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\ オーバータイム!/
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奇店綺譚
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月が買い物を終えてシーサイドアウトレットを後にしたのは、日が暮れてもうだいぶ経ってからだった
もっとも家を出た時点で殆ど日は沈んでいたが。
別に月が何かの用事で学校から帰るのが遅れたわけではなく、彼女は好んで夜に外出しているのだった。
その理由は彼女の体質にある。
「やはり夜は良い。昼間はまるでグリルの上の魚になった気分だものな」
そう言って月は、空に浮かぶ月に向かって右手を伸ばす。
月光に照らされて、彼女のもとより透き通るように白い肌や髪がさらに澄みわたる。
月は自身の赤い瞳を夜空に向けた。
「私のこの忌まわしい身体も、夜ばかりは何憚ることなく動かせる」
桜 月
は生まれつき色素が非常に薄い、色白な少女である。
その特性ゆえに昼間、日光の下では行動が非常に限定されることも多かった。
ほかの人間よりも日焼けしやすく、直射日光に当たることは苦手だ。
また虹彩の色素も薄く光を遮断する能力に欠けるため、彼女の見る世界は常人の何倍も眩しい。
そういった事情から、月は昼間よりも夜に外出することを好むのだった。
「まあ、夜にも紫外線は降り注いでいるという話だがな」
そう言うと月はまた歩き出した。
「画材を揃えるとなると、やはりキャットロードまで行かねばなるまい」
ひとりごちながら月はシーサイドタウンの中心を貫くキャットロードへと歩みを向ける。
彼女の行く手には、街灯の光によってくり抜かれたスポットライトのような円錐形が点々と続いている。
夜中、少女の独り歩きといったら明るい場所を通りたくなるものだろうが、月はその光を避けるようにして歩いて行く。
かと言って街灯の無い裏路地を進むつもりもないようだ。
どうしても街灯に照らされるような場所は早足で通り過ぎる。
「……自分の影が怖ろしいだなんて言ったら、また変人扱いだな」
月が避けていたのは光そのものではなく自らの影だった。
ふと気付いた瞬間、目を離した隙に動き出しどこかへ消えてしまうのではないかという想像が、月の脳裏に浮かぶ。
「馬鹿げた妄想だ……」
しかしその考えを月は何故だか否定しきれない。
悶々と嫌な想像ばかりが彼女の頭を巡る。
「あー、やめやめ」
ぱっと顔を上げて、月はふるふると頭を左右に振った。
「折角久しぶりの外出なんだ。妙なことで悩むのは止そう」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月15日
参加申し込みの期限
2013年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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