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携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
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■シーン1:ギアマスターは引かれ合う
寝子島カプギアマスターたちの間ではちょっぴりユーメイ人な雪人くんと洋子ちゃん。二人はラボ(という名の自室)から出て、寝子島のシーサイドタウン駅前を歩いていました。
「とりあえず出てきたけど、行く当てはあるの?」
「いや?」
なにを今更という顔で振り返る洋子ちゃんに、雪人くんは無表情と無言で応えました。こういうとき何か言ってあげないのが雪人くんのクールさでありやさしさでした。
洋子ちゃんは肩を左右非対称にすくめてみせました。
「犬も歩けば棒に当たるという言葉があるだろう? エラーにおける状況再現は試行回数がものを言うんだ」
「理由が前半だけだったら家に帰ろうかと思った。一応考えてるんだね」
「手がかりがない時は動くに限……うーん、やはり帰ろうかな」
歩くの疲れてきたなあとぼやく洋子ちゃん。
「そんな風になってるだろうと思ったよ」
とたん、洋子ちゃんの前にスポーツドリンクが差し出されました。
「ン? お前は確か……」
自分のぶんのスポーツドリンクに口をつけて見せるのは、
鳳城 翔
……ギアマスター『SHO』でした。
「MAKIYUKI。辻バトルの狙いを探るんだろう。なら、戦力が必要なんじゃないか?」
三本目のスポーツドリンクを雪人くんへと投げます。
雪人くんはクールにそれを受け取ると、小さく頷きました。
「一緒に来てくれるなら助かるよ」
「野暮な言い方をするなよ」
俺がここに居る時点で、もう成立した話だろ。
そんな言葉を目で語って、翔くんは自慢のカプセルギア『セイクビリット』を取り出しました。
「それに、もう戦いは始まってるらしい」
翔くんが身体ごと振り返ると、ゴーグルとヘッドホンを装着した少年が立っていました。
立っていたというよりは、スケートボードで立ったまますいっと寄せてきたと言うべきでしょうか。とにかく彼の服装は都会的で、派手で、そして彼の胸かけ式ホルスターに収まったカプセルギアが異様な存在感を放っていました。
「こいつはラッキィ。大物が釣れたみたいだ。おい、撮影任せたぜ」
彼の後ろには眼鏡をかけた大人が立ち、運動会でパパが使うようなハンディカメラが握られています。
「三人とも、俺とバトルだ。どんなバトルかは……分かってるよな?」
翔くんは『セイクビリット』を、雪人くんは『ボナパルト2・アサルトカスタム』を取り出しました。
後ろで洋子ちゃんが目を細めます。
「ここで逃げても結果は同じだ。なら、分かっているな?」
「もちろん」
「いくぞ――ギアバトル!」
寝子島の片隅で、またひとつ闇のバトルが始まったのでした。
駅前の歩道脇。ガードポールとベンチ。
行き交う人々は何事かと僅かに足を止め、けれど子供たちのバトルを横目に見て通り過ぎていきます。
ここは大人たちの世界から隔絶された子供たちの領域。ギアバトルのフィールドです。
「奔れエアトリック!」
「リット、かわせ!」
相手の少年が繰り出してきたカプセルギア『エアトリック』はスケートボードを装着したスピードタイプのギアでした。
無数にならぶポールの間を器用に駆け抜け、ボナパルトの放つ腕からの射撃を次々によけていきます。どころか、斜面を利用して高く飛び上がりこちらを翻弄するのです。
射撃系のカスタムをしたボナパルトとは相性が悪いようですね。けれど、機動力ならセイクビリットも負けていません。
ゴルフクラブによる打撃を跳躍によってかわすと、金属製のポールにかぎ爪を使って張り付きました。
そのまま側面をひっかくように走ると、尾羽でもって殴りかかります。
咄嗟に振り向き、ゴルフクラブで迎撃するエアトリック。
互いの攻撃がぶつかり合います。
けれどここがユグドラシルパーツの恐ろしい所でした……。
「まずい――リット!」
攻撃がぶつかり合ったあと、エアトリックは端末にダメージが表示されただけでしたが……一方のセイクビリットは尾を破壊されてしまったのです。
転がるセイクビリット。それを拾い上げ、翔くんは優しく握りました。
セイクビリットと心を交わし、セイクビリットの言葉が伝わってきました。
ギアの声が、確かに聞こえたのです。
彼のろっこん能力は人工物と意思を疎通させることです。けれど、それはただ英語がしゃべれるのと同じようなもの。本当に必要なものを、翔くんはもう持っていたのでした。
『皆の声に耳を傾けるんだ。SHOには、それができる』
ここぞとばかりにボナパルトへ襲いかかるエアトリック。
そこへ、三つのカプセルギアが割り込みました。
スケートボードの突撃を正面から受け止めたのは、
大江戸 マンモス
のカプセルギア『ぐれーと☆まんもす』。
そのでっかくて頑丈なボディで相手の攻撃を耐えきると、掴み上げて放り投げてしまいました。
「辻バトルなら受けて立つのですよ! 重量級ならではの火力と堅さをみせてやりましょう!」
むん、と『ぐれーと☆まんもす』と同じようにポーズをとって見せるマンモス。
彼女をフォローするように、右サイドを野球選手のようなカプセルギアが固めます。
岩木 拓磨
のトリプルスリーでした。
「ギアは俺にとっては友達であり相棒だ……」
拓磨のまだ色あせない思い出の中には、確かにトリプルスリーの姿がありました。
野球に負けてしょんぼりしたときの河川敷。
自分より上手な人に追いつけなくて悔しい夜の枕元。
トリプルスリーは彼の夢を導くかのように、しっかりとそこに立っていたのです。
立ち止まってなんていられないって気持ちを、思い出させてくれました。
「カプセルギアには夢と希望と熱い想いが詰まってるんだ。そんなギアを壊すなんて許せない!」
「許せなかったらどうするのカナ?」
スケボー少年が首を傾げます。
すると、彼の連絡を受けて集まったユグドラシルパーツ使いたちが現われ、戦闘に加わりました。
バレー選手のようなカプセルギアが、ベンチの上から激しいスパイクショットを放ってきます。
対して、トリプルスリーは避けることなく立ち向かいました。伝説を再現したかのようなバットを構え、迫るボールを打ち返したのです。
それに乗じて飛びかかる
新田 樹
のソードマン。
「私も同じ気持ちだよ! こんな悪事、絶対に止めてやるんだから!」
刃を重ねたような翼のパーツが広がり、ベンチの上に陣取ったバレーボールギアへと急接近。
先端が剣になっている右腕パーツを繰り出しました。
それを阻むように、武者鎧のようなカプセルギアが刀で剣を打ち払いました。
持ち主であるギアマスターが『常在戦場』と書かれた扇子を広げます。
「打ち合いなどしてよいのですかな。我々のパーツは相手のギアを破壊できる。つまり、そちらばかりが壊れていくのです」
バレーボールめいたユニフォームをきた女子中学生がニヤリと笑いました。
「こっちは体力が尽きるまで戦えるけど、そっちは攻撃されるたびにパーツの能力が使えなくなる。勝負の行方は見えてるとおもうよ? 降参した方がパーツ台も浮くと思うけど」
「「それでも!」」
樹のソードマンが、拓磨のトリプルスリーが、マンモスのぐれーと☆まんもすが、まるで魂を燃やすかのようにぎらりと光を見せました。
ガトリングガンと膝ミサイルで一斉射撃を始めるぐれーと☆まんもす。
「寝子島のギアマスターは、受けた勝負からは逃げないのですよ!」
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月21日
参加申し込みの期限
2018年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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