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【中間テスト】馬鹿には見えないテストペーパー!?
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●世界史パート1●
【講堂・1階席】
そして中間テスト初日最後の科目、【世界史】の時間だ。
ここでもまた、テオの造ったアバウトな世界に跳ばされ、途方にくれている生徒が数多くいた。
皆がカリカリと鉛筆を走らせていたテスト会場から一転、
しーーんと静まり返った無人の講堂に放り込まれて、あぜん……と周囲を見回している彼ら。今この場に集まっているのは、
八神 修
、
双葉 仄
、
奈良橋 博美
、
志田 朝陽
、
マウル・赤城・スティック
、
栖来 衣夢
、
宇佐見 望月
、
宇佐井 かよ
、
回転院 環
、
御影 シオン
、
篠原 美嘉
、
千明 優輝
、
風雲児 轟
らの計13名である。
「あれっ、美嘉のテストが配られてないよ? それにみんなも消えちゃったよ?」
と、まだ状況がのみ込めてないのは、1年10組の学級委員・
篠原 美嘉
だ。
「もしかして美嘉が超スーパーウルトラエクストリ(中略)可愛いから、
テストやらなくて良くなったとか!? やったね! 美嘉すっごーい! あはっ☆」
さっそく机の上にくるんと跳び乗り、謎の踊りをピョンスカ始めるその美嘉に向かって、
「ちがうよ、みかちゃんっ! おバカさんは問題用紙が見えないんだってー!?
テオがそう言ってたんだよっ! びっくりだよっ!」
とキュートなハートカラコンの瞳を見開いて、机ばんばんで訴えるのは
宇佐井 かよ
だ。
「や、やだなぁ美嘉はバカじゃないよ問題がおかしいだけだよ!!」
「んふふー、ホントらしいよん、みかみか。
かよちーの言う通り、お馬鹿さんな生徒には問題用紙が見えないのさ!」
含み笑いでニヤついていた
回転院 環
も、一転カクンと驚愕の表情に変わり、
「つまり見えてないたまちゃんもおバカさんだったらしいよ! まじでかっ!」
「はーい! はいはーい! でもかよはおバカさんじゃないから見えるんだ♪」
とピョンピョン跳びはね、挙手アッピールしていた宇佐井かよの方も、
「見えないっ!? 見えなかったよっ!?
かよもおバカさんだったよっ! にょー! 新事実!」
今明かされる衝撃の新事実に、騒然となる女子3人。
「シオちゃんはっ? シオちゃんはどうだったのかなっ?」
かよに訊かれて、こちらも頭上にバッテンをつくってみせる
御影 シオン
。さらさらと手帳に、
『僕もテスト用紙が見えなかったよー』
と書いて見せる。シオンは幼い頃の事故で、声を発することができないのだ。
(僕は世界史だけは苦手なんだよね。なんだかショックだけど仕方ないか……。
かよちゃん、たまちゃん、ミカちゃんもいるし心細くはないんだけど、
どうしたら見えるようになるかな?)
テンション高めできゃいきゃい騒ぐ、その女子チームの隣りでは、テストが見えないという事実に、地味にショックを受けている者たちもいる。
「いや、そりゃ俺は格闘馬鹿だという自負はあるさ」
とガックリ肩を落としているのは、1年9組の学級委員・
奈良橋 博美
だ。
「あるけど……文武両道のつもりだったんだけどなあ」
博美は、奈良橋流古武術家元の一人娘でもある。文武両道でなければ武術も大成しないという父の教えを守り、これまでも彼女なりに、しっかり勉強してきたはずだったのに……。
「成績的な馬鹿じゃなく、格闘馬鹿という方が影響したと信じたい……」
「私も噂は聞いてたけど、成績は良い方だから私には関係ない……と、油断してたわ」
と淡々と述べるのは、コスプレ部所属の
栖来 衣夢
だ。噂というのはおそらく、これまでの1〜3限目の被害者たちの体験談を、彼女も耳にしていたのだろう。
「コスプレ”馬鹿”なのが原因か……」
はたまた、これは口には出さないものの、
(子供っぽくて間抜けなところもあるのが馬鹿と取られたか……)
「何にせよ、私にもテスト用紙が見えなかったという事実に、変わりはないわね」
「せっかく一夜漬けで何とかなりそうだってのに、
よりによって肝心のテストが見えないだって?」
その隣りで、見上げるような長身を揺すって、先ほどからしきりに焦っているのは、ハーフの野生児、
マウル・赤城・スティック
だ。
「冗談じゃない、ひょっとしたら1問目が覚えた問題だったらどうするんだ、
こうしてる間にも氷が解けるスピードで忘れているんだぞ!」
それは大変だ。付喪紙を頭の良さで見返したら、テスト開始直後の時間に戻れるとはいえ、マウルが暗記を忘れていくのは、誰にも止められない。むしろ帰還に手間取るほど不利、というシビアな状況。
「とにかく1秒でも早くテスト用紙を見つけ出さないと……」
「あうぅ……今日はあと1科目でテスト終わりだったのに……
もう眠くてフラフラ……頭がボーっとして……」
マウルと同じく、一夜漬けの勉強会に参加していた
千明 優輝
は、1〜3限目まではかろうじて眠気をこらえていたものの、ついにこの最終科目でダウン。
「一夜漬けなんて慣れない事やめといたほうがよかったかな……?
馬鹿には見えないって、そんなのやだよー。な、なんとかしなきゃ……?」
「ん? オレ、いつの間にか寝ちまったのか? 夢か、こりゃ?
にしても、腹減ったなぁ。なんつーか、テストで頭使うとお腹減るよなー。
まあ、どの教科もほとんど空欄だったけどな!」
一方、このメンバーで唯一の『ひと』である
志田 朝陽
は、(テオの声が聞こえなかったため)まだ事態を把握できていないご様子。
「って、俺ってば……裸? ええっ!?」
そして描写が今更だが、このテオが造ったアバウトな【世界史世界】、原始時代っぽく男子は全員、葉っぱ1枚というファッションなのである。
「な、なんだよこれ!?」
バッと内股ぎみに股間を隠す志田のその横で、ようやく眠気から覚めた
千明 優輝
も、
「……って、え、えっ!? 何この格好ー!?」
と大絶叫。まだ声変わりもしてない甲高い悲鳴で、しかもショタっぽいつるんとした体型なので、葉っぱ1枚だとこう、とってもヤバげな感じだ。
「いや、原始時代っぽいと言えば、ぽいかもだけど……アバウトすぎるよー(涙目)」
「女子たちの格好も……その……大胆だし……(目逸らし)」
爽やかサッカー少年・志田朝陽も赤面する一方の女子チームは、全員おそろの毛皮ビキニで原始デビューだ!
「キャー美嘉セクシー! ビキニも似合いすぎちゃって困っちゃーう(くねくね)」
「きゃーみんな似合ってるっ! かよも似合ってるかなっ!(ポーズ)」
「皆も美嘉ほどじゃないけど似合ってるぅ〜!(アゲアゲ)」
「毛皮の服もみんな一緒だし恥ずかしくないねっ!(ぴょんぴょん)」
『ぼっ、僕はちょっと……恥ずかしいけど……(もじもじ)』
「かよちーもみかみかもシオシオも、みんなきゃわたん!(ぽよよんぽよよん)」
輪になってキャピキャピはしゃいでいる、
篠原 美嘉
と
宇佐井 かよ
と
御影 シオン
と
回転院 環
の4人の悩殺ビキニから、全力で目を逸らしながら、
「えーっと、なんだこれ、お、おにゃの子はきわどいビキニで、俺様マッパ……」
と真っ赤になっている陸上部のシャイボーイは、
宇佐見 望月
だ。
「これじゃ、
どっかの主砲撃ちたがるアフロマッチョ
と一緒じゃネェかよ……(ガックリ)」
「まったく何てことだ! 今回のテストは零点でも構わないと思って、
折角家で沢山、珍回答を考えてきたのに!」
双葉 仄
もこの世界に来てしまった自分に、ひとしきりショックを受け嘆いた後、
「……しかし、クロマニョン人を何か勘違いしていないか、あの駄猫」
胸のビキニをびょんびょん摘まんで、その可愛らしい眉根を寄せる。
「ああ、またテオか。テオのやることだからな」
ともはや諦めにも似た納得顔を見せるのは、やはり葉っぱ1枚の
八神 修
だ。数々の事件に遭遇してきた八神は、もはやこの程度のハズカシメには動じないのである。裸(ら)クーール!!
「いやいや、でも1つツッコませて」
としかし、黙ってられないのは
栖来 衣夢
だ。
「男子の格好が葉っぱ1枚って酷くない?
私達の格好が毛皮ビキニで出来てるなら、男子も毛皮パンツとかじゃないの?
同じ素材で衣類作れないと技術的に変……」
まったくもって、返す言葉もない正論です……。
「まぁ、テオの適当な原始人のイメージだから仕方ないか」
「いや……。これはこれで、頭脳明晰な優等生であるこの俺に相応しい正装とも言えるだろう」
八神がまた(?)ヘンなことを言い出したぞ。
「葉っぱ1枚と言えばすぐに連想されるのは、旧約聖書におけるアダムとイヴのエピソードだ。
彼らが恥を知り自身を隠した葉っぱは、イチジクの葉であったことは広く知られているが、
そもそも彼らがエデンを追放される切欠となった知恵の樹の実こそが、イチジクであったという説もある。
即ちイチジクの葉=知恵の樹の葉……ならばこの葉っぱも、東大にでも行くかと言うほどの
自他共に認める成績優秀者であるこの俺に相応しい、謂わば知恵の象徴のフルコスチュームと言える!」
ばーーーーーーーーーーん!!
「(呆れ)」
あきれる衣夢たちを尻目に、
「フム、するとアダムとイヴ=クロマニョン人という設定なのか? しかしそうなると……」
とぶつぶつ宗教と世界史の知識の照合・考察に、ひとり没入してしまう葉っぱ八神。
「なるほど……勉強”馬鹿”、ときたか……」
その手があったか、みたいに呟く衣夢を尻目に、延々知的作業に没頭する八神……。自「他」共に認める成績優秀者かどうかは、この中間テストの結果が出るまで分からないが、少なくとも
趣味:勉強だと真顔で言える
ほどの「勉強馬鹿」なのは、ある意味確かなのだろう。
「……ま、まあウダウダ言ってもしょうがないし、早いところ解決しましょう」
「そうだな! とにかくこの世界を脱出するために問題用紙を探そう。
よっし、島のテストは俺が助ける!(ビシイッ)」
そしてやたらと暑苦しくポーズをキメるこの男は、自称ヒーローの
風雲児 轟
だ。
当然、この風雲児も葉っぱ1枚なのだが、
「でもさすがにこの格好じゃ動きにくいんで……」
といったんコソコソとステージの袖に退場し、「戦衣着装!」と叫んで、自作ヒーロー『ザ・ストレイト』に変身する風雲児轟(彼のろっこん【戦衣着装】は、人目がある場所だと発動しないのだ)。
しかし……
「な、なんだこりゃ!」
再びステージにコソコソと出てきたのは、
頭だけに白いマスクを装着
した、首から下は真っ裸の葉っぱヒーロー。 ど う 見 て も 変 態 だ。(あと、正体もバレバレだ)
「何てこった、これも神魂の仕業か!
しかし……しかし、俺は諦めん! 助けを求めて俺を呼ぶ、テストがこの世に在る限りな!」
いたたまれずに、そっと目を逸らすその場の面々……。
けれども、
(お、男らしいかも……っ!)
臆病な自身の性格の故か、男らしい人に憧れている
御影 シオン
だけは、ひそかに心のなかで喝采を贈るのであった。
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
49人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月29日
参加申し込みの期限
2013年07月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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