this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
■シーン8:刹那のトワイライト
ちょっぴりガヤガヤしいハンバーガーショップ。
「ゆぐどらしる……デスカー?」
ネコッターをついついしていた
トワ・E・ライトフェロゥ
は、つまんだポテトをまぐまぐしながら呟きの流れを追っていました。
あちこちで起きるカプセルギア破壊事件。その裏ではユグドラシルの陰謀が……なんていう呟きや、過激な思想の呟きや、あれやこれや。
そんな中に混じってニャインのグループチャット経由でいくつかの情報が流れてきました。
ユグドラシルはインターネットへゲリラ的な生配信をしていること。感情的にぶつかるとかえって悪影響になること。寝子島のギアマスターとして正々堂々戦うことで文化的勝利を勝ち取れること……などなどです。
「ムーン……」
くわえたポテトの先端を上下させながら、トワは両手で顎肘をつきました。
「駆けつけたいデスけど……ネットで身バレは困るマス」
とはいえ出歩けば辻バトルに出会うこの状況。姿が映るのはサケラレヌモヨウ……。
アラットヤシターンとかいうインドめいた挨拶を背に受けてハンバーガーショップを出ると、トワはなにげなーく振り向きました。
ここはシーサイドアウトレット。
ファンキーなアフロヘアーでオールナイトにフィーバーしそうな星形サングラスのマネキン。
「サケラレヌ――ナラバー!」
トワはお財布を握りしめ、走り出すのでした。
ランドセルを背負った少女のようなカプセルギア『サニィ』を知っていますか?
ギアマスター『レイン』の操るこのギアは、背中のバックパックブースターで加速するカワイイギアです。
「サニィ、よけるんだよ、だよ!」
柚瀬 玲音
が端末に向けて叫べば、サニィはジェット噴射で急カーブ。空中で身体をひねって、銃を連射します。
戦っているのはユグドラシルのギアマスター。操るのはポケットバイクのようなボディ&フットパーツをもった『エキサイト』です。
左右のアームパーツを犠牲にして得た複雑かつ高速な走行と、ヘッドパーツオンリーで繰り出されるビーム射撃。サニィとエキサイトは豪速で交差して、反転して、互いに銃撃を打ち込み合います。
エキサイトはドリフトをかけながら回避。サニィはバレルロールをかけて回避しました。すぐに地面へついて、ジェットの勢いのまま高速で走ります。
戦いが始まったのはついさっき。決めたのもついさっきです。
お友達から回ってきたSNSメッセージと添付された動画を見て、玲音はバトルへの参加を決めました。
「まけたら、こわれるなんて。そんなのちっとも、アソビじゃないんだよ、だよ!」
そう思う一方で、玲音はこうも思っていました。
『でも、だからこそ本気のバトルができる……かも?』
セカイには、イヤなものを嫌うだけでは進めない場所があるといいます。このトラブルを乗り越えたときに、どこか光り輝く場所へ行けるきがしました。
『よーこおねーちゃんとゆきとおにーちゃんといっしょに、ゆぐどらしるとたたかうことにするよ!』
そうSNSで宣言した玲音に、洋子たちは近くで活動しているユグドラシルのギアマスターにあえて勝負を挑んで楽しいバトルを見せつけてほしいとお願いしてきました。
ひとつの所に合流して活動するより、ずっと効果的だとわかったからです。
「こっこまっでおっいでー!」
激しいジャンプでアウトレットモールの階段を駆け上がっていくサニィ。アクロバティックな高速機動が売りのエキサイトも地の利をとられて困った様子です。
けれど……それで終わってくれないのがユグドラシルの恐い所でした。
「何をモタモタしている」
バラ柄のジャケットというなんとも派手な服装をした少年が、階段の上から現われました。
彼は薔薇の花のようなカプセルギアを懐から取り出すと、バトルへ乱入してきました。
「『バイオレットカーソン』、奴を拘束しろ」
少年が端末に呼びかけると、薔薇のようなカプセルギアは両腕からイバラのロープを発射。高くジャンプしたサニィにロープを巻き付けてしまいました。
ロープからはたちまち電流がながれ、サニィを苛みます。
「2対1は卑怯だよ、だよ!」
「卑怯で結構だ。そう見えないように編集するまで」
カメラマンを一度下がらせて、バラジャケットの少年は嫌味っぽく笑います。
「降参する絵を撮らせてくれるなら、パーツを壊さないでやってもいいぞ?」
完全に優位をとったと思って端末を翳す少年。
けれどその瞬間、視界を黒いなにかが横切りました。
イバラのロープは千切られ、サニィは階段のなかほどへと着地します。
「これは……?」
「助太刀デス!」
しゃきーんとポーズをとって現われたのはアフロを被って星形サングラスを身につけたトワちゃんでした。
普通にトワちゃんでしたが……。
「ト――ワタシは謎のギアマスター、セツナ!」
もう一階シャキーンと効果音(?)を出すトワに、玲音は何かを悟りました。
「謎のセツナ……助けに来てくれたんだね、だね!」
「勿論デストモー! チェンジ、マイバディ!」
黒豹のようなカプセルギアががしゃこんと変形して人型モードになりました。
トワの自慢のバディが搭載されたギア、『ブレイズガーディ』です。
「一人増えたくらいで――!」
エキサイトとバイオレットカーソンが同時に襲いかかります。
対してサニィとブレイズガーディはそれぞれの敵めがけて迎撃しました。
エンジン音をたかく飛びかかるエキサイトに、サニィはロケット・シールドを直接ぶつけるように発射しました。
一方でブレイズガーディは伸びてきたイバラのロープを爪で切り裂きます。
「交代デス!」
「こっちも!」
即座にサニィとブレイズガーディは背中合わせのまま180度入れ替わり、サニィは無防備なバイオレットカーソンへ超音波砲を発射。ブレイズガーディはバランスを崩したエキサイトを爪で切り裂きました。
「「しまった……!?」」
ステキなコンビネーションで撃破された二つのギア。ギアマスターたちはそれを拾い上げ、『くっそー、もう一回!』と端末を口元に翳しました。
そして、ハッと我に返ります。
後ろにいたカメラマンが『負けたら撤収する契約のはずだ』と声をかけてきたからです。
「……つい、楽しくなっちまった」
「そうだよ。ギアバトルは楽しいものだよ、だよ!」
「デス!」
びしっと指を突きつける玲音。
トワもまねをして指を突きつけました。
渋々撤収していくギアマスターたち。
トワたちは頷きあって、次の行動を話し合うことにしました。
「さっきギアマスターが編集するって言ってたのが気になるマス」
「そういえば、言ってたね、ね」
ベンチに腰掛けて、傷ついたカプセルギアのパーツを交換しつつ……トワは自分の考えを話しました。
「沢山の生配信を一つのアカウントで同時に映すのは難しい筈……だから、ユグドラシルの狙い通りの映像になるようにどこかで操作していると思うマス」
「ってことは。それをしてる人を見つければ……?」
けどそんな人が島の中にいるかな?
疑問を感じて首を傾げる玲音ですが、トワには確信がありました。
「きっと島にいるはずデス。何かトラブルがあったとき、すぐに駆けつけられないと困るからデス!」
二人は考えをまとめると、カプセルギアで通じ合った仲間たちに向けてメッセージを送り始めました。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月21日
参加申し込みの期限
2018年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!