劉が開くと、ポップアップで時限装置らしき時計のアニメーションが起動する。
「ルールを説明しよう。今、起動したのは館内の至るところに仕掛けた爆弾の時限装置だ。このオペラハウスは自力で脱出することはまず不可能! 脱出するためには、僕の“マスターキー”を使うしか手段はない。脱出したければ、3時間以内に僕を見つけ出すことだね。もっとも、僕の居場所は教えてあげないけどね!」
「テキストを開くと時限装置が作動する仕組みってわけか、ナメた真似しやがって」
七男の勝ち誇った言いぶりに劉は我慢できず、煙草に手を伸ばした。
「君たちは大方、あの占い師を助けに来たんだろう? いいことを教えてあげよう。中央エントランスから真っ直ぐ行った小ホールに彼女はいるよ。無論、生きている」
中央エントランス、つまりシグレたちの通路の先にレディ・ロゼッタがいる!
「ヒントはテキストに残しておいた。うん、ぼくは優しいんだ。ワンサイドゲームじゃ面白みに欠けるし、リスクあってこそ願いは成就されるってものだ。君たちの内、何名がぼくのいる場所へ到着出来るか、楽しみにしているよ!」
プツッとそこで音声が途切れた。
「おい、セブン! こっちは聞きたいことが山ほどあんだよ、聞いてんのか? ……駄目か、チッ」
劉が舌打ちをすると、突然、混線気味に2人の声がボイスチャットで聞こえてきた。
「おーい、誰か応答してー!?」
「聞こえる? 返事して!」
「……同時に喋るな、誰だか分からねえだろうが」
ダウナー気味に呆れる劉。
通話相手は互いに遠慮しつつ、名乗り始めた。
「えっと、じゃーウチから。こちら西館エントランスの
おりおん
でーす。現在、8名が袋小路なう。透明な壁で行き来できねーし、唯一の意思伝達はこのボイチャだけっぽいね。一応、フルネームでこっちにいる面子を敬称略で伝えるわ」
浅山 小淋
後木 真央
オーマ・トンノ
刻人・F・ミセリア
志波 武道
高梨 煉
七緒 璃音
望月 神無
「以上ー。もうひとり、東館の人よろー」
「こちら東館。ボイチャを担当することになった
神野 美野梨
よ。こちらは10名が閉じ込められたわ。同じく敬称略で伝達するわね」
犬神 花梨
恵御納 夏朝
尾鎌 蛇那伊
神野 美野梨
吉祥寺 黒子
クロウディア・W
島野 夏帆
鈴野 海斗
セルゲイ・ボスコフ
月居 歩
「以上よ。それと……、ごめんなさい。島野さんと鈴野さんが止める間もなく真っ先に奥へ飛び出しちゃったの。それを追うように他の人たちも既に奥へと探索を開始しているわ」
「マジかよ……! いや、結果オーライか?」
劉は3時間後に館内の爆弾が爆発することと、ロゼッタの居場所を2人に伝達した。
「――で、セブンいわく、ヒントがこれだ。今から言うからメモしておけ」
開いたテキストの文面を、一語一句間違えないように彼は読み上げ始めた。
キハユデアペシスユウアデシス
トスキデシストペアデアオアスユラ
ユデクラミハシデシス
ミデシウミオミウシスシウ
ユハキスユデアハアオユハトス
「ぼくの殺意は、『君たちの一歩先を行く』」
「恐らく、館内に解読のヒントが散らばっているはずだ。何かあったら報告してくれ」
「西館りょーかい、早速やってみるわ」
「東館了解よ。……恵御納さん、尾鎌さん、みんなに言伝お願いします」
近くに残っているらしい恵御納と尾鎌に伝言役を頼む神野だった。
こうして、残る中央エントランスには数多くの協力者が集結することになった。
その人数、29名。
雨寺 凛
新井 米太郎
維都月 茉菜
稲場 舞
戌井 創
伊予 祐
小山内 海
鬼崎 あやめ
北原 みゆき
霧切 翠子
霧生 深雪
黒依 アリーセ
桜井 ラッセル
桜庭 円
シグレ・ナイトウォーカー
ジニー・劉
添木 牡丹
立井 駒鳥
常闇 月
八十八旗 信彦
日暮 ねむる
風雲児 轟
ブリジット・アーチャー
御剣 刀
森 蓮
八神 修
雪見 大福
李 小麗
双葉 仄
広い空間でも、流石にこの人数がいるとかなり賑やかだ。
彼らはまず、この先にいるロゼッタの救出へ動く者と、体力を温存して七男のもとへ向かう者、そして暗号解読の3班に分かれることにした。
早速、救出班が目の前の小ホールの扉の前まで急行する!
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
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定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月29日
参加申し込みの期限
2014年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月05日 11時00分
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