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【サクラの塔・3】
空は雲が風で流れて快晴。
塔の入口から顔を出し、ゼシカは青空を眺める。
「主よ。勇敢なる戦士たちに、神のご加護を」
戦に出陣する方々の武運を祈り十字を切った。
日本の巫女服に近いローブを身に纏った折口は、サクラの塔周辺の街の住民の避難を促していた。
袖口に紅い縫取りが施された白装束に襷掛け、加えて黒い硬革製の胸当て防具と両腕には肘から指の付け根までを覆う紺の手甲という、軽装ながらも万全の構えだ。
下半身は、緋色袴に白足袋&草鞋といった出で立ち。
姫カットのロングヘアーを振り乱して走り回る。
「ここは危険です、すぐに結界の強い場所へ!」
巫女ミヤコの指示を仰いだ彼女は、結界の強い場所(現実世界だと寝子島大橋付近)へ彼らを誘導。
「子供たちは、私が守ります……!」
折口は開戦ギリギリまで住宅街に取り残された人がいないか奔走する。
亜人の雄叫びが戦場に響く。
それが合図となって、第一波の雑兵たちが進撃を開始!
そこへまずはノーラ率いる囮部隊が進み出た。
「来たな、豚鬼ども! この珠のようなスベスベ素肌を目に焼き付けるがいい!」
ずずぃ、とノーラはエリーを前に押し出し、その露出された健康美を惜しげもなくオークたちに曝け出した。
これにはオークたちは鼻息を荒くして、脇道に逸れていくではないか!
「よし、上手く釣れたわ!」
「えっと、私の考えた作戦なんだけど、ってキャーッ、オーク兵キモいーっ!」
色欲まみれの目付きで迫り来るオーク兵5体を本隊から上手く引き剥がすことができた囮班を見届けた壬生は、だるそうな声で号令を掛けた。
「火矢隊、5名、点火ー、一斉に撃っちゃっていいよー」
物見台から降り注ぐ燃え盛る矢尻が弧を描き、重装歩兵の足元に突き刺さった。
そして燃え広がる火炎に躊躇して進軍が鈍る敵側。
「よし、今がチャンスだ! 俺たちも斉射、いくぞ!」
東中居の号令で、通常の弓矢を装備している兵士たちと東中居が矢のスコールを降らせる!
指揮官の重騎兵は馬を引かせて矢の届かない場所へ。
重装歩兵は盾で矢を凌ぎながらも前進を続ける。
重装歩兵2体が第一防柵付近までやってくると、壬生は新たに5名にボウガンを持たせて指示を出す。
「よーく狙って。太矢は奴らの鎧を抜きやすいから」
そして彼女の号令で打ち出された短矢は、その言葉通り重装歩兵の甲冑にやすやすと穴を開けた。
しかし、数発受けたところで倒れてくれるほどヤワではないようだ。
防柵の破壊工作を始める彼らに、八神が火炎瓶を投げ込んだ!
炸裂する火炎瓶の炎が1体に燃え移り、地面をのたうち回る。
重い鎧を着ているせいか、倒れてしまうと立ち上がることが出来ないオーク。
やむなく鎧を脱ぎ捨て、身体に燃え移った火を消そうとした隙を東中居は見逃さなかった。
「もらった!」
放たれた矢は心臓の真ん中を綺麗に射抜いた。
追撃でクロスボウや長弓の矢の雨が全身に突き刺されば、完全に1体が沈黙した。
残る1体はふらつきながらも柵を破壊すべく斧を振るう。
相手も決死の覚悟なのか、一般兵の放った矢を受け止めながらも突き進んでくるではないか。
このままでは、と思われたその時!
「待たせたな! ヒーローは遅れてやってくるんだぜ!」
純白のスーツはヒーローの証!
寝子島ローカルヒーロー、白き閃光『ザ・ストレイト』、推参!
「異世界だろうが、俺の愛するこの島を荒らす奴は許さねぇ!」
ザ・ストレイトは両手に装備した盾を用いて、重装歩兵の間に割り込んだ!
斧の重撃をその体に受け止める!
思わぬ邪魔者に、オークは斧の衝撃の反動を抑えられずに態勢を崩す。
「今だ! ストレイトシールドバッシュ!」
盾の縁でオークの鼻先を力の限り突く!
鼻血を撒き散らしながら仰向けに倒れる重装歩兵。
そしてこうなってしまっては動きが取れないのが重装備の泣き所だ。
降り注ぐ矢と火炎瓶の餌食となり、あっという間に残すは指揮官の重騎兵のみとなる。
「大将に伝えろ。この倍の量は来ないと俺たちを突破できないとな?」
八神が不敵な笑みを浮かべて挑発すれば、重騎兵は一旦踵を返して後退していった。
一方、囮班はオーク兵に包囲されつつあった。
それでも逃げる3人。
「充分引き離しましたかと思われます」
レインが長剣を抜く。
「そろそろ反撃よ! 準備はいいかしら?」
ノーラもレイピアを構える。
唯一、肉弾戦のエリーはオークたちのイヤらしい目付きに苛立っていた。
「このぉっ! 女の子の敵! 成敗だよっ!」
エリーは不意打ち気味に身体を転身させて1体のオークの顎を蹴り上げた!
蹴り倒され、後頭部を地面に強打したオークは、仰向けのまま沈黙!
続けざまにノーラが素早くオークたちに近付いた。
そこへオークの剣撃が振り下ろされる!
かと思ったが、その軌跡はノーラの目の前で下ろされ、直撃することがなかった。
彼女のろっこん『ミス・ディレクション』は、特技を披露しようとすると必ず失敗するというクセの強いものだ。
おかげで彼女への攻撃は全く届かない上に、同士討ちまで起きてしまう混沌ぶり。
「やはり、早いところリミットオーバー(LO)しておくべきね」
レイピアで敵の鎧の隙間を突きながら、ノーラは思案顔でそう呟いた。
LO、この世界でろっこんの使用と引き換えに発動させるブースト効果の発動タイミングをノーラは見定めていた。
「欠伸が出るほど遅いですよ?」
唯一3人の中で武闘派のレインは、長剣でひと思いにオークの首を刎ねる!
さらに突っ込んできたもう1体のオークの喉元に剣先を突き立てた!
彼女らの流れるような手捌きにより、囮班もあっという間に殲滅完了。
「本隊と合流を急ぎましょう!」
ノーラが帰還を促したその時、彼女たちは運悪くオークの大群と鉢合わせしてしまう!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月19日
参加申し込みの期限
2013年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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