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薬局アネモネの思惑
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畑生 言嗣
が薬局を訪れた。黒のベストに長袖シャツはバーテンダーに見える。シェイカーに入れる酒を吟味するような目で薬品棚と向き合った。
探検の最中の真央が横から顔を覗き込む。
「あや、言嗣ちゃんなのだ……機械もお薬が必要なのだ?」
「後木君の発想は興味深い。後学の為にも覚えて置こう」
「言嗣ちゃんに褒められたのだー」
真央は黄色い声を上げて走り去った。
「こちらの用を済ませるか」
言嗣はニャンダフルDとニャンニャン打破のドリンク剤を手にした。サプリメントでは迷いがなかった。ニャンダーH、ニャンダーZの組み合わせは淫靡な場面を想像させる。
「ふふふ、めくるめく甘い展開……あぁ、最高だね」
甘い妄想にどっぷり浸った頭で言嗣は品々を一纏めにしてレジに向かった。対応した柘榴が呆れたような顔で笑った。
「欲求に素直じゃねぇか」
「これらは代用品に過ぎない」
「そうなのか? どんな品が入用なんだ。俺が相談に乗るぜ」
普段と変わらない爽やかな顔で言嗣は口にした。
「精神的に不安定になる薬。または本音を漏らす薬とか。気分がとても高揚する薬があれば手に入れたい」
「お前、売人にでもなりたいのか?」
「いや、知り合いの実家にはあるらしいので」
柘榴は自身の掌に拳を打ち付けた。
「地下闘技場に行ってきな。激しい肉体の攻防で暗い発想は吹き飛ぶぜ」
「寄らせて貰うとしよう」
言嗣は奥へと導かれた。
地下のリングを目の当たりにした言嗣は感想を述べる。
「確かに激しい攻防ではあるが、想像とは違うな」
独身男性の部屋と化したリングには衣服が散乱していた。その中に修羅場を迎えた恋人のような二人が対峙している。
ふっくらとしたスキーウェアに身を包んだ信彦が汗に塗れた顔で言った。
「もう少し色気のある下着を期待していたのに、残念だよ」
「お、お前を楽しませるつもりはねーよ!」
黒いスパッツを穿いた操は声を上げた。強気な言葉とは裏腹に表情に焦りが見える。じゃんけんでベストは剥ぎ取られていた。リボンもない。校章は辛うじて認められ、制服が最後の砦であった。
「状況を察するに野球拳か。重ね着の方が圧倒的に有利で勝ちは揺るがない……しかし、それでは面白くないか」
言嗣は足を速めた。リングの近くまできて、信彦に向かってドリンク剤を投げた。
「それでも飲んで水分を補給したまえ」
「気が利くね。有り難く頂戴するよ」
信彦はキャップを捻り、一気に飲み干した。
「それじゃあ、再開しようか」
「おお、お、俺の貞操は俺が護るんだからなあああ!」
操は自分を強く抱き締めた。ろっこんの「妄執パラノイア」は悪意を向けている相手に対して自身の身体能力を飛躍的に上げる。
「今からの俺の動体視力を舐めるなよおおお!」
じゃんけんの勝敗は決した。操はパーを出して負けた。Vサインのつもりなのか。信彦は観客の声援に答えるように手を上げた。
未だに結果が信じられない、という表情で操は自分の手に視線を落とす。
「全然、見えなかった。なんでだ? 八十八旗は悪意の塊なのに、なんでだよ」
「酷い誤解だよ。俺は操ちゃんに好意しかないのにさ」
「バ、バカ言ってんじゃねーよ……」
操は半ば自棄になって制服を脱いだ。純白のスポーツブラに観客が総立ちで沸き立つ。
「お、俺の胸なんかで騒ぐんじゃねえ! 八十八旗ぃぃ、お前もだよ!」
操は両手で胸を隠すようにした。結果として左右から押されて、その柔らかそうな谷間がはっきりと見えた。
信彦は鼻血を出した。激しい立ち眩みのような状態になって仰向けに倒れる。瞬時にイヴが駆け寄って顔を覗き込み、大きく両手を振った。
「完全に上せちゃったみたいネ。イヴの判断でー、勝者は操に決まりヨー」
イヴは操の手首を握って上げた。観客に見て貰うようにリング内を回って健闘を称える。
「ドリンク剤の効果が表れたな」
「どういうことだ?」
修は隣に立っていた言嗣に聞いた。
「着ている服の量で勝敗は明らかだ。そこで有利な方にニャンダーHを飲ませた。相手の露出した肌との相乗効果は抜群だ」
「なるほどな。よく思い付くものだ」
その時、観客から拍手が起こった。
操が信彦に肩を貸した姿で出入口に向かう。リングに脱ぎ散らかした衣服はイヴが一抱えにして後に続いた。
「お、お前ら、か、勘違いすんじゃねーぞ!」
操は真っ赤な顔で怒鳴り散らしながら退場した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月24日
参加申し込みの期限
2013年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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