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【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
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【作戦1-4:北の砦】
ペルラ・サナーレ
はフランチェスカに願い出て、自身の指揮する兵を割いてもらった。
長槍と大盾を装備した重装歩兵が100名(闘士の光と魔風の光が半々の構成)、癒しの光を湛えた軽装兵が30名の130名だ。
前回の戦いでは殴られて吹っ飛ばされるだけの存在だった城の兵士たちは、見違えるほど屈強になったことにぺルラは胸の奥が熱くなっていた。
(竜牙兵の戦闘能力の差の前に、この方々は引きませんでした。そして、自分たちを鍛えた。今度は、私たちの番、ですね)
ならば、良き指揮官として彼らの力を完全に発揮させ、生還させねばならない。
ぺルラは前回の竜牙兵戦で鹵獲した鉄槌を改良した
『蒔かれし者の杖』
を強く握ると、兵士たちの前で挨拶を行った。
「ぺルラ隊総員に告ぎます! 敵の装備は強力なので、所持者は身に着けてください! 星の力に反発してバリアが発生します!」
かく言うぺルラも鹵獲した竜牙兵の魔装鎧を身に付けている。
あの戦いの後、ある程度の防具を鹵獲したサジタリオ軍であったが、まだ充分に行き渡っていない。
「未所持の方は、戦闘中に倒した竜牙兵から鹵獲してください! 不思議とサイズは装着者にぴったりフィットしますので、体格の大きい兵士さんでも問題ありません」
一際大柄な兵士が「この太鼓腹を引っ込めなくても大丈夫そうだ」と嘯けば部隊に笑いが生まれる。
「それと、このあとフランチェスカさんがこの北の砦にやってきます」
これには兵士たちがどよめいた。
領主自ら出陣することに歓声が漏れる。
兵士たちが色めき立つ様子に、ぺルラは敢えて強い口調を発する。
「皆さん、何としてもフランチェスカさんを守らなければなりません。先程、早馬から近衛騎士の方が護衛に付くと連絡がありましたが、目の前の火の粉は私たちで払わねばなりません」
応ッと兵士たちは気合の入った掛け声を返す。
「なお、近衛騎士の方が皆さんに虹の光を授けてくれるそうです。積極的に活用しましょう!」
「「応ッ!」」
ぺルラ隊は早くも士気がうなぎのぼりだ。
そこへやってくるのは
ミハイル・ドラグノフ
。
魔火の光を弓に宿した弓兵50名に荷車を押させていた。
「うはは、随分と威勢がいいな? ペルラ、首尾はどうだね?」
「こちらは大丈夫です。あとは砦の準備をこれから。あ、それは例のアレですね?」
ペルラは荷車に乗せられた樽を指差す。
「ああ、これをこれから敵の予想進路の上に設置する。あとカムフラージュに丸太や土嚢を積む必要があるが。砦のほうは任せた」
「はい……。お気を付けて」
ペルラはミハイルから作戦内容は聞いている。
そのための樽の中身だと彼女自身、理解している。
(あれを砦にも設置するのですよね。……何が見えても、今は堪えましょう)
腹の中でペルラはぐっと何かを呑み込んだ。
「では、行ってくる。ほら、急げ! 敵は待ってくれんぞ!?」
ミハイルは兵を連れて荷車を引いてゆく。
それを見送ったペルラは、手勢に向けて指示を出す。
「さぁ、砦に例のアレを仕掛けましょう。そのあとは城のメイドの皆さんが料理を用意して下さってますので、英気を養ってください」
ペルラ隊から一際大きな声が上がる。
(これから死地に臨む彼等にとって、最後の食事ならぬようにしないと……)
指揮を預かるペルラ自身、その重圧を小さい身体で必死に受け止めていた。
そこへ、八神が兵士たちと共に食糧の運搬にやってきた。
「捗っているか、ペルラ? ほら、俺の店で売ってる
瓶入り星の珈琲
を持ってきた。これで星の力は無尽蔵だ」
八神は
ねこよろず
という星幽塔内のコンビニエンスストア的万事屋を経営している。
各層の特産品を第一層の本店と第3層の支店で販売しているのだ。
「ありがとうございます、修さん。珈琲、いい香りですね」
「第七層から直送だからな。鮮度は抜群だ。他にも酒や食糧もある。あとサンドイッチが大量に。ろっこんの効果で食べると疲労回復するそうだ」
「ろっこんってすごいですね。ありがたくいただきますね」
八神は兵士たちに荷物を砦の中に運搬させる。
もちろん、彼自身も手伝う。
また、八神は丸太などの建材も持ち込んできた。
「それと、資材も運搬してきた。砦の周りにバリケードを立ててみようかと。時間がないから、ぐるっと砦を覆う事は出来ないが、無いよりましだろう」
既に北門の衛兵たちにもバリケードの建造を急がせている、と八神。
「竜牙騎兵の突撃は侮れないからな。少しでも補強しておかないと」
「着々と、戦争の準備が進んでいるのですね……」
すると、ペルラは杖を天へ掲げ、目を閉じて祈りを捧げる。
「天よ、慈悲深き天よ。どうか、我らにご加護をお与えください……」
遠く森から、鉄同士のぶつかる音が聞こえてくる。
敵も準備万端のようだ。激突するまで、そう遠くないだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
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【星幽塔】第一階層 ツインズ・ノット・デッド
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月24日
参加申し込みの期限
2018年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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