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【星幽塔】第一階層 ツインズ・ノット・デッド
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【戦闘中・2 北】
「案の定、伏兵が居たか。兵士たちへ戦術を教えておいてよかった」
鮫ノ口 礼二郎
はガムを噛みながら闘士の光を宿した両手斧で歩兵を蹴散らしてゆく。
「弓矢が来るぞ! 一旦後退! その後、槍兵は物陰から突撃だ!」
「「おおっ!」
鮫ノ口の陣頭指揮によって、兵士は見事な働きをしている。
少数の敵とはいえ、無策で迎撃していたら、容易く突破されていたであろう。
北の伏兵が現れたのは、時系列的に南へ
メリィ・ランページ
と
リリエル・エーテライト
が増援として駆け付けたあたりの時刻だ。
それまで、彼は北の森の動向をつぶさに監視しつつ、合間を縫って兵士たちへ対弓戦術や集団戦術を教授していたのだ。
これにより、北は寡兵ながらも4方向の戦力の中で(付け焼刃とはいえ)練度は高めである。
更に、敵伏兵の攻撃を鈍らせる要因がもうひとつあった。
指揮官竜牙兵が駆る死霊馬が突然甲高くいなないたかと思えば、その場で暴れまわって騎手を振り落とす!
「よし、死霊の馬でも、私の罠は有効ね!」
ティオレ・ユリウェイス
は齢888も生きる歴戦の盗賊だ。
罠の扱いはお手の物。
先程の死霊馬が掛かったのはトラバサミ!
前足の自由が利かずに足止めを喰らい、そこを鮫ノ口の両手斧で騎手ごと粉砕されていった。
「ま、人手不足が否めないから仕掛けておいてみたが、こうも次から次へと掛かると笑うしかないね!!」
それもそのはず。
竜牙兵自身は思考能力や自我が乏しく、術者の設定した目的を自動的にこなす存在である。
つまり、術者が罠に警戒していない場合、竜牙兵は愚直にトラップゾーンへ足を踏み入れて走破しようと試みる!
ティオレの作ったキルゾーンは、近接戦闘を主体とする竜牙兵たちとの相性が抜群に良すぎたのだ。
おかげで、竜牙兵の主力はもはや弓兵のみ。
竜牙弓兵は必死に狩人の光を宿した弓矢の雨を衛兵たちに降らせてくるが、それも一陣の突風に煽られて狙いが逸らされてしまう。
「ちょっとー!? もう少し楽しめると思ったんだけどっ!?」
新田 樹
は不満げに魔風の光による風の壁で矢雨から味方を守護していた。
なぜ、彼女が不満げなのか?
それは鮫ノ口とティオレの事前準備があまりにも効果的で、彼女自身が暴れまわるまでもなく戦況は有利に運んでいたからだ。
「せっかくトマオレクッキー食べてテンション上がってるっていうのに、これじゃ不完全燃焼だよ!」
罠を抜けて迫りくる四つ腕竜牙兵へ向けて樹は念を籠めれば、忽然とその姿が消えてなくなる。
「はい、ふりだしに戻ってやり直し! ま、全身が無事だったの話だけど!」
いつの間にか上空20mへ瞬間移動していた四つ腕竜牙兵が自由落下を始める。
墜落するのは、森の奥の弓兵が構えていると思しき場所だ。
数秒後、小気味いい高音と共に何かが砕け散る音が聞こえてきた。
樹のろっこん『箱庭(リトルガーデン)』だ。
竜牙兵は動くものの、生物ではない為、彼女の能力の対象に該当する。
「あー、本当は火炎瓶を投げつけて、あの敵を丸ごと焼きたいんだけど……」
更に魔法の風で竜巻を起こして吹き飛ばし、火を煽って火炎竜巻を発生させて一網打尽にする予定だった。
しかし、周りの兵士からこれは止められる結果に終わる。
「友軍ごと丸焼きにするきですか!?」
「北の森に延焼したら城下町に火の手が!!」
樹は持参した火炎瓶を、不承不承で兵士に預けざるを得なかった。
そもそも、ここに対策を打った時点で伏兵は見破られているものと同然である。
燃やすまでもなかっただろう。
恐らく南と東西で戦力を使わせ、手薄な北から戦力を送り城内へ進入、遺骸の眠る櫓を狙っていたのだろう。
更に、これまで判明した情報も、北は戦闘開始までのラグがあったためにうまく全員に落とし込むことさえできていたのは大きい。
「小犬丸が定期的に来てくれるお陰で、お前たちの目的も判明した。やはり、ステラはそんなことをするヤツではなかった。フランチェスカや第一階層の城下町には以前から世話になっているし、困ったときはお互い様だ。城下町の防衛の協力くらい、訳ないさ」
鮫ノ口が両手斧を振るいながら、己の意気込みを口にする。
自分の気持ちを言葉にするたびに、両手斧の輝きが一層増してゆくようだ。
一方、ティオレは混乱に乗じて敵軍の中心部に忍び込んでいた。
(まったく、厄介なことになっちまった)
彼女は心中で毒づきながらも、敵の背後へ回り込んだ。
この騒動が起こった当初は、混乱のスキをついて火事場泥棒とか考えた。
だがすぐにその考えを改め、義勇兵に志願したのだった。
(大体、そんな暇はないだろう。それに、火事場泥棒なんて真似は、この腕利きの盗賊たるティオレ様の性に合わないわ)
愛用のダガーには盗賊の光が宿っている。これにより、うっそうと茂る森の中でも、弓兵の位置を割り出す事を可能にしたのだ。
(この森の地理は戦闘開始直前まで叩き込んだから、地の利は私にある!)
意を決し、ティオレは茂みから飛び出すと、弓兵の頸骨へ正確に刃を通して首を刎ねた!
すかさず左右に居た弓兵も同様に首を刎ねる。
妨害者を認知した竜牙兵が武器を取るも、近接戦闘に弱い弓兵たちにとって、盗賊のナイフ捌きは鬼門であった。
瞬く間に弓兵はティオレに解体されてゆき、彼女の奇襲は成功した!
……かに、思えた。
「危ない!」
ゴゥ!と爆炎がティオレの背中をチロリと舐める。
爆圧で前方へ吹っ飛ばされた盗賊は、何事かと爆心地を振り返る。
そこには、いまだ隠れていた敵戦力が、消し炭になって吹っ飛んでいた。
「おかしい。敵はあらかた倒したはずだが?」
鮫ノ口は森の奥へと目を凝らす。
すると、森の奥からカラコロカラコロと骨の軍勢が大挙して押し寄せてくるではないか。
「どうやらあの方角はミャトゥ遺跡か。遺跡から敵が溢れてきているのか?」
彼はガムを噛んで自身のろっこん『脳内ビデオガム』で脳内に映像として記憶させる。
一方、間一髪難を逃れたティオレ。
「助かったわ……。というか、火炎瓶、なんで持ってるのよ!? 危ないから没収されたはずよ?」
「非常時だったし、さっき兵士さんから取り返してきた!」
ティオレの叱責に悪びれなく答える樹。
「森に引火したら、大変なことになるって言われなかった?」
「そんなことを言っている場合じゃないよ。あいつらは火に弱い。ここは仕方がない、火炎瓶で炎の壁を作って侵入を防ぐよ! あんな大軍、この戦力じゃやりきれないよ!!」
弓兵が此方に弦を引く前に、樹は火炎瓶を投げつけて爆発させた!
「着火確認! あとは延焼させるだけ!」
魔風の力で炎を煽れば、たちまち大火となって森に燃え広がってゆく!
森の中には妙な紋章が描かれた巨木も存在したが、紅蓮の炎はお構いなしに焼き焦がしてゆく。
「おい、これ、まずいんじゃないか?」
鮫ノ口は味方にまで火の粉が降りかかる状況に危機感を覚える。
「おい、北門に火の手が上がってるわよ!?」
ティオレが指差す場所、北門の櫓に火の粉が掛かり、ボヤが起きているではないか!
「わーっ! やったちゃったー!?」
慌てて3人は消火活動に取り掛かる羽目に。
その間、竜牙兵は炎の壁に阻まれ進軍停止。
そのうち動きが鈍くなり、その場で全て崩れ去っていってしまった。
「どういう事??」
樹の疑問に、鮫ノ口は南の方角を見遣る。
「ひょっとしたら、他の戦場で何かあったのかもしれないな」
「その通りでござる!」
ろっこんでひょっこり現れた小犬丸が鮫ノ口に詰め寄ってきた。
「南の戦場で大変なことが起きたのでござるよ! って、なんで燃えてるのでござるか!?」
「こ、これには、色々と複雑な事情が……あははは……」
樹が助けを求めるようにティオレを見遣る。
「いや、私を見詰められても……。って、おい、あれ!」
ティオレが指差す場所……ミャトゥ遺跡が銀色の光を放ったかと思えば、そのまま北門にいる面々を飲みこんでいった!
「あれは!」
空中からミャトゥ遺跡へ急行していたサキリ&クリメント。
ミャトゥ遺跡から放たれた謎の銀光は、半球のドーム状になって北門ごと森を覆い尽くしていた。
「何が起こっているのでしょうか、サキリさん……?」
「分からないが、北門にいる仲間たちが心配だ。突っ込めるか、クリメント?」
「任せてください! 掴まっててくださいね!」
2人は北門を守護する3人と兵士たちの安否確認、並びに遺跡の調査に乗り出した。
<北門戦闘:炎による敵の足止めに成功>
<ミャトゥ遺跡からの増援を確認>
<ミャトゥ遺跡から謎の光の結界が発生>
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30人
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26人
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シナリオガイド公開日
2018年06月29日
参加申し込みの期限
2018年07月06日 11時00分
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2018年07月06日 11時00分
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