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希望<ネガイ>が現実<ホント>になるところ。それがらっかみ!
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【3】フジコちゃんのジェンダーフリー過ぎるWORLD
旧市街の自宅を出た
星山 真遠
は怪訝な顔で道をゆく。赤信号で歩みを止められ、腕組みで待つ。
歩行者信号が青に変わった。納得のいかない様子で歩いていく。
猫又川に架かる橋を渡った。数分で右手に桜花寮が見えてきた。逸る気持ちが歩く速度を上げた。
「久しぶりだな」
寝子島高校の正門を見て言った。
春休みの期間にも関わらず、門は開いていた。眠そうな目を開いて中に入っていった。
「何年ぶりかな、ここに来るのは」
左右の桜の花を見ながら東門を通った。
「あら、珍しい人物が迷い込んだようね」
女らしい言葉遣いを鍛えられた肉体美が易々と裏切る。
フジコ先生
は腰を振りながら歩いてきた。
「オカマなのか?」
「フジコ先生よ。あなたの身体は貧相だから、もう少しふくよかにしてあげるわ」
鋭い踏み込みで近づき、真遠の耳元に息を吹き掛けた。
「な、なにをした?」
「なにかしらね」
口元に笑みを浮かべたフジコ先生は第一グラウンドへと歩いていった。
真遠は校舎に挟まれたところを歩く。何げなく窓を見た。そこに映る人物に目を剥いた。
「これが俺なのか!?」
制服を着ていた。胸が苦しいのか。上のボタンを外した。
「背も縮んだのか?」
窓ガラスを鏡に見立てて身体を左右に動かす。スカートが捲れてイチゴ柄が覗いた。
「なんで女子高生なんだよ」
窓ガラスに近づいて自分の顔を見つめる。
「髪はミディアムでシャギーか。目は凛々しくて鼻筋が通っている。美人系だな。あと、この胸は」
恐々とした手で掴む。軽く揉むと膝がガクガクと震えた。
「この感度はダメだ。でも、柔らかいな。大きさは八十六センチくらいか」
窓に映る自身に惚れ惚れとした目を向ける。
「このスカートってヤツは心許ないな」
その場で軽くスキップをしてみた。胸が激しく上下に揺れる。慌てて両手で握ると、その場にしゃがみ込んだ。
「先が擦れて、ダメだ。激しい動きは絶対に無理……」
しゃがんだ状態で息を整える。世界の国の名を次々と挙げて冷静になった。
「よくわからないが、女子高生を楽しむか」
適当に歩くと他の女子生徒が目に留まる。丸い眼鏡を掛けていた。
「天然なのか?」
他には男子生徒もいた。怯えた様子で物陰に隠れ、刻むような小走りを続けた。
「まさか、元は女子とか」
見た目の性別が信じられなくなっていた。
「無理もないか」
迫り出した胸を軽く指で突いた。当たり所が悪くて、ひゃん、と奇妙な声が出た。
耳にした男子が足を止めてこちらを見ている。真遠は動揺を笑顔で隠し、なんでもないから、と否定の意味で手を振った。
「君、かわいいね」
「そんなこと……」
目を合わせることができない。その状態で足音が近づいてくる。
「ご、ごめん!」
真遠は背を向けて走り出す。胸が激しく揺れて、あん、と色っぽい声が漏れる。戸惑う目を講堂に向けて物陰に逃げ込んだ。壁に背を貼り付けた姿で息を殺す。
「……逃げ切れたか。反応が女子で、このままだと俺は」
喉の辺りを摩ると少し汗を掻いていた。
「食堂は開いているだろうか」
建物から顔を僅かに出して周囲の様子を窺う。誰もいないことを確認して速足で移動した。北校舎の一階のテラスから中に入ると自動販売機が目に付いた。
「助かった」
真遠は紙パックのオレンジを選んだ。表面に付いていたストローを伸ばし、紙パックに突き刺す。先端を咥えると勢いよく吸った。
「ん~」
甘酸っぱい味に身を震わせる。存分に吸い上げて紙パックは痩せ細った。振っても音がしない。名残惜しそうにゴミ箱に捨てた。
「すっきりした」
爽やかな笑顔となって外に出た。正門に向かおうとした足は行き先を迷う。
「このまま帰るのも、なんだし」
そこに二人組の男子が歩いてきた。一人がこちらに気付いた。少し驚いた顔で隣に囁く。
「凄い美人がいるんだけど、知ってるか?」
「いや、見たことない」
興味を持ちながらも声は掛けて来なかった。真遠は聞こえない振りをして歩き出す。
「恥ずかしい気もするが……」
真遠は女子高生として校内を見て回った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年01月31日
参加申し込みの期限
2021年02月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年02月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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