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アリえない不法投棄 from 宇宙
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砂浜にアリの姿はもうない。水辺を嫌う彼らは、缶詰から這い出ると速やかに高台へと去っていった。今、砂浜にあるのは、漂流した流木や空き缶、打ち寄せる波、星空、遠くに見える寝子島の明かり、そして、一つのタワー型の機械だった。
特殊な能力を持った者を集める不思議な機械。今は沈黙し、小さいながら、静かな砂浜で異様な存在感を放っていた。
これをいち早く分析にかかったのは
初島 優
だ。
「おおー! これが……これが、異星人の技術!」
猫鳴館地下帝国
での掘削中に召喚された彼は、手にはツルハシ、首からゴーグルをぶら下げ、頬や腕に擦りついた土もいとわず、機械へと飛びついた。
「どうやって俺たちを転送してんだろなぁ……原動力はなんだろ……まっさか電池とかじゃあるまいし」
砂浜に四つん這いになり、興味津々で機械を眺めまわす。
「よーしここは……」
唇をひとなめすると、首のゴーグルをかけた。ろっこん「技術者の目」が発動する。
「……これは……!」
触れた途端、優の脳内におびただしい情報が流れ込んでくる。
「フワァッ!?」
危うく頭が処理落ちしそうになる寸前で、機械を放り投げる。砂浜に尻もち。
「やべぇ。異星人の技術やべぇ。俺のろっこんで分析はできても、俺の頭の理解が追いつかないな……」
額に溜まった汗を甲で拭う。
「もし、この技術が地球人の手に渡ったら……」
「新たな戦争の火種になることもあるか?」
突然の声に振り返ると、
八神 修
が立っていた。レジ袋を提げ、格好もラフ、いかにも近所の買い物帰りといった風貌だ。
「それを使って、異星人と交信することはできそうか?」
「できなくもないだろうけど、どう応用したらいいやら」
「そうか。ならいっそのこと」倒れたタワー機械を拾い上げる。「俺のろっこんで『分解』してもいいが」
種子島より伝来した鉄砲がその後の戦史を築き上げたように、鈴島に飛来した宇宙技術が戦争の道具に使われる可能性もある。フツウを死守する使命のもれいびにとって、この機械は最大のやっかいごとかもしれない。
「いやぁ、それはちょっともったいないような」
「俺としてもこれを逆利用して異星人どもに一泡吹かせたいところだが、手に負えない技術ならば壊すのが一番だろう」
優と修が議論しているところへ、新しい影が現れる。
「今壊したら、俺たちはどうやって帰るんだ?」
草薙 龍八
。
「俺たちはこれのせいでここへ転送されたんだろう。だとしたら、帰るのもこれがないとできないわけだ。今壊してどうするんだ。泳いで帰るか?」
理論を展開する龍八は、物憂げな空気をまとっていた。そこに違和感を抱えつつも、修がうなずき返す。
「確かにその通りだな。ひとまずこの課題は保留とするか」
砂浜の3人がそれぞれ複雑な思いを重ねあわせる。波だけがひたむきに押し引きを繰り返している。
「ん?」優が、龍八の後方にいる存在に気づいた。「他の人と一緒だったの?」
「ああ……」手を気だるそうに横へ振る龍八。「あれは単なるストーカーだ」
木陰から顔だけを出し、
大田原 いいな
が険しい表情でこちらをガン見している。気づかれていないと思っているのだろうか、鈴島転送以降、龍八を追い続けている。
「蟻酸を吐く巨大アリ、か」
いいなのことはさておいて、これから始まる激戦を予感してため息つく龍八。
「友情育む奴いそうでやだな……心当たりはあるが……迷惑な物投棄してくれたな」
同じく、砂浜に足跡を作る2人がいる。
「あそこに何人かいるね。あの付近を拠点にしよう」
「うん」
探検部の
逆巻 天野
と
北原 みゆき
だ。
「ここもじきに戦闘になる可能性はあるから、十分注意だよ」
「うん……」
不安を隠せないみゆき。しかし作業の手は慣れたものだ。テントを組み、救護セットを並べる。
「みんな、大丈夫かな」
みゆきが森のほうを見上げる。月に照らされて、森からポコリと飛び出した一つの山がある。
それが、アリの巣だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月20日
参加申し込みの期限
2013年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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