【星幽塔】第一階層　ツインズ・ノット・デッド｜リアクション

【星幽塔】第一階層　ツインズ・ノット・デッド

【続く悲劇】

　北の遺跡の輝きは収まらない。
　北で防衛した者たちは、その後、八神をはじめとする捜索隊によって救助された。
　鮫ノ口は北の遺跡から増援が溢れていることを報告。
　サキリとクリメントも遺跡を捜索しようとしたが、光が結界となって先に進むことを拒み続けていた。

　ひとまず、竜牙兵の脅威は北方面のみとなった。
　フランチェスカは義勇兵と兵士たちに北の守りを固めるように伝令。
　急ピッチで北に砦が築かれることとなった。
　だが、兵士たちは遺跡の異変に気が付く。
「地震だ！！」
「おい見ろ、遺跡から何が天へ伸びているぞ！！」
「まさか、月影塔の封印が解けたのか！？」
「そういえば、戦闘でここら辺、火事になったよな……？　それが原因か？」
「とにかく、フランチェスカ様に報告を！」
「一体、何から報告すればいいんだよ！？」
「決まってるだろ！」
　兵士長は、兵卒に告げた。

「月影塔（ミズガルズタワー）が復活した、戦争が起きるぞ！！」

＜Tragedy is never End...！＞

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あとがき

担当マスター：焼きスルメ
ファンレターはマスターページから！

大変長らくお待たせして申し訳ありません……！
色々と情報が多いので、順次ご説明いたします。

◆情報
相変わらず推理班のアクションが容赦なさすぎィッ！
まったくといっていいほど取りこぼしなしとは、戦慄しました。
かつ、先手を打つようなアクションをぶつけられて此方は白旗揚げっ放しでございます。
本来、シナリオ３回分に小出しするはずの情報が、今回でほぼ出尽くしました。
乾物自身もこの状況はわけがわからないよ……。
と、いうことで、次回はいきなり決戦シナリオです。

救護班を中心とした情報伝達はお見事でした。
タイムラグはあるとはいえ、今回の事件で浮かび上がった情報は、全参加者が共有できております。
（つまり、ＰＣがどの場所にいたか一切関係なく、本シナリオで登場した情報の中にＰＬ情報はありません）
これは非常に次回の決戦で有利に立ち回れます。
ただし、市民への情報流出にはもう少々気を遣うべきだったと此方は見受けられました。

◆戦闘
戦闘面は人数不足の面もありましたが、今回重視したのは『効率性』『戦略性』『連携』でした。
同じ戦場でも連携を想定できるアクション同士にはプラスの補正を掛けております。
ただ、防戦一方だったり攻め手に欠くような内容では数で押し切られます。
各方面の戦闘でそれが描写されているはずですので、次の決戦シナリオの行動判断としてお役立て下さい。

◆ステラとステラオルタ捜索
ステラ捜索で重視したのは『捜索の具体的な方法・手段』です。
あとは『彼女の思考（嗜好）をトレースできているか？』でした。
それを満たしていたのが、あの罠だったわけで……。

一方、オルタちゃんの捜索方法はビンゴでした。
さすがですね。竜牙兵の復活ギミックから場所を読み解く方が現れるとは！

◆遺骸
ねぇ、なんでわかったの？
ねぇねぇ、乾物は一言も遺骸って文言出してないのに何でアクションに盛り込んでくるの、ねぇええええ！？
……はい、完敗です。
推理班、君たちはエスパーか何かか？？（戦慄）
しかも、それをオルタちゃん（又はその関係者）に渡そうとするアクションまであって眩暈がしました。
結果的には、今回、遺骸の返却はプラスの面が大きいです。
（術者＆塔の復活フラグ成立よりも、得られる情報があまりにも大きかったため）
今回、返却しなかった分の遺骸は、再びフランチェスカの元で管理されております。
残る遺骸は、『頭部』『胴体』『右腕』『左脚』『心臓』の５つです。
遺骸を返却する度に、人形の魔女ラピスは本来のチカラを取り戻します。
（ただし、何らかのデメリットも発生する模様）

◆月影塔（ミドガルズタワー）
北の森には、実は幾つか封印の基点となる樹木があったのです。
ですが今回、図らずとも火事になって燃えてしまったので塔復活フラグがこれで１つ解放。
（本来ならば、決戦前のシナリオで探索する予定でした）
そして遺骸返却によって術者の力の一端が蘇ったため、月影塔は再び第一階層に顕在したのでした。
ミャトゥ遺跡は月影塔の一部だったわけですねー。
完全復活すると、他の階層にも突き抜けて顕在する予定です。にょきにょきっとね。
この世界は“あるべき姿”に戻りつつあるわけですが、さて……？

◆事後行動
次回の決戦シナリオですが、すこし新たな試みを行います。
現時点での貴ＰＣの意見をコメントページで教えてください。
8月26日までにコメントしてくださった意見は、
次回のシナリオのオープニングでフランチェスカへ進言というかたちで
描写される可能性があります。
どんな些細な事でも構いませんので、お待ち申し上げております。

では、決戦シナリオで、またお会い致しましょう。
乾物こと焼きスルメでした。

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