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【星幽塔】第一階層 ツインズ・ノット・デッド
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フランチェスカが星辰の櫓に到着すると、地面にしゃがみこんで何やら呪文を唱えた。
すると、突如、地面に扉が現れたではないか!
「普段はてんびん座の星の力によって防御結界を張り、扉を隠匿しています。さぁ、降りてゆきましょう」
フランチェスカに案内されたサキリ・桜庭・白・風雲児・骨削・御剣の6名(と、こっそり後を追うクリメント)は、階段を下りた先にある玄室に到着する。
「星辰の櫓が何故、星の力が集まりやすいのか? その仕掛けの種明かしが、これです」
何かの星の力なのだろうか、フランチェスカが石板に手をかざすと、玄室の中に光が満ちてゆく。
暗闇の中から浮かび上がったものは……。
「うへぇ、バラバラの、死体??」
白が悲鳴を上げてしまう。
「正確にはミイラです。死後、数百年はくだらない時間が経過しています」
フランチェスカは結界に包まれた部位をひとつひとつ見せてくれた。
頭部・右腕・左腕・胴体・右脚・左足・心臓。
これらが結界の中で安置されているのだった。
「これが、反逆した双子座のアステリズム、人形の魔女ラピスの遺骸なのか?」
御剣はまじまじと見つめるうちに、何か不自然な点に気が付く。
「本当にミイラ、なのか? だって、遥か昔の出来事だったんだろう、大戦も、処刑も? なのに
まるで生きているかのようじゃないか!
」
「はい。仰る通り、この遺骸は一向に腐らず、心臓に至っては今も僅かですが、鼓動をし続けております」
よく見れば、萎びた心臓はゆっくりと伸縮を繰り返しているではないか。
「嘘だろ……! こんなバラバラにされても動いてるってことは!?」
「
……何らかの形で、術者は復活の機会を窺っている
と考えて間違いないでしょう」
「そんなものをここに置くなんて、一体どうして?」
サキリの問いにフランチェスカが答える。
「本来ならば、各階層で遺骸を分散させる予定だったのですが、死しても尚溢れる遺骸の星の力を有効利用しようとしたのが、先代の射手座のアステリズム。つまり、私の父です」
フランチェスカは困惑した表情で言葉を継ぐ。
「片割れの塔がなくなり、星幽塔のパワーバランスは不安定なものになりました。それゆえ、どこかしらに『よくないもの』をかき集めて処理させるためのアイテムが必要になりました。……もう、お分かりですね? 術者の遺骸が腐らないのは、この塔全体の『良くないもの』を吸収させて、星の力へ変換させていたのです。その立地条件が、この第一階層のこの場所だった、というわけです。それを知った私の父は、遺骸を復活しないように解体したのちに、この玄室に安置したのです」
フランチェスカの表情は暗い。
それもそうだろう。
これはアステリズムの、星幽塔の暗部だ。
外部からやってきた者達には耳に入れるべきではない情報だ。
ゆえに、禁忌。
だが、この非常事態で、この遺骸が必要になってしまった以上、もう隠し続けるわけにはいかない。
これ以上の被害を未然に防ぐためにも、目の前の6人にフランチェスカは真実を告げる決断を下したのだ。
「今から、結界を解いて、皆さんに遺骸をお渡しします。きっと、ステラオルタが遺骸の星の力を感知して姿を見せるでしょう」
「え、これを持ち歩くの……?」
白は露骨に拒絶の色を顔に浮かべる。
「だって、もっと遺品とか遺骨とかそういうものかと思ってたんだよ……。ここまで生の状態は想定外だよ……」
「あっしは早く寄越してほしいねぇ? その持ち運びしやすそうな左腕を希望するよぃ」
「分かりました。では骨削さんには左腕をお渡しします。ちゃんと返してくださいね?」
「……分かってるさね?」
ニタリと不敵な笑みを浮かべつつ、骨削は遺骸の左腕を受け取る。
するとそのまま来た道を全力で走り去ってしまう。
「ヒッヒッヒ! あとはステラオルタを誘き寄せるだけだねぇ!」
「おい、骨削! 待てって! ……行っちまったぜ。心配だなぁ……」
風雲児は頭部を受け取る事になった。布に包み、肩から掛けるようにして運搬する。
桜庭は右脚、白は右腕、サキリは心臓、御剣は胴体を預かることとなった。
それぞれ、麻布に巻いて中身が見えないように持ち運ぶ。
「これからどうする?」
桜庭の言葉に、サキリが提案する。
「僕は南の戦場へ行ってみる。大乱戦の中にステラオルタが紛れているかも。それか北の森かな?」
「俺は此処に待機していよう。フランチェスカに何かあったら大変だからな」
御剣は胴体を抱えて頷く。
……まぁ、かさばるからね。動きづらいし。
「俺は東の下水道が怪しいと思う。意外とノーマークだろ?」
風雲児の言葉に、桜庭と白も興味を示した。
「あ、ボクたちも一緒に行っていい?」
「ちょっと匂いがキツそうだけど、単独行動は危険だよ?」
女子2名の申し出に嬉しい反面、ちょっと困ってしまう風雲児。
「あ~、えっとな、ちょっと、訳アリでな? 先に行ってるから、あとから来てくれ! じゃあな!」
風雲児もまた、東の下水道へ向かうべく足早に地上へ向かっていった。
まぁ、事情はなんとなく、フランチェスカ以外の面々は察しがついた。
でもヒーローの正体は決して明かせないのだ。
そういう『お約束』なのだから!
こうして、各々が行動を開始する。
この際、サキリとクリメントは合流を果たし、地上と空中からの二重捜索を開始。
そして、南の巨大竜巻を発見し駆け付けてきた場面から時間軸は再開する。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月29日
参加申し込みの期限
2018年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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