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<6日目>
「いらっしゃいませ」
桜井 ラッセル
、
御剣 刀
、
松谷 洋志
、
迪 シルベ
の4人が店内に足を踏み入れると、カウンターに立っていた美しい女性が出迎えた。
他に人が見当たらないということは、おそらく店主なのだろう。
ここはFABULOTHECA。
噂の『幸せになれる喫茶店』である。
「その割には普通の喫茶店に見えるけどな……」
ラッセルが薄暗い店内を見回して呟いた。
「どんな想像してたんだ、桜井」
「いや、もっとこう、ぶわーっとお札とか? なんかよく分からん神様っぽい像とかさ」
そう言ってラッセルは両腕を広げる。
「そ、それは逆に胡散臭い気がしますけど」
と、洋志が後ろから突っ込みを入れた。
その言葉に賛同するように頷く刀を見て、ラッセルは不満そうに口をとがらせた。
ちなみに店内はアンティーク調で統一された落ち着いた雰囲気だ。
「あ、あのうそろそろ座りませんか……?」
店の玄関口を塞ぐようにして喋っていた3人に、シルベが言った。
席はカウンターに6席、さらに4人がけのテーブルがひとつあるだけだ。
「お、そうだな。せっかくだし、カウンターに座らせてもらうか」
今4人の他に客はおらず、カウンターにも楽に座れそうだった。
4人がカウンターに着くと、先程のカウンターの中にいた女性が煙管の代わりにメニューを持ってやって来た。
あらためて近くで見ると非常に美しいことが分かる。
ほどけば腰にも届きそうな黒いしなやかな髪をかんざしで結い上げ、白無地のTシャツにデニムというラフな格好の上から黒地に赤ほおずきの刺繍が施された打掛を羽織っている。
そんな珍妙な格好をしているにもかかわらず違和感を感じないのは彼女の美貌故だろうか。
肌は雪のように白くきめ細やかで、手にした煙管を咥えた唇の紅と相まってとても印象的だ。
まつ毛の長いたれ目にすっと通った鼻筋、きりりとした眉、眉目秀麗を体現したような女性だった。
「そんなに見られたら、お姉さん照れるわ」
「あ、すみません」
受け取ったメニューにもろくに目を向けず、その女性を眺めていた刀は慌てて視線を逸らした。
「でもこんなに綺麗なんですし、刀君が見とれちゃうのも仕方ないですよ。女の私でもドキドキしちゃうくらいです……!」
「確かにな。お姉さんみたいな綺麗な人がいればもっと人来てもおかしくないぜ。なっ、松谷!」
「えっ、その、はい……」
「いや俺は別に見とれていたわけではないぞ」
「まあとにかく御注文を決めていただけるかしら? 意外と時間かかっちゃうからね」
わいわいと盛り上がっている4人に微笑みかけながら店員の女性は言った。
「いろいろあって迷っちゃいますねー……あの、おすすめのメニューなんてありますか?」
シルベはメニューに並んだ名前の列を眺めてどれにしようか悩んでいたが、訊いた方が早いと思ったのだろう。
メニューを閉じて店員の女性にそう尋ねた。
「そうねえ。それならやっぱりこのトオクブレンドのコーヒーが一番かしらね。ケーキなら断然チーズケーキ。理由は私が好きだから」
「トオクブレンド?」
「そ。トオクって私の名前。オンドウトオク、くさかんむりの苑の東、十と九で苑東十九。よろしくね」
自己紹介をすると十九はにへらと顔をほころばせた。
それを聞いた4人も順に自己紹介を済ませる。
「シルベちゃん、ラッセルくん、洋志くんに、私に見とれてた刀くんね。それじゃあそろそろ御注文をお聞きしましょうかしら」
「だから別に見とれてないと……」
刀は不本意そうにぶつぶつ言っているが、十九は素知らぬ顔で注文を取り始めた。
「じゃあ私は折角なのでトオクブレンドとチーズケーキを」
「俺もシルベちゃんと同じでっ」
「僕はコーヒー苦手なので……オレンジジュースとチーズケーキをお願いします」
「……トオクブレンドひとつ」
「はいはーい。トオクブレンド3つ、オレンジジュース1つ、チーズケーキ2つっと。少々お待ち下さいませ」
それぞれの注文を伝票にさらさらと書き込んで、十九はそのまま店の奥へと消えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月15日
参加申し込みの期限
2013年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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