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【セイガの塔・1】
桜井は無事にセイガに到着し、逆巻に敵の情報を伝達した。
<亜人機動前衛部隊>
ハイデーモン1体 デーモン3体 オーク重装歩兵3体 ゴブリン弓兵4体
<亜人機動主力部隊>
ハイデーモン2体 デーモン5体 ゴブリンテイマー2体 ゴブリンシャーマン1体: オーク重騎兵2体
<進行形路>
現在、鈴島から地上部隊の揚陸待ちの模様
<塔までの距離及び予想到達時間>
2km前後 あと15分程度で開戦
そして、死に際の桜崎の伝言は、逆巻の機嫌を明らかに損ねたようだ。
「でも、ただ黙って喰われるのも癪だよね」
やることは変わらない。塔を守り、敵を迎撃する。ただそれだけだ。
逆巻は伝言を素早く防衛隊に伝播させ、この塔の管理者にも謁見して伝えておく。
「分かりました、首尾よくお願いしますね」
自称シヴィラ(巫女という呼び名を好まないようだ)の
エレン
が尊大な態度で告げた。
「エレン、兵を借りたい。こちらより低い場所から敵が来る場合に備えて、丸太や岩などを上から転がすトラップも用意したらどうかな? 時間稼ぎになるかも」
この提案をエレンは承諾。
兵士5名を罠設置に向かわせた。
「エレンは塔内に待機しててほしい。こちらからも塔内に護衛を置こう」
逆巻はそう言うと
天満 七星
と
澪乃 澄佳
に護衛任務を依頼する。
天満は「はい、この世界に呼ばれた際に目覚めた力が役立つのであれば喜んで!」と2つ返事で引き受けた。
だが澪乃は明らかに戸惑っていた。
「なしてあたしなんかが呼ばらさるの……? 強くないし、戦えないのに……」
異世界に飛ばされた彼女にとって、血生臭い戦争は無縁の代物であった。
だが、戦いに身を投じなければ喰われてしまう。
2つの恐怖の狭間で、彼女は既に恐慌状態に陥りかけていた。
そんな澪乃のそばに、褐色の肌の不良風の少年がやってきた。
「逆巻、荒事は男に任せてや!!」
浅沼 柳司
が澪乃を庇うように前に進み出た。
「俺のろっこんは空戦向きやから、最初から塔の屋上で戦おうと思ってたんや。せやから、澪乃の代わりは俺がやる!」
そして浅沼は怯える澪乃にニカッと笑顔を向けた。
「そない怯えてもうて。でも、もう安心や。塔の中に避難しとき」
「なして……?」
「ん?」
澪乃は小さな声で疑問を漏らした。
「なして柳司くんは戦えるの? あたしは怖くてしかたがないのに……」
この問いに、浅沼は努めて笑顔で答えた。
「男は戦わなアカン時があるんや。それが誰かを守るための戦いなら、尚更や!」
澪乃はこの答えに胸を打たれた。
誰かを守るために……、このまま何もしない訳には行かない!
「あ、あの! 天野くん! あたしも、戦うべさ! 柳司くん! 七星ちゃん! 足引っ張らないようにするから、一緒に頑張るべさ!」
澪乃が覚悟を決め引き締まった表情を見せれば、浅沼と天満はこれを快く受け入れた。
「そうと決まれば、僭越ながらおふたりに弓の指導をさせていただきますわ。これから鍛錬のための"弓道"ではなく生きるための"弓術"を使いますの。兵士さん、お手伝い願えますか?」
頼まれた兵士とともに、地上で弓の指導を受ける澪乃と浅沼。
この世界で超人扱いの2人は、あっという間に洋弓の扱いを心得ていく。
天満は空の守りがこれで手厚くなれば、と祈っていた。
その頃、地上部隊では。
望月 神無
が自身の食べかけのチョコレートを兵士たち全員に分け与えていた。
「甘いものは気分が落ち着く。食べとけ」
兵士たちは手渡された黒い板を物珍しそうにしばらく眺めていたが、意を決して齧り付くと甘味に思わず顔を綻ばせていた。
これで彼女のろっこん『ショコラーデ・ゲフュール』の下準備は整った。
そこへ顔見知りの
日月 透
が手を出してきた。
「私にも1つ下さい。これからエネルギーを大量に消費しそうですので」
望月は彼の言っていることを察し、無言で板チョコ1枚丸々差し出した。
「ありがとうございます。先ほどエレンさんから塔の1階の使用許可が降りました。野営病院とまではいきませんが、傷の手当てが出来るでしょう」
「日月先生がセイガ防衛で助かりました。俺も安心して戦えます」
「神無さん。私がいるからって怪我をしていいってわけではありませんからね?」
日月は低テンションのまま念を押した。
「でも、無茶をするなといっても無理でしょうね。なら、私は出来ることをするまでです」
「……ま、最大限の善処をしますよ。俺も、やれることをやるだけですから」
望月は支給された長剣を日月に見せながら板チョコを噛み砕いた。
市橋 誉
は護衛の兵を連れて、あちこちに黒炭でピアノの絵を描いていた。
「よし、これで敵が踏めば音が鳴って、侵攻状況が分かるぞ」
所謂、鳴り子の代用である。
そして市橋が選んだ武器は槍。
「初心者は槍がいいって聞いたことがある。巻き技や突き技の簡単なものを教わろう」
彼もまた兵士に基礎を叩き込まんでもらえば、もれいび補正ですんなり習得してしまった。
これなら対等にデーモンと戦えるだろう。
だが、市橋は違和感を感じている。
「おかしいな……。確か、もうひとりいたはずだ……」
セイガ防衛に来たのは8名。
だが今いるのは7名しかいない。
「逆巻、セイガ防衛、8人目って誰だ?」
市橋の質問に逆巻の手が止まる。
彼は自身のろっこん発動のための魔法陣を、塔の入口前と塔の内部(1階と結界コアの部屋)に描いている真っ最中だ。
とても緻密な文様なので、とても時間が掛かる。
その為か、彼はすぐに作業を再開しながら端的に答えた。
「知らない。僕はここに来てから、7人しか見ていないし」
「そうか……。作業中に悪かった」
市橋は邪魔しないようにその場から離れた。
(……なんだろう、嫌な予感がする)
市橋は敵が進軍してくるであろう南方を目を凝らして眺めていた。
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担当ゲームマスター
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深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月19日
参加申し込みの期限
2013年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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