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【星幽塔】第一階層 ツインズ・ノット・デッド
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【戦闘前・5 談話室】
再び、談話室。
小犬丸が嵐のように去っていったあと、彼等は更に深い話を掘り下げていた。
桜庭が問う。
「フランチェスカちゃん、術者の遺品、どこにあるの?」
「遺品、ですか……?」
フランチェスカは意表を突かれ、目を丸くしている。
「なんでまた、それを聞くのですか?」
桜庭はすかさず回答した。
「それが今回の襲撃の鍵だからだよ。竜牙兵は、それを探して襲撃しているとボクは思う」
「襲撃された箇所が教会と墓地、葬儀屋に刑務所だから何か関係ありそう。すべて『死』が付きまとうところだし。ここは術者の遺体か持ち物でも探してると思った方が矛盾も少ないよ」
白の見解に、サキリも同意する。
「僕も気になっていた。何度も似たような場所が襲撃されている以上、竜牙兵の狙いは、術者の遺体か遺品、またはそれにかかわる何かなのは容易く推測できる」
「同じような場所を何度も探しているが見つからないのは、探し物がそこにないか普通の方法じゃ見つけられない場所なんだろう。違うか、フランチェスカ?」
御剣の問いに、フランチェスカは数瞬、何かを口ごもる。
「おやおや? まだあっしらに何かを隠してらっしゃるのかねぇ?」
「え、あ、い、いえ! そんなことは……!」
目ざとく骨削がツッコミを入れれば、明らかに動揺の色が顔に滲むフランチェスカ。
桜庭は、ここで己の考えを彼女に伝える事から始めた。
「術者は、竜に因縁あるのかな? 捜索対象は術者の遺品か遺体そのもの。更に強力な竜牙兵を操る為の、触媒、魔法道具ってところかな? 反乱や復讐の意図を考えるに、強硬策が必要なぐらいのナニカが生じてるって事? とにかく、しばらく悠長には構えていられなさそうだよね」
だから、と桜庭は言葉を継ぐ。
「一刻も早く、ボクたちはこの事件を収束させたい。そのためにも、フランチェスカさん。協力してよ。ボクたちに、もっと色々と教えてほしいんだ」
「私からもお願いだよ、フランチェスカさん」
白が頭を下げて懇願する。
「目的の物が見付かれば、それを利用して城下町から竜牙兵とステラオルタちゃんを引き離せないかな? 情報を提供してくれるだけ、作戦が遂行しやすくなると思うよ」
「ステラオルタ、向こうが求めている物をこちらが先に確保すれば、それを奪おうと相手から姿を現すんじゃないか?」
御剣もまた、白と同じ作戦を考えていた。
「そういう隠し場所は自分で探すより知っている人に聞いた方が早い。これ以上、時間はかけられない、フランチェスカ、頼む。教えてくれ!」
御剣にも頭を下げられ、困惑するフランチェスカ。
「ですが、流石に、この件はもはや口にすることなど禁忌に値します。それを容易く、外部に漏らすわけには……!」
「ああ、じれったいねぇ!! おたくのせいで、この城が、城下町が滅んでもいいのかぃ!?」
フランチェスカの様子に、痺れを切らした骨削が声を若干荒げた。
「それは……! そうならないために、義勇兵を募って……!」
フランチェスカの言葉に、骨削はやれやれと肩をすくめてしまう。
「甘ちゃんは困ったもんだねぇ、まったく! 禁忌だか何だかなんて、あっしには知ったこっちゃないね。さっさと遺体なり遺品の場所を白状しておくれ。そうすれば、ステラオルタはあっしが捕まえてみせるよぃ?」
「う……、たし、かに、そうかもしれませんが……」
骨削の意見に、数秒、考えを巡らせるフランチェスカ。
「偽物のステラが見付かれば、そいつに竜牙兵の襲撃をやめさせることができるな! なぁ、そこを何とか! 頼む!!」
この風雲児の提案が決定打となり、フランチェスカは城と街と民を救うための決断を下す。
「……分かり、ました。今からご案内いたしましょう。
……処刑された術者の遺骸が眠る場所へ
」
「ヒッヒッヒ! ようやく分かっていただけたようで!」
「やはり、遺骸なのか……。でも何故だ? 何故、反逆者の遺骸を後生大事に今も保管しているんだ?」
御剣の疑問はもっともで、他の面々も首を傾げていた。
「そもそも、本当に竜牙兵を操れる奴は、そいつ以外に今はいないのか? というか、何かしらの血族であるとか道具が必要などの条件は?? 技術の希少性が高いほど、それを修めている人の希少性が上がるわけだし、本当に全員を処刑したのか?」
「この城に残されている文献と先代から聞いた話では、もはや現代に竜牙兵を操作できる力量の術者は存在していません。詳しい操作方法も、今となっては不明です。解明できていれば、
この塔の頂上での決戦
の際に既に投入していたはずですので」
「それも、そうか……」
御剣もまた、その決戦に参加していた1人。
ならばこそ、あの場に竜牙兵がなかったことがどういう意味か、よく理解できた。
「ところで、遺骸は何処にあるの??」
白の言葉に、フランチェスカは思い詰めた顔で回答した。
「……星辰の櫓の、地下です」
一同は思わず、顔を見合わせた。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月29日
参加申し込みの期限
2018年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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