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【中間テスト】馬鹿には見えないテストペーパー!?
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●世界史パート2●
【講堂・1階席】
「毛皮ビキニね……ビキニってもっと胸の大きい人の方がいいんじゃないのか?
……自分で言ってて、悲しくなってきたけど。
ま、まあ、こうなったからにはとにかく、試験問題を探そう」
気を取り直して続ける
奈良橋 博美
に、
宇佐見 望月
も(無防備な博美のオヘソから目を逸らしながら)頷いた。
「お、おう、そうだな。早く元の世界に戻らないと、
0点になって
ねーちゃん
にまたボコられる……(ガクブル)
とりあえずアレだ、あの『きゅー』とか言うテスト用紙を見つけりゃぁいいんだろ?」
「つまりはかくれんぼだー!」
と
回転院 環
も元気よく立ち上がる。
「よっしゃー! たまちゃんはりきっちゃうぞー!
昔は『置き去りの環』と恐れられたこのたまちゃんの実力、見せてやらねばっ!」
(そっ、それって隠れる側だよね……)
恐るべき環の実力に、
御影 シオン
が内心おののいている一方で、
「今回のテストは一夜漬けでミッチリ勉強してきたし☆
これで百万点取ってお小遣いもアップ間違いなし!」
さっきからピントのズレたことを言っていた
篠原 美嘉
も、
「ってテストが見えないって事は0点!?
うわぁぁぁんお小遣い無しにされちゃうー!」
ようやくコトの重大さが(遅ればせながら)分かったようだ。ちなみに、ミッチリ勉強したというのはあくまでも本人の感覚です。
「きっとみんなで頑張れば問題用紙さんもげっちゅー出来るんだよっ!」
「よーし、かよちーもみかみかもシオシオも一緒にがんばろー!」
宇佐井 かよ
と環に続いて、「おー!」とそれぞれに可愛く気勢を上げる仲良し女子4人。
そしてあいかわらずマスク一丁の
風雲児 轟
の方はといえば、
「けどその前に、校内をうろついてるらしい、マンモスとかサーベルタイガーの対処をしよう」
と意外と冷静だ。葉っぱ1枚なのに。
「皆が怪我するといけねえし、それに動き回ってるらしい
問題用紙が踏まれたりしたらテストどころじゃねえからな!
て事で付喪紙の事はおいといてまずはそいつらの対処だ!
正直勝てる気しないけど逃げるわけにはいかねぇ!」
(あれっ? 轟君、格好はアレだけど、結構マトモなのかも……)
怪我するといけない、という台詞に、ちょっと彼を見直し始めるのは
千明 優輝
。自分と同じ葉っぱ1枚の姿であっても、風雲児の方は全く臆さずに堂々としているし。
(僕一人じゃ、とてもこの世界で生き残れないだろうし。
今日は、この人に付いて行こうか……どうしよう)
また、
宇佐見 望月
の方も風雲児のアツさに同調して、
「そうだ、動物が邪魔なら狩ればいいんじゃん!
何かのゲームと同じ『狩りに行こうぜっ!』ってヤツだよ!
おーっしゃ、一発ぶちかましてやんぜ」
と拳を打ち合わせていた、ちょうどその時である。
「さあさあ! じゃあ、たまちゃんたちも張り切って──やや!
あそこにいるモンスターはデッカイゾーとオッキバじゃないかー! 今命名!」
さきほどの女の子・
回転院 環
が、ぐるぐるの指紋を突き付け、何故かこちらを指さしている?
「ふぇぇぇっ? マンモス(デッカイゾー)にサーベルタイガー(オッキバ)が!?」
あわてて跳び退き、背後を振り返る千明だったが、
「ここに……あれ? いないよね」
千明の後ろには何もいなかった。だいたい、ここはまだ講堂の中だ。そのような絶滅動物が潜んでいれば、すぐに分かるだろう。
「にょっ!? こっちにも、おっきいぞうさんが歩いてるよっ! にょにょっ!?」
しかし続いて、
宇佐井 かよ
が何故かまた、ムキムキ陸上部員の宇佐見望月の方を指さし始め……
あれれ? おかしいよ? あの女の子たちはいったい何を指さしてるのかなっ?
風雲児 轟
(←デッカイゾー)
千明 優輝
(←オッキバ)
宇佐見 望月
(←おっきいぞうさん)
何がデッカイゾーでオッキバでぞうさんなのかは、(*お察し下さい*)
「うぬぬ……! 僕の内に眠るハンターの血が燃え滾ってきた……!」
ぁゃιぃ目付きで、じりじりとこちらに近付いてくる回転院環たちに、
「……へっ?」「ヒイッ!?」「えーっと……?」
風雲児と千明と望月の男子3人が、背中を合わせて(そして股間を隠して)じりじりと後退し始めた。
「狩られる前に狩れなんだよっ! 狩りじゃーっだよっ!」
その宇佐井かよの一声で、さあ、楽しいハンティングタイムの始まりです☆
「うむうむ、かよちー、その勢いだよん! やられる前にやるぞー!」
「狩られる前に狩れ!?
いよっしゃーこのスーパーウルトラグレート(中略)美嘉サマにまっかせなさい☆」
『だ、だめだよ……あれはマンモスじゃないってば!
そもそもマンモスというのは、哺乳網長鼻目ゾウ科マンモス属の……』
と必死にメモを見せて止めようとする
御影 シオン
の、しかしその静止を振りきって、
「うおおおおゾウ覚悟おおおおお!! 姿を現せぇぇぇぇい!!(葉っぱ狩り)」
恐るべき身のこなしで
篠原 美嘉
が、男子3人(の葉っぱ)に襲いかかった!
「えええええっ、うそーん!? ちょっ、おにゃの子たち落ち着いて!(真っ赤)」
「うおおおおーっだよっ! 待てぇぇええい(ズシャァア)」
「やっ、やべえぜ! これは本当に勝てる気がしねええええっ!?(脱っ兎)」
「行くぜっライオン狩り! せいっマジカルパーンチ!!」
「だっ、誰か! 誰か助けてぇーーーー!?(涙目)」
毛皮ビキニ女子ーズに追われて、半泣きで講堂から跳び出していく望月・風雲児・千明たちを、後に残された者は、ぽかんと見送るばかり……。
「……い、いやいや。こんなことしてる場合じゃないな。
とにかく俺たちも、一刻も早くテスト用紙を見つけ出さないと……」
我に返った
マウル・赤城・スティック
の一声で、残る面々もそろそろと講堂を出て、それぞれの行動に移るのであった。
【北校舎1F・美術室】
「ウン? 先客がいたか」
美術室のドアを開いた
双葉 仄
は、そこに
奈良橋 博美
がいるのを発見した。
「そんな所で、何をしてるんだ?」
脚立に立っていた博美が、絵の具だらけの顔で、こちらを振り返って言う。
「ああ……仄さんか。何をしてるように見える?」
「壁に落書き、だな」
ズケズケと見たままを言う仄に、
「うっ、やっぱりか……」
それでもガックリ肩を落とす博美。壁に自分が描いた絵を振り返って、
「いちおう、壁画のつもりだったんだけど」
「これが壁画だと?」
うーむ、と数歩下がって、改めて全体を見渡す双葉仄。どこかの軍隊で採用された、新型の迷彩パターンだと言われても納得してしまいそうな、やけに抽象度の高い絵である。
「そう。クロマニョン人と言えば、壁画だろ?
ほら、ラスコー洞窟の壁画とかさ。
理知的に見えるもっともらしい壁画を描けば、
問題用紙も姿を現してくれるんじゃないかと思って」
「フム……その発想は無かったな。なかなか面白い」
手に下げていた袋を見下ろす仄。彼女は彼女で、何かを用意してきたらしいが、時間はまだたっぷりあると思い直したのか、博美に付き合うことにしたようだ。
「と言っても、……絵心に自信は皆無なんだけど」
見た通り、体育科の博美は、美術のセンスはからっきしなのである。
「そうだ、仄さん。この絵のモデルになってくれないか?」
「モデルだと?」
「原始人は自然に感謝して、それを称える絵を描くと思うんだ。
だからここに、」
と博美は壁の端から端を絵筆で指し示し、
「大自然……!って感じの森を描いて、
それに感謝して供物を捧げる人を、このへんに描こうと思う。
モデルになってくれる人がいたら、もう少しマシな絵が描けるかも」
「それは無理だな。何しろ、この世界は既に私のものだ。
すなわち、自然とて私のものだ。私の所有物に、この私が感謝を捧げるはずがないだろう?」
とモデルになるのにも融通がきかない仄だったが、
「まあまあ、そう言わずにさ。このテオが造った世界が、いつまで残るのかは分からないけど。
クロマニョン人の壁画は、何万年も消えずに残ったんだろ?
だったら仄さんをモデルにした絵も、これからここで何万年も残るのかもしれないぜ?」
根気よく説得する博美に、ようやく思案顔で折れた。
「フム……流石の私も、後数万年は生きられんからな」
数千年なら生きられるような口ぶりに、苦笑する博美だったが、ともかくこれでモデルを得て、再びのびのびと思い切りよく、壁画を描き始める彼女。
まあしかし、そこからがまた大変だった。フニャッフニャの線で描かれた自分の絵に怒り出し、
「ええいっ、もういい! 私が自分で描く!」
と脚立を奪い取ろうとする
双葉 仄
を何とかなだめすかして、ようやく完成した美術室の壁画。
「どうかな? いやまあ、絵の出来はともかく……
クロマニョン人が絵を描いたということで、賢く見えないかな?」
息を潜め、じっと室内を見回す
奈良橋 博美
……しかし、何も現れない。
「だめか……」
ガックリと博美が肩を落とした、その時だった! 壁画の一部が、ちょうどA4サイズのカタチに剥がれ、ヒラヒラと博美の足許に舞い落ちた。顔を見合わせる博美と仄。
「付喪紙だ!」
その薄さで壁に同化していた問題用紙の上に、知らず博美が壁画をペイントしていたのである!
「やったぜ、これで元の世界に戻れる……って、ああっ! これじゃだめだ」
きちんと博美に目視観測された付喪紙だったが、博美が絵で塗りつぶしたのは、テストのオモテ面だったのである。これでは試験会場に戻れても、問題が1問も読めない!
「何だ、そんなことか」
すると双葉仄が、先ほどの布袋を取り出し、スタスタと廊下に出て行った。不思議に思って博美がその後を追うと、彼女は隣りの特別教室に入り、そこのドアと窓を全て閉めきってから、おもむろに袋の中身を床に撒く。
それは美術室に来る前に、仄がグラウンドの砂場から回収してきた砂だった。すると──
「あっ、足跡が1匹……2匹!」
「こうすれば、透明の物体は砂が被り浮いて見え、移動すれば砂に跡が残り場所がわかる」
「キュー キュー」
2匹の付喪紙を目視&回収して、淡々と述べる双葉仄。これはもうすでにお馴染み、物理の時間に
普堂 しおり
たちが小麦粉で、地学の時間に
御剣 刀
がチョークの粉を使って成功させたのと、同様の手だ。もちろん、今回も効果は実証済み。この仄の場合は、砂でテストが汚れてもすぐに払い落とせるので、より洗練されているとも言える。
「あ、あんなに苦労しなくても良かったのか……」
ガックリ膝をつく博美。その彼女に、回収した問題用紙のうちの1枚を、仄が差し出した。
「えっ?」
「これを持って帰るといい。私は、先ほどの絵で塗られた方の紙を貰うとしよう」
「えっ、でも」
今、仄が回収したテストは2枚ある。その片方を博美が指さすと、
「これはののこに返す分だな。私は今回のテストはどうせ、
全ての回答を珍回答で埋め尽くしてやろうと考えていたんだ。零点でも全く問題ない」
と回収した1枚を博美に押し付けると、代わりにベタ塗りの1枚を受け取り、さっさと廊下に出て行ってしまう仄。
「あれっ、おい、どこに行くんだ」
「放送室だ。今の回収手順を、校内放送でみんなに伝える……」
しかし、もう付喪紙が見えた2人には、この世界に居られるタイムリミットが来てしまったようだ。放送室にだどり着く前に身体がスウ、と消えかかり、
「あっ待て! まだ全然ボケてないぞ。
私が家で考えてきた珍回答を、せめて言わせろ!」
と全力で悔しがる双葉仄に、
「あ、これ! ありがとうな!」
譲ってもらったテストを振り返して、奈良橋博美もまた現実世界に帰還するのだった。
双葉仄と奈良橋博美の2人、ミッションクリア!
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月29日
参加申し込みの期限
2013年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!