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【中間テスト】馬鹿には見えないテストペーパー!?
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●世界史パート3●
【校庭〜生徒玄関前】
「ひゃっはー! マンモス狩りだー!」
さて、『ひと』のためこの世界を、あいかわらず夢か何かだと思っている
志田 朝陽
だ。状況はサッパリわかってないけど、腹が減っていることだけは分かる。
「テスト? そんなものは忘れた! オレはクロマヨネーズ人だぜ!
今何をすべきか……それは狩りだ! マンモス狩ってステーキだ!
尖った石投げるぞ! 目を狙うんだ!」
ヒャッホウ!といの一番に、外に跳び出していった志田だったが、
「ぐるるるるる……」
当たった石にイテッとこちらを振り向いたのは、全長3メートルほどの、大型のジャガーによく似た生物だった。身体には斑模様があり、異様に発達した犬歯が生えている。
「あれっ、マンモスじゃない……氷河期の虎!?」
あれは剣歯虎、サーベルタイガーだ! マンモスより先にこちらに遭遇してしまった!
「……やっべ、怒って追いかけてきた!?」
校庭をダッシュで横切る志田を追い、みるみる背後に迫るサーベルタイガー!
「がうるっ!」
背中から跳びかかってきたその一撃を、
「ヤバイヤバイ、ってうわあああ!」
間一髪、校旗の掲揚ポールの裏に回り込んでかわす志田だったが、
──シャキンッッ!
その3本のポールのうちの1本が、斜めの断面からずり落ち、ズ……ンと地響きを立てて倒れた。これは鉄柱をも切り裂くサーベルタイガーの必殺技、「スラッシュバイト」だ!
「って何だよソレ! 切れ味鋭すぎっだろ!?」
あわてて立ち上がり、校舎内に逃げ込もうとする志田の背後から、さらに迫る抜き身の犬歯!
「うわああああああああっ!?」
「プギャッ!?」
その剣歯虎が、頭上からの不意の一撃にノックダウン。
眉間に強烈なチョップを受け、キュウ……と目を回すサーベルタイガーに、
「へっ……?」
と志田が頭上を振り仰げば、その視線の先でシュルシュルと屋上にUターンしてゆくブーメラン。
「あれは……」
よくよく目を凝らせば、そのブーメランからニョッキリ人の右腕が生えている……?
「無事だったか、あんた」
そのブーメランをぱしっと「右腕で」受け止め、3階上の屋上から身を乗り出して叫んでいるのは、同じ1年10組の
マウル・赤城・スティック
だ。
そう、志田の窮地を救ったのは、このマウルのろっこん【救いの手 】。ブーメランのスピードを上乗せした必殺の「マウルチョップ」で、剣歯虎に見事ダメージを与えたのである。
だが……
「が、るるるるる……」
すぐにサーベルタイガーは、脳しんとうから回復してしまった。「ええっ!」と取り乱す志田朝陽に、屋上からマウルが叫ぶ。
「今の攻撃は、死角からの不意打ちで功を奏したが、もうそう上手くはいかなそうだ。
俺たちに考えがあるから、そいつを上手くおびき寄せて屋上まで連れてきてくれ」
「おびき寄せ……って」
考えるヒマもなく、新たな剣歯虎が唸りを上げてこちらに襲いかかる!
「でええええええっ!? と、とにかく逃げねーとコッチの命が危ねぇ!」
【南校舎・屋上】
「屋上、……イヤ屋上って何階だっけ!?」
生徒玄関に跳び込み、エレベーターのボタンを必死で乱打する
志田 朝陽
だったが、
「ウワー間に合わねえ! かっ階段だ!」
「がうるっっ」
「ギャーーやめろぉ! ソコだけは! 尻だけは!」
サーベルタイガーに半裸の尻を削られながら、闇雲に階段を駆け上がる。ばーーん!と体当たりで開けた非常扉の先は、目の覚めるような青空──
「って待てよ。屋上、逃げ場ねーぞ……?」
そこでハタと気が付く志田。
「ヤバイ、超ヤバイ。絶対領域。
ってうわあああ突進してきた!」
振り返るその志田の背後から、しなやかな身のこなしで跳躍するサーベルタイガー!
「……待てよ、このまま屋上から墜落してもらえば……?
ギリギリまで引きつけて……横に逃げる!」
サッカーで鍛えたフットワークで、とっさに方向転換する志田朝陽!
「がるっ!?」
がっしゃーーん!!
「よっしゃー! 今日はごちそうだー! ……って、ンン??」
しかし寝子高の屋上にはフェンスがあった! コブのように大きくひしゃげたものの、そのフェンスの内側で体勢を立て直し、再び志田に遅い来る剣歯虎!
「のわああああっ!? こいつがマンモスだったら落ちてくれたのにーー!」
だがマンモスならそもそもサイズ的に、この屋上まで上がってこれはしなかっただろう。志田の作戦、惜しくも失敗!
「おい、ここに登るんだ!」
しかしすぐにその志田をフォローする、鋭い声。見れば屋上の貯水タンクの上にいるのは、先ほどブーメランの援護で彼を助けた
マウル・赤城・スティック
だ。
その声に導かれて、志田も必死にガリガリとそのタンクの上によじ登ると、
「さ、サンキュー……あれ?」
いやマウルの他にもう1人、いた。屋上の一画で無防備に片ヒザを付いているその生徒を見て、
「おい、お前もこっちに登ってこいよ!」
と志田が叫ぶが、その生徒──
八神 修
は、無言で首を振るばかり。新たなる獲物を見つけ、
「ガアアッ!」
ひと跳びでそいつに剣歯虎が跳びかかった、その時だった。
「──【分解】」
五指を床に押し当て、ろっこんを発動させる八神。あらかじめ限界まで弱体化させておいたその一画に、最後のひと押しで亀裂が走り、
「ガウッ!?」
着地の衝撃で自らそのトラップを崩落させるサーベルタイガー──
「ぐるぁあああああああっ!」
当然そのトラップの中心にいた八神も、崩落に巻き込まれる……しかし八神は冷静。
「とどけ……俺の【救いの手】!」
すでにマウルがブーメランを投げ終えていたから。
ニョキッと鋭角に生えたその右腕が、落下寸前の八神の片腕をつかみ、再び屋上に投げ上げる。このろっこんで生えた右腕は、ブーメランの軌道に干渉しない。八神の体重の負荷が掛かっても、それでブーメランが落ちるようなことはないのだ。
「上手くいったようだな」
崩落した屋上のフチで、下を眺めていた八神が視線を上げ、こちらに近付いてきたマウルと志田に言う。恐るおそる志田も、その落とし穴の底をのぞき込むと──その竪穴の3階下で瓦礫に埋もれ、サーベルタイガーが伸びていた。
「エレベーターのシャフトを利用した人工のピット(落とし穴)だ」
淡々と解説する八神。
「元々は教室にでも誘いこみ、天井を崩落させてタイガーを仕留めようと思っていたんだがな。
しかし、俺のろっこん【分解】は、接触状態でないと発動しない。トラップのすぐ側にいる必要がある。
それでは下手をすると、俺まで崩落に巻き込まれてしまう危険性があるからな。
赤城の協力を得て、より安全な方法に作戦を変更したというわけだ」
「ふええぇぇ……」
感嘆の目で、マウルと八神を見る志田。自分の作戦とも一部似ているが、あらかじめ仕込みがある分、こちらの方がよく考えられている。
「おっ、今の戦法は、付喪紙も感心したようだな」
「キュ〜、キュ〜」
「ん? なんだこの紙?」
立ち上がるマウルと八神、そして志田にも、屋上に潜んでいた問題用紙が見え始めた。計3枚だ。屋上までサーベルタイガーを誘い出したことで、彼も作戦に協力したと見なされたのだろう。
「ふぁ〜なんだかすっげー夢だったな……
マンモスの肉が喰えなかったのは、残念だったけど。
あーあ、テスト頑張るか……」
消えていく志田とマウル、そして八神もまた、
「タイガーの牙を記念に持ち帰りたかったが、タイムリミットか。残念だが……」
最後にぼやきながら、こうして現実世界へと帰還していくのだった。
志田朝陽とマウルと八神修の3人、ミッション達成!
【北校舎2F・家庭科室】
一方、例の葉っぱ狩りの被害者・
宇佐見 望月
と
千明 優輝
の男子2人は、ガクブルで家庭科室の片隅に立てこもっているところだった。
「うおおおお、どこじゃいマンモス、出てきさらせやあああっ!」
「「ヒイッ!? お、おにゃの子コワイ……おにゃの子コワイ……」」
遠くの方の校舎から聞こえる、毛皮ビキニ女子ーズの狩りの声におびえながら(誰の声?)、半泣きで抱き合う望月と千明……大変残念ながら、その股間の葉っぱは、すでに狩り尽くされている。
「聞いてくれ、優輝ちゃん。どんな生き物にも正中線ってのがあってな」
ふるえる声でそう話し出す先輩に、
「眉間から股の間まで一直線につないだ線には、生き物の弱点が連なっているんだ。
そこを攻撃すればどの生き物だって倒せるんだ……だから! だから逆にッ!
男のココだけは攻撃しちゃいけないんだ! 何があっても! 絶対にだ!(泣き)」
こちらも必死でこくこくと頷く、あられもない姿の千明。
「Σ 誰だ精通線って言った色バカは!? ぶっ飛ばすぞ!(茹で蛸になりつつ)」
「い、言ってない! 僕言ってないよ!?」
女子ズから受けたあまりにむごい仕打ちに、ついに望月も幻聴が聞こえ始めたようである。
ちなみに、葉っぱを狩り取られてしまった今の彼らは、家庭科室の調理道具でその股間を防衛している。望月がフライパン、千明はおたまだ。
ガラガラ……
その家庭科室のドアが開いて、毛皮ビキニ女子が入ってきた!
「ヒイイイイィッ!? 狩らないで! 僕たちを狩らないでぇ!」
「やめろぉ! もう葉っぱは無い! 葉っぱは無い……から……(ヒザからくずれ落ち)」
「……うん、分かったから、そのフライパンを下ろしなさい。
見えてるわよ……見なかったことにしておくけど」
茹で蛸になって足をXの字にする望月たちには目もくれず、スタスタと入ってきたのは、白いツインテールの少女、
栖来 衣夢
だった。冷蔵庫からお目当てのトマトジュースを見つけると、
「よかった……テオの造った世界だから、ちょっと心配だったけど」
その赤い液体をひと息に飲んで、ろっこん【夜の皇女】を発動。
「おおっ。か、かわええ……」
望月たちが見ている前で、衣夢が吸血蝙蝠人間に変身した。毛皮のアニマルビキニに、背中の蝙蝠の羽がよく似合い、キュートな悪魔っ娘っぽい感じになった。まあ胸はあんまり無いけど。
「余計なお世話ね。さて、そこのお2人さん」
まだ半裸で呆然としている千明たちの方を振り向き、
「すでにもう何人か、この世界から脱出してる人もいるみたいだけど。
私はこのろっこんで空を飛べるから、テスト回収がまだなら手を貸すわよ。
その代わりと言っては何だけど、私の分のテスト用紙も回収してくれる?」
顔を見合わせる千明と望月。クールで無愛想に見えるが、どうやらこの女子は信用しても良いようだ。あと、狩らないようだ(コレ大事)。願ってもない申し出に、
「う、うん! 衣夢……さん? よろしくっ」
と千明たちが手を差し出した、その時だった。
ズ…… ン…… ……
「何だ? 地震か?」
不吉な地響きが、ゆさゆさと校舎を揺らした。
「えっ、だってここはテオの造った世界……。地震なんて」
望月と衣夢と千明がダッと窓に駆け寄り、はるかの地平線を見る。
そう、地平線だ。テオの造ったこの【世界史世界】は、校舎以外のものは存在しておらず、寝子高の敷地の外は、剥いた茹で卵みたいにつるんとした、真っ白い球面が広がっているばかり。
「パオオオオオオオォ!!」
その地平線の向こうから、のっしのっしと巨大なマンモスがやってきた。
「ウホォ、ウホォ、ウホォォォ!!」
あと、何故かそのマンモスの頭の上で、セクシーポーズを決めながら叫んでいる男がいる。
当然のように全裸、そしてアフロ頭にサングラスのこの男。
「あ、あのアフロマッチョは……!?」
「マンモスさんお鼻が長いのね♪ そうよあっしの主砲も長いのよ♪ パオーン♪」
原始人
山田 与太郎
、マンモスに乗っての堂々の登場である。
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月29日
参加申し込みの期限
2013年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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