this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
うみねこ新装開店手伝い求む
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
●あともうひと踏ん張り
新メニュー開発班は、夕食の豚の生姜焼きを作るのに忙しなかった。
「これだけじゃ足りない気がしないか?」
浮舟 久雨
が言うように、これとご飯だけでは食べ盛りな男子達は物足りないだろう。
「ん~……じゃあ、小麗さんが食べたいって言った海鮮生春巻きも作る? 揚げないから、作るのに時間かからないし」
「しゃおりー、海鮮生春巻き食べたいのだ!」
李 小麗
のおねだりに、じゃあ作ろうかと材料を揃える
琴村 嬢
。
「ライスペーパーは買ってきてあるわよ。これに野菜と魚を巻くだけでいいのね?」
何を作ってもいいよう、買い出しに行った際にいろいろと材料を買い込んだ
七海 真帆
とハルコだった。
「助かるよ、七海さん。生姜焼きは御鏡さんと浮舟さんに任せるね。あたしは海鮮生春巻きを作るから」
「しゃおりーもお手伝いするのだ」
食べたいと言ったからには、自分も手伝わないといけないと思い小麗もお手伝い。
「森さんの分は、野菜だけにしておいてくださいね。生姜焼きの代わりは何にしましょうか?」
頬に手を当て、
森 蓮
の分をどうしようか考える
御鏡 聖
。
「とろろかけご飯はどう? それなら肉を使わないから大丈夫だよ」
「そうですね。では、そうしましょう」
嬢、真帆、小麗は野菜とサーモンの切り身を細く切り、茹でた剥き海老を加えてライスペーパーを巻いて海鮮生春巻き作りを。
新メニューは、今のところ採用されているのは聖の豚の生姜焼き温泉卵乗せだけだが、ケンゾウとしては当然、これだけで終わらせるつもりはない。
「新メニューだが、昨日作ったもの以外に何か無いのか? 今、作っている海鮮生春巻きだけじゃ物足りん」
「そう言うだろうと思って、あたし、もう2品ほど考えたよ」
嬢が考案したのは、魚介ばくだん丼と小さなサンマさんの形をした手毬寿司ならぬサンマさん寿司だった。
「そいつはどんなものか楽しみだな。魚介ばくだん丼とやらを、明日の賄いに出すから作ってみてくれ。サンマさん寿司とやらもな」
「わかった。酢飯だけど、学校終ってから作るとなると時間かかるから、それだけでも作ってもらいたいんだけど」
「酢飯は俺が作っておこう」
手伝いに来ているのは全員寝子高生なので、学校帰りにここに立ち寄り各自の作業を行うことになる。
遅くとも新装開店の二日前までに新メニューを早く決め、お品書き班とチラシを作る
旅鴉 月詠
に報告しないといけない。
「決まりだね。明日の夕飯、期待しててね!」
賄いとして出す場合は、魚が食べられない蓮、ネバネバが駄目な
八神 修
には別メニューを用意することになる。
内装修繕は、ペンキの臭い消しもあるので急ピッチで行われている。
壁は木の皮が剥がれかけている部分を外してから新しいものに張り替え、床は軋んでいる部分を優先的に修理していく。
厨房の床修繕が終ったので、
宇佐見 望月
はその部分をムラなく器用にペンキを塗っている。
「床は薄い茶色で良いよな。壁もそれで良いかねえ?」
「海をイメージする内装にするんだったら、薄い青とか白を織り交ぜたほうが良いと思う。そこに泳いでいる魚を書けば、飾りは最小限で済む」
修の意見に、店内修繕にあたっている大工班はそれが良いと賛成する。
「魚の絵ですが、海さんと月詠さんにお願いしましょう。おふたりは芸術科で、お品書きやチラシの絵も描いていますしので」
お願いしてみます、と一旦店内を離れる蓮。
採用された新メニュー、あらかじめ撮ったケンゾウ自信の料理の写真をチラシに貼り付け、その周りに文字と絵を入れる作業をしていた月詠に、店内の壁に魚の絵を描いてほしいと頼んだところ、任せてくれと引き受けてもらえた。
「チラシ作りでお忙しいと思いますが、店内の作業もお願いします」
「わかった。私も絵を描きたいと思っていたしね」
『わたしもおてつだいするね。さかなのえ、かくのまかせて』
では早速、と2人は作業を中断して店内のペンキ塗りを手伝う。魚を描くのは、壁に塗ったペンキが完全に乾いてからになる。
「上は青いペンキで空と海を、下は白いペンキで波を表現しよう。海を泳ぐ魚の演出としては良いと思うのだが」
『わたしも、おなじことをかんがえてた。サンマさんもかいていい?』
「寝子島のマスコットだから良いんじゃないかな? 私は反対しないよ」
海、月詠が協力してくれたこともあり、店内修繕、ペンキ塗りは無事終了。後は乾くのを待つだけとなった。
「夕ご飯ができたのだ。皆、集まるのだ」
小麗の呼び掛けに、大工班は昼食同様「待ってました!」と飛びついた。
豚の生姜焼きは、肉大好きな男子生徒にとっては絶好のおかずのようだった。
「皆さん、美味しそうに食べていますね」
食べられない蓮だったが、美味しそうな雰囲気は伝わっている。
「おやっさん、これ、新メニューに採用してくれ!」
おかわりを要求する
風雲児 轟
は、これをうみねこで食べたいと言い出した。
「考えてみよう。ところで、昼に食ったかき揚げは美味かったか?」
美味かった! と口を揃えて言う男子一同。
「……決まりだな」
「何がだ?」
かき揚げを作った久雨に、お前さんのも採用だと耳打ちで報告するケンゾウ。
「これもメニューに追加されるのか?」
一足先に食べた
御剣 刀
に、それは新しいメニューができてからのお楽しみだと笑って誤魔化した。
翌日。
嬢は学校が終わるとうみねこに駆け付け、着くなり魚戸家の台所に行き魚介ばくだん丼作りの支度を始めた。
「酢飯はちゃんと用意しておいたよ。これで寿司を作っておくれ」
「ありがとう、ハルコさん。まずは魚介ばくだん丼を作るね」
塩茹でしたオクラ、すりおろした山芋をご飯にそれらとマグロの漬けを盛り付け、くぼみを作ってから卵黄を乗せれば完成。
「わさび醤油を小鉢に入れ、混ぜてからご飯にかけて食べるのも美味しいよ。箸じゃ食べづらいからスプーンで。マグロは血液サラサラ効果があるし、DHAたっぷりだよ!」
嬢考案の魚介ばくだん丼だが、美味しいと好評だったが、箸で食べるのには不便だった。
「まあ、箸で食う客もいるだろう。味は悪くない。これも新メニューに加えるか」
「本当? ありがとう、ケンゾウさん!」
サンマさん寿司だが、形を作るのに手間がかかるという理由で却下されたものの、皆に美味しく食べてもらえたので満足な嬢だった。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
うみねこ新装開店手伝い求む
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月22日
参加申し込みの期限
2013年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!