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【中間テスト】一夜漬け狂騒曲 ~寝るなよ? 絶対寝るなよ?~
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【7】
遠巻きにコーヒーではっちゃける人たちを眺めながら、
八十八旗 信彦
と
瑠璃条 ベガ
は仲睦まじく互いの苦手科目を教え合っていた。
そこへ
栖来 衣夢
がメイドのコスプレをしてワゴンを押してきた。
「あなたたち、良かったらおにぎりいかがかしら? コーヒーもあるわよ」
おにぎりにコーヒー、ちょっと聞きなれない組み合わせである。
「まったく、剣崎先輩は何考えてるのかしら? 勉強の夜食は炭水化物がベストなの。なのにあんなフルコースのような料理出したって胃もたれするだけよ……」
はぁ、と呆れる栖来。
「というわけで、特別に厨房を借りて作った私謹製の塩むすびよ。ご飯は糖分に変わって脳の働きを助けてくれるわ」
「ありがとう、せにょりーた! あとでお礼をしたいから、早速連絡先を交換したいなぁ?」
「えっ、まぁ、……いいわよ?」
八十八旗、彼女の前で堂々とナンパ。
栖来は「お礼がしたい」という八十八旗の言葉を信じての連絡先の交換だ。
彼女、実は情に厚い性格で、お礼という行為が彼女の琴線に触れたのだ。
「もー、ひこにゃんったらー」
もはや病気レベルのナンパ癖に、諦観の念を抱く瑠璃条。
だが、その表情はとても明るい。
「どんなにナンパしまくってても、ひこにゃんはあたしが一番だもんね!」
シーサイドタウン駅前の告白の言葉が、今でも瑠璃条の頭の中でリフレインしている。
だから、ちょっとやそっとじゃ怒ったりしないのだ。
「あら、お熱いわね……?」
栖来は熱々のコーヒーを入れながら微笑んだ。
「じゃ、2人とも、ごゆっくり」
そう言って栖来は他の参加者にも塩にぎりを配りだした。
「それじゃ、ベガちー、コーヒー飲もうか!」
「そうだね、ひこにゃん!」
2人ともグッと飲み干せば、目頭がぼ~っと火照る感覚に見舞われる。
「なんだろう……、ベガちーが途端に可愛く見えてきた」
「あたしも、ひこにゃんがすっごくかっこよく見えてきたよ……」
自然と2人は抱き合い、互いにその感触を確かめ合う。
「この勉強が終わったら、キス、しちゃおっか☆」
と、ここで瑠璃条の『ひこにゃんモチベアップ作戦』が発動!
「いいのかい、ベガちー? そんなこと言ったら、俺は君の全てをいただいちゃうよ!」
芝居がかった八十八旗の台詞に瑠璃条の目が輝く。
「うん、問題解けたら、ね?」
ニコリ、と笑って瑠璃条から離れると、懸命に数学の問題を解き始める。
八十八旗も彼女に習って英語を覚えようと努力する。
しかし、所詮は苦手科目。
2人はすぐに挫折した!
「おお、ひこにゃん! あなたはどうしてひこにゃんなの! そしてあなたはどうして英語が苦手なの!?」
大袈裟に右手を高々と突き上げ、悲嘆に暮れた表情で瑠璃条が叫ぶ!
「それは言わないでおくれ、ハニー! でも! ただ一言、俺を恋人と言ってくれたら、生まれ変わった気持ちで、君だけの信彦になろう!」
八十八旗もオーバーリアクションで歌うように台詞を並べていく。
嗚呼! なんてことだろう!
もう少しで勉強も終わって、二人で愛を分かち合えると言うのに、難問は無残にも二人の時間を遠のかせていく!!
このやり取りを偶然見てしまった
市橋 誉
は、おもむろにノートへピアノの絵を描き始めた。
<ここから全て歌劇となります。ご了承下さいませ>
八十八旗:おお、愛しのハニー! 君のためなら、英文法の1つや2つ解いてみせるさ~♪
瑠璃条:ああ、ひこにゃーん! あたしだって、公式丸暗記したいのよ~♪
八十八旗&瑠璃条:で~も~♪ 覚えられないの~まるで魔法の呪文よ~そうさ、これは恋の障害という名の魔法~♪
八十八旗:そうだ! あそこにいる人に聞いてみよう!
瑠璃条:そうね! 聞いてみようよ! きっと優しく答えてくれるはず~
音海:いきなりなんなのかな!?
八十八旗&瑠璃条:教えて、せんせ~い♪
音海:しょうがないね…… ボクが~教~えてあげよう~♪
ブリジット:英語なら~ 私に任せて~♪
新井:アッー! アッー!(発音練習中)
桜:私も~力になれるぞ~♪
新井:アッー! アッー!(発音練習中)
栖来:数学だったら自信があるわ~♪
八十八旗:さっすがせにょりーた!
瑠璃条:もう、ひこにゃん!?
八十八旗:Wow!! 君の為なのに~!
最上:恋はいつだって欲張りよ~♪
全員:今夜は~ 歌って~ 踊り明かそう~ ♪ LaLaLa~♪ 星ヶ丘寮~勉っ強っ会ィィィ~♪
(伴奏:
市橋 誉
(ろっこん使用))
<ここまで全て歌劇でした。お疲れ様です>
終わらない拍手が1つ、鳴っていた。
「すごいやん……、ちょっと感動してもうたわ。深夜テンションってごっつヤバいねんな~!」
空ノ音 ノエル
はにんまり口元を歪ませて笑みを湛える。
「これ、劇団を旗揚げしたら、えらい儲かるんとちゃうん?」
そういう彼の手元にはコーヒーが……。
どうやら、彼の本性の『お金大好き』な部分が露呈しているようだ。
「何の騒ぎかと思えば、なるほど、これが原因ね」
檜扇 舞華
が待機中に寮内の清掃作業をしていたところ、先ほどの深夜テンションミュージカルに遭遇。
参加者の殆どがコーヒーを飲んでいたことから、コーヒーに神魂が作用していると判断した。
「……やれやれ、面倒臭い」
すぐさまコーヒーメーカー等に点検中の札を掛け、コーヒー豆を戸棚の奥に隠しまう舞華。
「これでラウンジの事態は収拾するはず。代わりに紅茶を提供しましょうか」
彼女は慣れた手付きで高級茶葉を煮出し始めた。
そしてあることに気が付いた。
「あ、そういえば、岩国様のお部屋、神魂コーヒーをお出ししたままだった……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月26日
参加申し込みの期限
2013年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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