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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
突然の決戦は寝子ヶ浜海岸
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空がほの明るい早朝、東西を結ぶ海岸沿いの道路は閑散としていた。人も例外ではなかった。それだけに目立つ。
「もったいねぇな。どう考えても、もったいねぇよな」
油脂で固めたようなロングの髪をゆっくりと左右に振りながら、
御手洗 孝太郎
が愚痴を零す。どことなく制服は薄汚れていて山で遭難した者の姿に似ていた。考え事に集中しているせいなのか。歩道の幅を最大限に活かした蛇行が止まらない。
「あの奇妙な生物が邪魔なんだよな」
邪魔な上に勝手に漂流物を溶かしてしまうかもしれない。貴重な品々が消滅の危機に晒されているのだ。
「俺だけで、どうにかできるのか?」
孝太郎は眉根に皺を寄せた。唸るような息を吐き、直後に両手で頭を掻きむしった。数十秒後、気の抜けたような笑顔を空に向ける。
「……頭が痒くて、最高に気持ちいい」
酔っ払いに近い歩き方で道なりにゆく。
正面に寝子島高校の一部が見えてきた。単独で無理ならば、それなりの人数を揃えればいい。そんな考えが頭の中に閃いたのか。孝太郎は歯茎を剥き出しにして笑った。
「寝子ヶ浜海岸の浜辺にすげーのが出たんだ!」
一年十組のクラスに孝太郎の声が響く。そこで勢いは急速に失われ、元の猫背に戻った。教室には五人の生徒しかいなかった。
「すげーってどんなの? 悪の秘密結社だったら僕の出番じゃん」
新井 米太郎
は目を輝かせて近づいてきた。頭頂から突き出した髪の毛が喜ぶ犬の尻尾のように激しく動く。
「善悪の二択なら、絶対に悪だ。お宝を溶かす水風船が善のはずがねぇよ」
「それって怪物みたいな感じ? 改造人間とは違うけど、盛り上がりそうな展開だよね」
片方の拳を握り締めて米太郎は浮き立つ声を出した。
「俺と一緒に来てくれるのか」
「それは、もう、僕に、任せてよ」
孝太郎の視線をまともに受けて米太郎は弱々しい笑顔を浮かべた。逃れるかのように目を横に向ける。
腕組みをした
藤堂 月乃
がいた。物思いに耽るような青い瞳が傍目に印象的であった。小首を傾げていて茶色のセミロングの髪は片方の頬を柔らかく包み込む。
間もなく姿勢を正した月乃が二人に歩み寄った。
「私も付いていってもいいよね」
「僕たちは男子だけど、君は女子だし。未知の怪物相手に危ないんじゃないかな」
米太郎の言葉を受けて月乃は制服のポケットに手を入れた。取り出したのはピンクの包装紙に包まれた飴玉だった。
「私には、これがあるから」
米太郎は手のひらの飴玉を見つめた。
「俺は藤堂さんを歓迎するぜ。今は人手が欲しい。あの奇妙な生物を少人数で、どうにかできる気がしないからな」
月乃は微笑んで、ありがとう、と控え目に言った。
「あっは、盛り上がってきた。三人の正義の心が燃えて悪の野望を打ち砕く、みたいな感じでさ」
「まあ、それでもいいが」
「私もそれで」
張り切る米太郎に二人は冷静な目を返した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月11日
参加申し込みの期限
2013年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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