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依頼人はサンマさん
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●木曜:午後
芽守 健作
は事務所で軽く昼食を済ませた後、コーヒーを飲みながら調査内容をまとめていた。その最中、デスクの電話が鳴った。
「はい、黒川探偵事務所です」
『ぼく、
神野 マキナ
っていいます。サンマさんから、探偵さんの調査のお手伝いを頼まれまして。詳しいことはここの探偵さんに聞いてくれと言われましたので、ここにお電話しました』
私と同じように泣きつかれたんですね、と心の中で呟いた健作は、せっかくの申し出ありがたいと詳しい調査内容、どのようなことを手伝ってほしいかを伝えた。
『わかりました。ぼくの家、文房具店だから店番しないといけないから、あまり長い時間、お手伝いはできませんが。それでも良ければ、ぼくにできることをさせてください。土曜にももシロののライブに出演するって聞いたから、できれば、スタッフとしてお手伝いしたいんだけど』
「スタッフとしてのお手伝いをご希望ですね? わかりました、交渉してみます。決まりましたら、こちらからご連絡しますので連絡先を教えてください」
『じゃあ、連絡先は、ぼくの携帯で。番号は……』
協力者が増えたので、調査は思った以上に捗ることだろう。
マキナとのやり取りの1時間後。
サンマさんを通して、ライブ主催者、イベントスタッフのチーフ、ももシロのマネージャーに紹介してもらった健作は、潜入調査のための段取りを説明した。
「……ということです。ボランティアとして、スタッフを増員してもらえないでしょうか?」
サンマさんが狙われている、ももシロが巻き込まれるかもしれないと詳しく話してしまっては、土曜のライブが急遽中止になりかねないので、理由はなるべくぼかし、スタッフ数人の採用のどうにかしてほしいと頼んだ。
ももシロのマネージャーが、そんな話は納得できないと言いたげだったのに気付いたサンマさんは、こう言い出した。
「ももシロのマネージャーさん、あんた、島の外の人間だから知らないだろうから言っておく。俺、こう見えてもここじゃ人気者なんだぜ? だから、俺の追っかけ、けっこういるんだよ。その中に熱烈なファンがいて、俺をストーカーしてんだよ」
そいつらが何かしたらどうなるか、わかってるよな? と言わんばかりにずいっとマネージャーに迫る。着ぐるみとはいえ、すごい迫力で。
ストーカー=危険人物と刷り込まれているマネージャーは、先月、ももシロと同じ所属事務所のアイドルがストーカー被害に遭ったことを思い出した。
被害にあってからでは遅い。そうなっては、手塩にかけてここまで育てたももシロが危ない!
危機を感じたマネージャーは、主催者とチーフに「護衛を兼ねたスタッフを増員してください!」と必死に頼んだ。断られたら、土下座してでもと言わんばかりに。
「ありがとう、マネージャーさん! あんた、良い人だな~」
「あの子達を、デビュー当時から見守ってきたんです。守るのは、マネージャーの役目です!」
その様子を見た健作は、サンマさんに言いくるめの才能があると新たな発見をしたのだった。
「そういう事情なら、防犯強化と称した増員はやむを得ないな。わかった。探偵さんの助っ人を採用しよう。ボランティアで良ければな」
「ご協力、感謝します。この方々が、スタッフとしてお手伝いをしたいと申し出ました」
知人、サンマさんを通じて協力を申し出た協力者の名前、連絡先を明記したメモを手渡した健作は、承諾してくれた主催者とチーフに礼を述べると、サンマさんに後を任せて調査を再開。
「スタッフだけど、寝子高生が何人かいるぜ~。ももシロと同年代のスタッフがいても、おかしくないだろ~? 社会勉強をさせてやってくれ。そいつらも、アイドルの手伝いができて嬉しいと思うぜ~」
ボランティアスタッフ達にももシロのサインを用意してもらえないかね~? とマネージャーに頼むサンマさんは抜け目ない。
これはあくまでも口実で、実はサンマさん自身も欲しかった。
(この人、本当に寝子島の人気者なのでしょうか……?)
お調子者なサンマさんに疑いの眼差しを向けるマネージャーだった。
「サンマさんが、あそこまで人気者だとは思えません! ウサギさんと名のつく人達はわかりますが」
特設ステージの物陰から様子を窺っていた
久良木 優菜
は、サンマさんが言ったことは嘘だと疑う。
「ストーカーは、よほどの暇人か、変人に違いありません。そうでなければ、あんなのにするわけがありません!」
寝子島で人気があるのは事実かもしれないが、ストーカーされるほどではないだろう。
サンマさんはともかく、ももシロを守らなければ……と、自分にできることを考えていたら、スタッフに声をかけられた。
「何をしているんですか?」
「……はい? ストーカー? いやいや、私はそのストーカーさんとやらとは違いますよ! 殺気はともかく。ラブコールなんてとんでもない! 失礼します!」
自分がストーカーか危ない人物と思われてはかないません! と言わんばかりに、ダッシュでその場を離れた。
「あの子、サンマさんのファンなのかな?」
スタッフがそう思ったと同時に、走っていた優菜が転んだ。
(これも、すべてサンマさんのせいです……!)
涙目で、擦りむいた膝を擦りながら恨み言を。
「見つけましたよ、お嬢様。寝子島で賑わっている街を見に行きたいというからお連れしたのです。勝手な行動は慎んでくださいませ。さあ、別荘にお戻りくださいませ」
探し回っていたお抱え運転手により、優菜は別荘に連れ戻された。
「これ以上、勝手なことをなさると旦那様にご報告しますからね」
「はい……」
俯いて反省しているかのように見えるが、隙あらば別荘を抜け出してサンマさんを調査すると決めた優菜は、帰りの車内で綿密な計画を練り始めた。
ライブスタッフとの打ち合わせを終え、健作と別れて寝子高に向かう途中、
桜崎 巴
に会った。
「サンマさん、あんたに渡したいものがある」
そう言うと、一冊のメも帳を手渡した。
「こいつに、殺気を感じた時に記録してもらう。何時何分、どこで、を細かくちゃんと書くんだ。良いね?」
「は、はい!」
このツッパリ娘こえ~! と内心ビビりつつ、巴の忠告に従うことにしたサンマさんだった。
「じゃあ、あたしは用があるからこれで。もう一度言うが、ちゃんと書けよ?」
コクコクと何度も頷くサンマさんを見て、大丈夫かね? と巴は不安になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月22日
参加申し込みの期限
2013年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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