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携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
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■シーン3:狙うべき標的
翔は傷ついたセイクビリットに触れ、深く目を閉じていました。
彼の隣。ベンチに腰掛けた雪人がスポーツドリンクの蓋を開きます。
「ユグドラシルギアマスターの腕前……エキスパートだけど、ベテランではなかった」
その言葉に、翔は目を開いて振り返ります。
「……そうか」
「ちょっとちょっと、急に納得しないでよ。その二つはどう違うの?」
樹がソードマンの予備パーツをくっつけながら振り返ると、洋子が腕組みをして言いました。
「プロのバトルトイ使い。この手の商品はブームさえ起これば続くけどそうでなければ一年で消えるなんてこともある。だから、どんな商品でも一通り使いこなせるプロを雇っておくというパターンがある」
「なるほど、カプセルギア専門のプロじゃないのか……」
拓磨はどの守備にもつけるオールマイティな野球選手をぼんやり想像して頷きました。
マンモスが小さく首を傾げます。
「ちょっと待ってください。そんな傭兵部隊みたいなものをよこして、一体なにが狙いだったんでしょう」
「何がって、愛光堂のカプセルギアを壊して自分のところの商品で……シェアを……」
樹は自分で言っておきながら、途中からなんか違うなと思って言葉のトーンを下げました。
だってどう考えても、このプロモーション方法は商品の優劣を見せるものではなかったからです。
一見バトルを挑んで勝てば商品の優秀さを示したことになりそうでしたが、それならなにも壊す必要なんてないし、大会を開いてギアマスターを呼べば良いだけのことです。ぱっと見ただけだと、すごく頭の悪い作戦に思えるのです。
「けどすっごく大きい企業が沢山の人を動かしてやってることなのですよ。そんな自爆行為みたいなことに、人がついてくる筈ないです」
マンモスの言葉にピンときて、樹も翔も深く頷きました。
「第一、ユグドラシルが自社でカプセルギアを作れるってことは、構造解析ができてやがるってことです。ハード面でもソフト面でも!」
いつかのカプセルギア暴走事件で流出した『MOD_OCEANVIEW』は機能停止パッチが洋子の手によって作られましたが、それを解除するパッチもまた作られています。ソースコードの解析はそれなりにできていて、ユグドラシルくらいの技術力があればコピー品を作ることもできる、ということなのでした。
けれどその中で足りないのは……。
「ユグドラシルが欲しがるのはMODの制作者である洋子ちゃんなのでは? 絶対ああいう大人の言葉に騙されちゃだめですよ! 洋子ちゃん!」
身体はちいさくとも心はでっかいマンモスは、両手を掲げて洋子に呼びかけました。
胡椒先生と書かれたしゅわゆわ飲料をあおって、洋子は片眉を上げます。
「ソースコードをパクられただけでも嫌なのに、仲間にまで引き入れられたら面目丸つぶれだ。安心しろ、そんなことは絶対にない」
「洋子を人材として欲しがるってのは、俺もわかるけど……今回のはちょっと違う気がするんだよな。俺はむしろ、『A.I.C.O.』に秘密があるんじゃないかって思ってる」
「…………」
拓磨の言葉に、洋子は小さく唸りました。
「確かに、『A.I.C.O.』はかなりとんでもないAIだ。画期的といってもいい。たとえばA.I.C.O.に『すみません』って言葉を投げかけたとき、それが謝罪なのかただ呼びかけているのかを判断することができる。空気を読むAIというべきか……今のAIにできないあらゆることができる、気がする」
最後を『気がする』でしめたのは、洋子の頭脳をもってしても『A.I.C.O.』の全容を解析できなかったからなのかもしれません。
それほどすごいものなら、大企業が欲しがるのも無理はないでしょう。
「ユグドラシルがそれを手に入れたなら、オモチャ開発に留まらず……」
拓磨たちの脳裏に嫌な想像が浮かびました。
オトナたちがアソビを破壊し、恐ろしいいろんなものに技術を放り込んでいくさまです。
雪人が立ち上がります。
「もう少し調査を続けよう。A.I.C.O.の通信機能で島のギアマスターにも呼びかけてみればいい。他にも、何か秘密を掴んでる人がいるかもしれない」
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携帯戦記カプセルギア 第四話「侵略のユグドラシル!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月21日
参加申し込みの期限
2018年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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