this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
パンツ作ろうぜ!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
【パンツはこだわりである】
「修ちゃーん、天野ちゃーん、空音ちゃーん、誰か集合場所教えてほしいのだー」
放課後、
後木 真央
は『ホメマキングのコース部屋』を求めて、答えを知ってそうな友人を探していた。
廊下をうろつくも、なかなか出会うことができない。
「仕方がないのだ。今からひとっぱしりして材料を買ってくるのだ! 紐と布は赤で決まりなのだー!」
しゅばばばばーっと自慢の足を頼りに、校庭の外へ後木は飛び出していった。
名前を呼ばれているとは知らない
八神 修
は、
旅鴉 月詠
と偶然廊下で出会った。
「旅鴉も堂島のとこ行くのか?」
八神は三角巾を取り出して微笑みかける。
「……まぁ、そんなところだ」
旅鴉は寝かせたパン生地と男女のマネキンを台車に乗っけて何処かへ向かっている途中のようだ。
小脇に抱えた黄色と黒の生地が謎ではあるが。
「ホメマキングのコース部屋……。つまり、Homemaking course room……家庭科室か」
八神は簡単だな、と真顔で言ってのけた。
「八神はどんなものを作るつもりだ?」
旅鴉は興味本位で尋ねてみる。
「俺は苺の沢山入ったやつを作るつもりだ」
自信たっぷりに返す彼に、旅鴉は「ほう……」と思わず唸る。
「随分と少女趣味なんだな?」
「……どういうことだ?」
ここで2人は会話のズレを認識。
旅鴉と話していくうちに、八神はとんでもない勘違いをしていたことに気が付いた。
「え、パン……作る、じゃなかったのか?」
「パンツ作る、だ。堂島も『パンを作るんじゃないぞ』と言っていたはずだ」
「なんてこった……」
思わず白目を剥く八神。
「俺、クラスのみんなに言い触らしてきてしまったぞ。どうしてくれる堂島。俺の品格に傷が!」
八神が作りたかったもの=苺がたっぷり使われた美味しいパン
八神の話を聞いて周囲が認識したもの=苺柄がいっぱいプリントされた少女趣味全開のパンツ
八神、知らないうちに大ダメージを被っていた。
「ちっ。こうなったら仕方ない。美術か家庭科の自主学習の形を整えて、後付で建前を作るか……」
「優等生が舌打ちするくらいの非常事態だってことはよく判った」
冷静に旅鴉はツッコミを入れた。
「俺も美術室からマネキンを持ってこよう。先に行っててくれ」
八神は踵を返すと、一目散に美術室へ向かっていった。
「……強く生きろ、八神」
遠ざかっていく背に、旅鴉はひっそりとエールを送った。
「最高じゃないか……」
目を閉じ、吐息を漏らす
畑生 言嗣
はパンツの構想で既に頭がいっぱいだ。
「おっと、ついうっとりしてしまった。悪い癖だね」
彼の名誉の為に弁明すると、畑生は変態ではない。
変態ではないが、変人である。
本人は常識人だと信じて疑っていないのでややこしい。
彼は近頃、とある女子の事が気になって気になって仕方がない様子。
そこで、これを機会に彼女のために自らパンツを制作すると決意したのだ。
「問題はサイズか……。目測のみでも充分だが……」
できることなら、より完成度の高いパンツを!
無駄に凝り性の畑生は、彼女が喜ぶことを主眼により満足のいくパンツを作ろうとしていた。
というか、目測でパンツ作れるレベルまで、その女子の腰周りをガン見していた事実がさらっと発覚しているのだが、敢えてここはスルーしておこう。
「最近、衣装制作というものが気になっていたから布と一式を持ち歩いて正解だったね! 何、下着を作るには充分な量だろう」
そして無駄に万能な変人でもあった。用意周到すぎる。
「それでは、家庭科室へいこうかね?」
畑生は足取り軽く家庭科室へ向かっていった。
約束の地、家庭科室に集まったパンツ職人たち。
呼び掛けた張本人、堂島 貞二は黒板に『パンツを創造せよ!』とデカデカと書き連ねた。
「みんな! 俺の暗号を解読して集まってきてくれてありがとう! ここの使用はちゃんと許可を取っているから、今日は下校時間まで思う存分パンツを作ろう!」
熱い。無駄に熱いぜ、堂島。
しかし、この熱さに同調する者もいることも事実。
「パ・ン・ツ・と・は!」
握 利平
がガタッと立ち上がり、シリアスな顔付きでまくし立てる。
「神秘の三角地帯を覆い隠す、最終にして、究極の防壁! 健全な男子の理性を破壊する、最強にして、容赦無き兵器! そしてモザイクとストッキングの間に位置する、現実と妄想の狭間!」
若干間を置いて、彼は力強く堂島へ拍手を送った。
「スゲーぜ……。作る! その発想は無かった! 素晴らしい、素晴らしいぜ……。ブラーヴォ!!」
握は感涙に咽ぶ。ちょっと引くくらいに。
そこへ大荷物を抱えて登場するのは横嶋と冴木のPECコンビだ。
「我が心の友、堂島! 再び会えて嬉しいよ! 君の為に俺は、竜司と共に素材集めに奔走してきたんだ!」
横嶋が爽やかに笑顔を向ければ、冴木はかんらかんらと声上げて笑いながら荷物を見せびらかす。
「見ろ、この布地とレースの束を! これがパンツの為に貯金を切り崩した俺の本気だっ、堂島君!」
ドサッと机に買い込んだ資材を並べ始める冴木。
変態こだわりの資材は、もはやマスターパンツ職人レベルの目利きであった。
レースのデザイン、布地の色合い、そして肌触りや伸縮性、どれをとっても完璧。
一体、冴木はいくら掛けたんだろう、パンツで。
だが、堂島はそんなことよりも、目の前の資材のレベルに目を輝かせていた。
「お、おお――! これなら究極のパンツが作れるに違いない! 流石だな、横嶋!」
「俺は己の欲望に従っただけさ!」
横嶋と堂島、ハイタッチ。
「みんなの分も買ってきたから、遠慮なく使ってくれ!」
ニカッと竜司が爽やかに笑ってみせた。
材料調達の手間が省けたのは助かるが、話題がパンツなだけに残念な爽やかさである。
「申し遅れたな。俺の名は
冴木 竜司
! おっぱいを愛するロリコン紳士さ! 堂島君、一男子として前回の君のおっぱいを愛する心……、俺は感動したぜ! そのままのおっぱい探究者でいてくれ!」
「勿論だとも! 俺はまだまだおっぱいも極めきれていない未熟者だが、エロスは多岐にわたるからな。俺も多方面に視野を広げなければならない。ともあれ、今日はよろしく頼む!」
堂島の謎エロ理論はともかく、変態どもは今回も結託しつつあった。
これを良しとしない人物が2人。
「……堂島、ここの許可を取っているなら俺はただ見張るだけに留まる。でも、変態プレイに及ぶようなら、俺はお前を御法度野郎として『斬る』からな?」
木刀所持で家庭科室の最後尾の席に座るは
御剣 刀
だ。
彼は堂島の変態行為を食い止めるつもりでここにいるのだ。
「流石に犯罪者を出すわけにはいかないからな」
「……まぁ、そうだね」
御剣の隣、廊下側の席に陣取るのは
逆巻 天野
だ。
「ふーん。パンじゃなくて下着のほうだったか。今度は一体何の変態行為を働く気なんだい?」
逆巻、笑顔だ。妙に艶のある邪悪な笑顔だ。妖艶すぎる。
「まぁ、僕のやることは唯一つ。『変態行為を見掛けたらぶん殴る』……それだけだよ」
逆巻は昼休みにうたた寝をしてたので、ここに来るまで詳細を把握していなかった。
ただ、彼は「こういう時って必ず騒動起きて煩くなるよね」と危惧し、物を作るなら家庭科室だろうと考え、ふらっとやってきて警告をしにここへ来たわけである。
(しかし、PECばかりでなく、隣にはムッツリの御剣までいるなんてね……)
そしてその他の面々も、少なからずパンツ制作に携わろうとしている者たちなのは間違いない。
「ふぅん、そうかそうか、つまり君らはそういう奴だったんだね」
冷めた目付きで家庭科室を逆巻は眺めた。
逆巻は変態どもが嫌いだった。
「別に作ること自体は邪魔しないよ。ただし、犯罪に走るようなら、殴らせてよね?」
警告はしたからね、と言い放ち、最後方から監視に徹し始める逆巻である。
なんか監視の威圧感半端なくて、逆巻の目から今にもビームが放たれそうである。
そんな逆巻の存在など意に介さないのが
吉祥寺 黒子
だ
「パンツ作りはダメ? ……今じゃ、見えない所に気を遣うのは当たり前。それを自作しちゃいけないって訳じゃねぇだろ? それにこれは立派な『家庭科の居残り実習』だからな」
白沢先生
に許可もとってあるぜ、と豪語する彼女は、前回のおっぱい制作同様、芸術家の感性が刺激された故の参加である。
斜に構えてワルぶる彼女だが、実際はモノ作り大好き女子高生なわけだ。
「さぁて、俺はファッション性高いパンツを2枚作ろうかね……。何だったらブラジャーも作ってやろうか?」
吉祥寺は『白をベースに色鮮やかな花柄を前面に出したデザイン』と『赤黒の耽美的なゴシック系』のパンツを作ろうと考えている。
幸い、資材は大量にある。
吉祥寺は『幸運』と刺青が入った舌を出し、にやっと笑った。
「俺は『幸運』だからな。山のような資材の中から俺の作品にピッタリのものが……、ほらな?」
吉祥寺が適当に手を突っ込めば、白の生地と極彩色の花をあしらった生地、そして黒の生地と赤の生地がひょいひょい手元に集まってくるではないか。
その引きの良さに周囲もどよめく。
「あっさり集まりやがった。俺ってやっぱり幸運の女神に愛されまくってるんじゃね? この量ならブラジャーも作れそうだしよ。んじゃ、一足先に作業に入るぜ」
ホクホクの笑顔のまま、真っ先に作業に取り掛かる吉祥寺。
この引きの良さは吉祥寺のろっこん『ラクシュミーの寵愛』の恩恵なのだが、彼女はその事を知る由もない。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
パンツ作ろうぜ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
井之上
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月24日
参加申し込みの期限
2013年07月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!