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携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
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■シーン7:スクラップアンドビルド
「今度からは僕がメイジンだ。時代遅れのメイジンとパーツにはご退場願わないとね」
黒いデニム生地のズボンとコート、そして帽子を纏った自称新メイジン。
バラバラになったメイジンダー・リトライを踏みつけた真っ黒なカプセルギア『ブラックメア』。
その様子を中継するカメラマン。
平和な公園は、ギアマスターたちの戦場へと変わっていました。
カプセルギアを向き直らせる
鈴島 クミ
と
陸堂 源次
。
それぞれ端末を口元に翳して、ブラックメアを注視しました。
二人は『NEO-MEIJIN』という名前のギアマスターからのバトルを承認すると、同時に攻撃をしかけました。
「子供の居場所を奪うのはいつだって大人なんだ……なんて事を言うつもりはないけど、こればっかりは流石に怒ったよ」
源次は相変わらずのふんわりした表情でしたが、彼の操る『カオスダイバー』は荒々しいローラーダッシュでチェインガンを乱射していきます。
一方のクミは『ST93(ガラクタ君)』を走らせ、ブレードを唸らせます。
「一方的に破壊して、得意げだよねー。相手にだけリスク背負わせてさー。不意打ちして倒した様子を『俺がメイジンだ!』って中継してるんだよね? それって、かっこいいのかなぁ?」
「…………」
『NEO-MEIJIN』はイライラとした様子で小さく舌打ちをしました。
クミが的を射たことを言ったからというより、最初から分かっていて無視をしているような振る舞いでした。
「こっちは仕事なんだ。ロートルは黙って破壊されてればいいんだよ!」
「それで本当に楽しいの?」
「もういい……見せつけろ、ブラックメア!」
ブラックメアの目が凶悪に光り、飛来する弾丸をエネルギーシールドでガード。そして真っ黒なエネルギーブレードを露出させました。
ガラクタ君の高周波振動式無銘刀と激突。
火花が散り、弾きあい、互いの肩をかすりました。
咄嗟にかばったガラクタくんのがらくたアームが切り裂かれ、先端が回転しながら飛んでいきます。
「見なよ。破壊のスリルを。戦場のリアルを。何も壊れないギアバトルなんてまやかしだろう?」
「壊さなくっても、スリルや緊張感は味わえるんだよ。ゾクゾクするバトルを、わからせてあげる!」
交差したふたつのカプセルギアが急速反転。再びブレードを打ち合わせます。
そんなブラックメアの側面に回り込むカオスダイバー。
突き出されたチェインガンと左腕のアームライフルが交差。大量の弾がかわされます。
互いにいくつもの弾が命中しますが、カオスダイバーの表面塗装が削れ、はねるように転がってしまいます。それでも地面にパイルバンカーを打ち付けて強制ブレーキアンドターン。体勢をたてなおしてグレネードを発射します。
巻き起こる爆発と粉塵。
砂煙を抜けて現われたのはブラックメア――いや、ユグドラシルパーツで作られた無数のカプセルギアたちでした。
公園のあちこちからプロゲーマーの少年少女たちが現われ、端末を翳します。
「バトル強制乱入――シャランガ」
「同じく――ホーテンガゲキ」
「同じく――ネァイリング」
複数のカプセルギアがカオスダイバーを取り囲みます。
一方的なリスクを差し引いても不利な状況です。砂煙のせいでカメラにその状況はうまくうつっていないことでしょう。
「どこまでも――」
「どこまでも卑怯な者たちだ!」
声。
それも頭上から。
「その声はっ」
ジャングルジムのてっぺんに立った
煌 白燕
が、カプセルギアと共に跳躍しました。
回転をかけて着地。遅れて着地したのは彼女のカプセルギア『サンゴクナイト』です。
「義によって助太刀する」
ホーテンガゲキの槍を、サンゴクナイトは青龍風手甲で受け止め、至近距離で稲妻を巻き起こしました。
舞い散る電撃の中で、ふたつのカプセルギアの目が光ります。
「一人増えた程度で何が変わる」
「ひ、ひとりじゃありません!」
公園の外から走ってくるもうひとつの声。
分厚い眼鏡と黒いシャツ。
深谷 博士
でした。
「ぼ、ぼぼぼくもいるぞ! 勝負だぁ!」
端末を翳して、カプセルギアを解き放ちます。
まるでカタパルトから出撃したように宙を舞うカプセルギア。その名も――。
「アトラ・プロトタイプ! い、いくぞぉ!」
アトラ・プロトタイプは右アームパーツについたボムピッチャーから連続で爆弾を発射。カオスダイバーを取り囲もうとしているギアたちを牽制します。
普通じゃ無い事件。
普通じゃ無い相手。
公園の外から事態を見ていた博士は、本当は迷っていました。
恐ろしい敵にかっこうよく乱入しても、自分の大事なカプセルギアが壊されてしまったらどんな気持ちになるだろう。
では、大人に頼ったり、誰かに言いつけたり、見なかったことにして帰ればよかったのでしょうか。
いいえ、そんなことはできませんでした。
彼の心の研究所には、正義のハカセが住んでいます。
悪のロボットを倒すため、正義のロボットを作るハカセです。
もしかしたら、誰の心にだっているかもしれないそんな存在が……強く指をさすのです。
格好良く登場なんてできないかもしれない。
自慢のロボットは傷ついて、壊れてしまうかもしれない。
けれど、心のハカセはきっと言うでしょう。
「皆大好きなギアと友達のために闘ってるんだ。だったら……僕だってやってやる!」
端末を構えた博士とシンクロするように、アトラ・プロトタイプが身構えます。
強度の高い自慢のボディで突撃し、プラズマ弾を放つアトラ・プロトタイプ。
「僕らは戦争ごっこがしたいんじゃない! 皆でバトルして皆で褒めあって互いに知って皆で楽しみたいんだ! それをお金儲けの道具になんてされてたまるか!」
「ふむ……」
まるで自らが戦うかのように身構える白燕。
ホーテンカゲキとサンゴクナイトが槍と剣を幾度となく打ち合わせる光景を前に、そしてバラバラになってしまったメイジンダー・リトライとその前で膝を突くメイジンを前に、目を見開きます。
「メイジンもせっかく元気になっていたというのにまったくなんていう事をしてくれたんだ。みんなで楽しく遊びたい。そじゃあだめなのか……?」
「アンタたちはそれでいいかもしれない。けど僕らはだめなんだ。勝たなければクビになる。それがプロだ」
「お金がからむと人はみにくくなると聞いたが……でも、あえて言わせてもらおう」
相手の槍を跳ね上げ、既に傷だらけのサンゴクナイトの目がぎらりと光りました。
「知ったことか!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月21日
参加申し込みの期限
2018年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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