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【改めて現場検証】
同時刻。マリンパラダイスには、ねこったーの騒ぎを聞きつけた
秋ノ宮 こまち
の姿があった。
「ペンギンさんが心配ね…私も何か力になれないかしら……」
館内に入りながら、こまちが呟く。
ねこったーの情報を元に、ペンギンとろっこんの可能性を悟ったこまちであったが、実は水族館に来るのはこれが初めてだ。
屋外と繋がっているペンギンの展示場に行くまでの間──自由に泳ぐ魚の群れや見た事もない深海生物まで、何もかもが彼女の瞳を誘惑してくる。
こまちがそれを我慢し振り切って、わき目も振らないように渾身の力をこめてペンギンコーナーの展示場まで辿り着いた時──そこには、先客がいた。
鋭い眼差しに、常不機嫌そうな顔。一足早く車を呼びここまでやって来た
弘明寺 能美子
である。
しかし、こまちにとっては慣れない水族館、見たところ能美子は同年代のようだ。寝子校の生徒かもしれない。
「こんにちは」
こまちは安堵したように、能美子に声を掛けた。しかし、
「……何?」
返事は余りにもそっけなく。
彼女は普段は入れない柵の中を凝視していた。
もしかしたら話し掛けてはならなかっただろうかと不安に思いつつも、こまちは勇気を出して話し掛けた。
「ペン太郎君──」
途中まで告げたその瞬間、能美子が僅かにぴくりと跳ね上がった。その反応に、こまちは少し安堵する。少なくとも全く無関係な人ではなさそうだ。
「もしかして、捜してる方、よね……?」
「わ、悪いっ? 捜してちゃ──!」
能美子の怒りの鬼にも似た形相にもたじろかず、むしろその言葉に少しの安堵を完全な安心に変えて。こまちは笑顔で能美子へと微笑みかけた。
「柵の中をずっと見ていたから、もしかしたらと思って。
もし今飼育員のいる中に入るなら、1人ずつよりも2人一緒にいった方が説得力があると思うの。
……一緒に、捜さない?」
「……………」
こまちの様子に、能美子は心外から、非常に複雑そうな表情へと顔を変えて相手に向けた。
「……どうしても、って言うなら。付き合ってあげなくもないけど──って、勘違いしないでよね! 二人の方が効率がいいからに決まってるんだから!」
ペンギン達のいる中まで入りたいが一人では──という図星を突かれ、思わず言い訳をする能美子だが。
こまちは悟る。ああ、こういうひとなんだな。そう思うと、微笑ましくて思わず一つクスリと笑みを零した。
「それが、ある日を境に急に元気がなくなってしまったんだよ。それ以来、ずっとぼんやりしていて元気がなかったんだ」
悲しい事に冷やかしも多いらしく、この事件に関連付けて中に入りたがるマニアがいるようだ。外を捜すのには人手は足りないが、他のペンギンもいる。冷やかしの対応までは手に負えない。
そんな最中、やはり二人だったのは功を奏したらしい。こまちと、年上にも敬語は慣れていない能美子の必死の説得に、飼育員は納得した様子で彼女らを中に入れてくれた。
飼育員の後に続きながら、二人はその説明を聞き歩く。
「個性? それが凄く賢い子でね。水中からのジャンプが大好きで。トボガン…ああ、氷上や砂浜などでは腹ばいになって滑る事なんだけどね。それが得意で良くやっていたなぁ……」
思い出しながら涙ぐみ始めたその言葉を、こまちが慰めている間に──能美子はふと不思議な光景を目にした。
目の前に壊れたベニヤ板が転がっている。
中央には穴が開き、更には何者かに引き倒され衝立部分は完全に破壊され伏せられていた。
「……………」
能美子は、それに何かを感じ取り、躊躇いがちに己のろっこんを発動させる。
【発動条件】
対象物を手に取りじっと見つめる
【能力】
壊れたり破れたりした物について、そうなる前の姿が脳裏に浮かぶ。
まぶたの裏側の更に奥、そこには『冬にまた会おうね!』と文字のふられた、仲良さそうに2羽揃って歩くイワトビペンギンのポスターが貼られたベニヤ板があった。
「……あ、あの、逃亡したペンギン以外にも、冬までいなくなるペンギンがいたんですか?」
「え? ああ、そこのベニヤ板だね。一緒のペン太郎も良く撮れていたんだけれどもなぁ。
一時的な誘致でペンギンが1匹、」冬になるまでこのマリンパラダイスを離れて本土へ向かった位かな……また会えると分かっていてもあれは悲しかったねぇ」
能美子が問い掛けている間、こまちはペンギンコーナーの一角に非常に水辺と柵が近くなっているところを見つけた。
「弘明寺さん、あれ!」
こまちの声に視線で追えば、ペンギン宿舎内の柵は現状維持の為に開いており、そしてその先には──先へとだけ伸びていく氷の道が。
能美子がそれを確認し、急ぎ携帯を取り出しねこったーに文字を打ち始める。
『マリンパラダイス。ペンギンの展示場に氷の起点と思わしき場所発見。
その日、本土から冬までの誘致があって、一匹のペンギンがいなくなった。
脱走ペンギンはもしかしたら本土方面に向かった可能性あり』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月05日
参加申し込みの期限
2013年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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