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【星幽塔】第一階層 マイ・フェイタル・シャドウ
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【作戦4】
サジタリオ城下町。
場外の混乱に乗じて、過激派不穏分子が武装蜂起。
数も練度も上回るサジタリオ城衛兵によって、城へ雪崩れ込むことこそ防げているが武装集団の勢いは想像以上であった。
更に地の利は武装集団側にあり、市民の暴徒化は進む一方。
衛兵たちは焦っていた。
『このまま城下町に釘付けにされている場合ではない、今やこの城は滅亡の危機だというのに!』
一触即発の膠着状態が続くその時、ひとりの少女が両者の間に割って入ったのだった!
「誰だテメェ!? ガキは引っ込んでろォ!!」
暴徒のひとりが鍬を差し向けて叫ぶ。
だが少女は衛兵と武装集団のド真ん中まで進み、高らかに名乗りを挙げた。
「私だ。喫茶店の
旅鴉 月詠
さんだ。または、通りすがりの魔女だ」
旅鴉は魔術杖めいた巨大な黄金の鍵を地面に差し込み、その身体をもたれかける。
「まあ待て血気盛んな街人諸君。城に向かうなら無駄足だぞ」
彼女の発言に暴徒たちは激怒!
「何言ってやがる! フランチェスカに会わせない為の口実に決まってらぁ!」
「部外者は帰んなさいよ!!」
「そうだそうだ!」
火が付いたように喚き出す彼等に、旅鴉は表情ひとつつ変えずに大声を張り上げた。
「領主フランチェスカ嬢の居場所なら知っている。彼女は今、この北門、つまり最前線で戦っている」
まさか、と怒号は嘲笑へと変わる。
ホラを吹くなと蔑む視線が旅鴉へ突き刺さらんと向かう。
だが、彼女は呆れ返っていた。
「嘘はつかんよ。信じられないなら、ここにいる衛兵たちに問い詰めてみればいい。皆、揃って首を縦に振るだろうさ。それに、今回ばかりはフランチェスカが生きて帰る保証もない。勝算? 誰にも分からん」
旅鴉の言葉のひとつひとつが石のつぶてめいて暴徒たちの心にぶつかってゆく。
明らかに動揺が武装集団に広がってゆき、武器を下ろす者も現れ始めた。
だが、それは空気に飲まれて参加した末端の者だ。義憤に燃える者、理不尽に怒り狂う者、とにかく暴れたりない者など、話の通じない者達もそこに介在していることは言うまでもない。
だから、旅鴉は英断した。
衛兵たちは今回、市民へ流す情報を極力控えたが、それを彼女が告げる事にしたのだ。
「君達は知らなかっただろうが、この国の大臣ハマドが裏切った。前回の戦乱の黒幕は彼で間違いないだろう。つまり、大臣の裏切りによって、今、このサジタリオ城とその城下町は軍務も政務もゴタゴタだ。君達の不満は解るが、どうか察してほしい」
これにより、我に返る者やフランチェスカへの同情を抱く者が現れ、暴動は徐々に規模が小さくなっていった。
それでも、まだ一押し足りない。
旅鴉はここぞとばかりに強く市民へ訴えかけた。
「サジタリオには現在5万の敵兵が向けられている。あまりこうして時間を割いていられない訳だ」
情報を伏せられていた市民たちにとって、戦況の具体的な説明は衝撃的な内容であった。
更に旅鴉は語尾を強めて市民たちへ告げる。
「君達が、行動する為の時間を、少ない兵士で稼いでいる! 此処にいる兵士達は最終防衛になるやもしれない。ふむ、君達は5万の軍勢に1000人の衛兵が向かったところで、焼け石に水だと言いたげだが、本当に焼け石に水となるかは君達次第だ。分かったのならば、手を退いて貰えないかね?」
この演説により、熱に浮かされていた市民たちの大半は武器を放り投げて退いてゆく。
だが、それでも原理主義者というべき頑固者達が血気盛んに口角泡飛ばしていきり立つ。
「こんな状況を招いたのはフランチェスカじゃねぇか! もうアイツに任せてられねぇ!」
「アイツこそ大戦犯だろうが!!」
旅鴉はやれやれと肩をすくめるや否や、大鍵の杖を地面から引き抜くと暴動を率いる頭目と思しき男の鼻柱へ突き立てた。
「そうか。なら、どうしても我々と戦いたいという者だけ前に出よ。その場合、私が負けたら後腐れなしだ」
「言ってくれるじゃねぇか、このガキが!」
「もっとも、この大鍵を抜いた瞬間に勝敗は決まっているんだが」
「てめぇ、何、訳の分からない事を……」
「君、目の前の私の事より、自分の足元の心配をする事だ」
「知るか! おらくたばれぇ!!」
旅鴉の忠告より数秒後、頭目が一歩踏み出した次の瞬間!
いきなり頭目の足元が陥没!
頭目だけではない、地表がひび割れたかと思えば、暴動集団ごと真っ逆さまに陥落してゆく!
彼らは全員、落とし穴のようにすっぽりと地中へ落ちてゆくではないか!
「私がここにきて魔土の力が宿ったこの鍵を地面に差した瞬間、私の前の前に地表を残したまま塹壕を引かせてもらった。 "Veni,Vidi,Vici.(来た、見た、勝った)"をここまで完全に体現できると、私も胸の空く思いだ」
「な、なめやがって……! まだ負けたわけじゃねぇぞ……!」
なんと、頭目が這い上がってきたではないか!
「気が変わった、てめぇはぶっ殺す!!」
息巻く頭目が、懐から短刀を抜き払い、正面に構えた。
このまま旅鴉を刺殺するつもりなのだろう。
しかし、当の旅鴉は冷静そのものだ。
「そいつは穏やかではないな? だが君は重要な事を忘れている。私の後ろには、この城の屈強な衛兵がいることをね」
彼女の後ろに控えている衛兵たちが「オッケイ、牢獄へ1名様ご案内~♪」と言いたげに目を光らせ始める。
「衛兵諸君、ファランクスの陣形を組みたまえ。この男を文字通り奈落へ突き落とすがいい」
「「うおおおおおおお!!」」
「アババババババーッ!?」
頭目は密集した衛兵たちに弾かれて塹壕の底へ滑落!
「はい、そこまで。そういうわけだ。大人しく避難してもらいたい」
「ち、ちくしょう! 俺達も、衛兵みたいに強ければ……!」
塹壕の底で、自分の無力さに打ちひしがられる暴徒たち。
やむなく避難をするほかないのか、と彼らが諦めかけた、その時だった!!
「ちょっと待ったァ!! おいコラーッ、町ン中で暴れるんじゃないよっ! そんなくだらねーことやってるヒマがあるなら、あたしと一緒に踊ってもらおうじゃないか!」
ドドンドドンド、ドドンドドン!
熱狂的な太鼓のリズムが突如、城下町広場に轟き渡る!
演者は先程まで別の地域で暴動を起こしていたグループ!
そして、その中心で妖艶に踊り狂うのは
ティオレ・ユリウェイス
!
盗賊の彼女が踊り子に転身してしまったのだろうか?
いや、もれいびとほしびとの皆様の動体視力ならすぐにお分かりいただけるであろう。
彼女は踊りながら四方八方から飛んでくるチップを見事に全てキャッチしているではないか!
こんな金に目ざとい行動が出来るのは、持っているナイフに盗賊の星の力を宿しているほかならぬ証拠!
つまりティオレは『踊れる盗賊』だったのだ!
塹壕から顔を出す暴徒たちは、状況が理解できずに彼女の剣舞を見詰めるだけだ。
だが、その剣舞がだんだんと妖艶、つまりえっちな踊りに変化してゆくにつれてテンションが急上昇!
「ヒューッ! いいぞー! ネェちゃーん! もっと脱いでくれェ!!」
「あんたも好きだな? ほら、よ!」
ティオレは徐々に身に付けていたアクセサリーと衣服を焦らすように脱ぎ去り、太鼓のリズムに合わせて煽情的に体をくねらせる。
このところ、盗賊稼業が不調なうえに今回の一連の戦乱によって、彼女のストレスはマッハでピークに達していた。
その反動がこの結果を呼んだのだのだろうか……?
「ムシャクシャしてるんなら、服なんか脱いで踊り倒しな! 暴れて街をぶち壊すより、ひたすら踊り狂ったほうがよっぽど楽しいじゃん!」
「お、俺はアンタの裸を見てるだけで充分だぜ……! 裸で踊るのは恥ずかしいしな?」
「え? だったらあたしが見本見せてやるよっ!」
ティオレは開眼すると、最後に纏っていた純白のパンツを天へ投げうった!
そしてグッバイ・マイ・理性!
「服なんて来てるからむしろ恥ずかしいんだ! 脱げ! 全員、服なんて脱げ! 服を着ている奴はマイノリティだー!」
すっぽんぽんのティオレは暴漢たちの服を器用にズタズタに切り裂きて剥ぎ取ってしまった!
老いも若きも、オッサンもババアも、その場にいた市民たちは全員全裸になった。
「さぁ! 魂の底から踊るぞぉ~!」
「ちょっと待ちたまえ!」
流石に旅鴉さんはこのカオスに待ったを掛けざるを得なかった。
「まぁ、トランス状態で現実逃避も手だが、ここはどうかな? その熱気を最前線に届けられれば兵の士気が上がるのでは?」
流石に死闘を繰り広げる戦場にすっぽんぽんダンサーズが乱入するのはどうかと旅鴉も思ったが、兵士以外の頭数が増えることはどんな形であれ非常に有効だ。
「それに城には立派な戦太鼓がある。踊るにはうってつけの楽器だ。それに残してきた妻子達を守るのは君達の役目だ。或いは我々を手伝わないか? そう、君達をスカウトしたい。補給、輸送、警備、整備、陣地構築、そして鼓舞。後方でできることはいくらでもある」
暴漢たち、いや今や股間に葉っぱを張り付けた『葉っぱダンサーズ』たちは感涙していた。
「「俺達は、無力なんかじゃない!」」
YATTA!! YATTA!! YATTA!! YATTA!! YATTA!!
「よーし! そのまま北門へ踊りながら突撃だー!!」
「「Foooooooo~~~~!!!!」」
全裸ティオレの号令によって、彼女と葉っぱダンサーズは陽気に北門へ猛ダッシュで向かってゆく。
「君達、待つんだ! ちゃんと防具は身に付けるんだ!」
「「葉っぱ1枚あれば充分っス!!」」
旅鴉の忠告を全員がドヤ顔で返答してくるので、旅鴉は無表情のままそれを見送った。
「ま、私の当初の計画通りだ。衛兵諸君もすぐに救援に向かうといい。私もすぐに追い付く。くれぐれも全裸の彼らは猥褻物陳列罪で処罰しないであげてほしい」
「「ハッ!」」
こうして、衛兵1000人も北門へ移動を開始。
ひとり残った旅鴉。
青く澄み渡る空を見上げて呟いた。
「寝子島も、ここも、全裸は最強装備だったか……」
<作戦4:大成功!>
・暴動は鎮圧されました
・衛兵1000名は、北門へ援軍として参加します
・さらに改心した市民たち(全裸)500名が援軍として北門へ参加します
・もちろん、
ティオレ・ユリウェイス
も全裸で踊り狂ったまま北門に乱入します(おっぱいプルンプルン!)
・旅鴉は諸々資材を調達したのちに北門へ援軍として出現します
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30人
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26人
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シナリオガイド公開日
2018年09月24日
参加申し込みの期限
2018年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月01日 11時00分
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