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<3日目>
「白い壁、窓が無い、入口にかかった金属のプレート、新月の夜……やっぱり新しい情報は無しかあー」
放課後の帰り道、
最上 るるか
はぶつぶつと単語を列挙しながら歩いていた。
その内容から察するに、彼女も件の『喫茶店』を探索しているようだ。
「入ったことがあるって言うから折角話を聞きに行ったのに。収穫がゼロじゃなぁ」
どうやらるるかはその『喫茶店』の噂を加速させた張本人に会って来たらしい。
しかしあまり成果は無いようだった。
「まあでも、キャットロードの周りだっていう事だけでも分かって良かったかも。漠然とシーサイドタウンって言ってもあたし一人じゃ探しきれないもんね」
帰り道ではあるが、彼女が足を向けるのは自宅ではなく噂の中心、キャットロードだった。
寝子島高校からそこまでは大した距離があるわけではない。
高校生でも十分歩ける程度のものだ。
歩きながら携帯で何かめぼしい情報は無いかと調べているうちに、るるかはキャットロードの入り口まで辿り着いていた。
「ふぅ、ちょっと休憩っと」
キャットロードは所謂アーケード商店街に近い通りで、ウィンドウショッピングや買い物に疲れた客が足を休めるためのベンチがその道沿いに設置されている。
るるかはそのうちの一つに腰を下ろした。
「んー、噂レベルの情報じゃ、やっぱ出回ってるので大部分なのかなぁ」
そうひとりごちながら、るるかはするすると携帯のタッチパネルを繰る。
るるかが参照しているのはねこったーだ。
その性質上、あっという間に噂が拡大するため特定の情報の概要を掴むには適しているが、問題点はその情報に混じるノイズ、デマの類が非常に多いことだ。
「もうこのあたりを虱潰しに探すしかないか……ん?」
面倒くさそうに顔をしかめたるるかは、ふと画面から目を上げた。
彼女の目の前をなにやら辺りを見回しながら歩いて行く、少々挙動不審な女性がいた。
見たところ大学生くらいだろうか、待ち合わせの相手でも探すかのようにきょろきょろと視線を彷徨わせている。
その彼女にるるかは声をかけた。
「ねえあなた、寝子高生でしょ。何か探してるの?」
「えっ、わ、私は……」
唐突に声をかけられた相手は非常に驚いた様子で、るるかの方へ向き直る。
「へぇー、あなたお化粧上手ね。髪型や服装のチョイスも上手くマッチしてるし。普通の人が見てもまず高校生かと疑われないでしょうね。何年何組の誰さん? あ、もしかして先輩だったりします?」
るるかのまくしたてる勢いに気圧されて、るるかによれば寝子高生だという女性はぽつりと答えた。
「……1年8組
弘明寺 能美子
」
「同級生なんだ、良かった。先輩だったらどうしようかと思ったぁ」
上級生に無礼な口を利いたのではないかと、内心心配していたるるかはほっとしたように息をついた。
「そうだ、能美子も『喫茶店』探してるんでしょ?」
「いきなり呼び捨て……というか年齢の事はまだしもなんでそんなことまで分かるのよ。もしかしてあなたストーカー?」
「ちっ、ちがうよぉ! あたしも探してるからだよ、『喫茶店』。能美子すごくきょろきょろしてるんだもん。簡単に分かっちゃった。ねね、もし良かったらさ……」
るるかの言葉に能美子は小さく舌打ちをすると、吐き捨てるように言った。
「一緒に探そうって? 嫌よ」
「そんなこと言わないでさ。あたし一人じゃ広すぎて探しきれないんだもん。能美子だって具体的な場所、見当ついてるわけじゃないんでしょ?」
「む……」
図星を突かれて能美子は黙り込む。
「ほらほら、一人より二人の方が楽だよ! ねっ?」
「し、仕方ないわね……可哀想だから手伝ってあげるわよ」
能美子はしぶしぶと言った様子ながら、るるかの提案を受け入れた。
「ほんとに? ありがと、能美子っ」
「ちょっと、勘違いしないでよね。私は別に一人でも大丈夫なのよ? あなたがどうしてもって言うから仕、方、な、く、手伝ってあげるだけなんだから」
能美子はどこかで聞いたような台詞を言い放ち、るるかの先に立って歩き出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月15日
参加申し込みの期限
2013年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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