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<5日目>
「『以上、証明終了。』っと」
八神 修
は最後の句点を書き終えると、シャーペンを置き両手を上げて大きく背伸びをした。
「ふう、少し疲れたな……もう20時か」
机の上の置時計に目をやり、少し驚く修。
「帰って来てからずっとだから、都合2時間くらいか。そりゃ疲れるわけだな」
そう言うものの、修の顔に勉強疲れの色は見えない。
それもそのはず、修にとっての勉強とは基本的に楽しみながらやるもので、要するに遊びなのである。
他人にとってのゲームや読書などが修にとってはたまたま勉強することだっただけだ。
「ちょっと休憩するかな……コーヒーでも淹れよう」
修は椅子から立ち上がり、寮の給湯室へと向かう。
そこでヤカンに水を入れ、コンロにかけると湯が沸くまでの暇つぶしに携帯を取り出した。
例によってねこったーを開く。
「また『喫茶店』か……」
修のタイムラインに流れてくるつぶやきはその多くが『喫茶店』関連のものだった。
どうやら実際に町へ出て探している生徒も相当数いるらしく、ねこったーはそういった生徒たちの情報交換の場と化していた。
「そんなあるかどうかも分からんものに時間を費やすより、勉強していた方が楽しいと思うんだがな」
皮肉でもなんでもなく、修は本気でそう思っているのだ。
筋金入りの勉強マニアである。
本当ならばこうしてコーヒーを淹れる時間すらも惜しいくらいだった。
「ん、これは……先生の見回りルートか? こんなものまで出回っているのか……。これは見過ごせないな」
ねこったー上には『喫茶店』の様々な噂とともに、桐島先生と吉田先生が夜間外出生徒を見回っているという情報もちらほらあった。
その中には時間や現在地などが実況されているものもある。
(俺も生徒の一人だし、出来ればみんなの邪魔をしたくはないが……しかし夜間外出は褒められたものじゃない。普段黙認してる先生達が出張ってるってことは、それだけの理由があるんだろう。これじゃきっと捗ってないだろうしな)
修は電話帳から桐島先生の番号を選び、通話キーを押した。
「そうか分かった。情報提供感謝する」
修の情報提供に素直に感謝をする桐島先生。
「いえ、まあ俺も同級生がトラブルに巻き込まれるのは嫌ですしね」
「そうか。ところでお前は今何をしているんだ?」
念のため、ということだろう。
桐島先生は修の動向も把握しておきたいようだ。
「自宅で勉強中でした。数学の」
「それは感心だ。まあお前に限って滅多なことは無いと思うが、変な気を起して町に出るんじゃないぞ。元も子もないからな」
「ええ。今は数学Ⅱの問題を解いている方が楽しいですから、そのつもりはありません」
「ただ、勉強の邪魔をするようで申し訳ないが片手間にでも何か情報を得ることがあれば、また伝えてもらえると助かる」
「分かりました。休憩がてら探してみます。まあ勉強のついでですからあまり期待されても困りますが……」
「それでいい。ありがとう。ではな」
そう言って桐島先生との通話が切れた。
修は通話しながらもドリップしていたコーヒーの入ったマグカップを手に、自室へと戻る。
椅子に腰かけ、一口啜った。
「『幸せになれる喫茶店』か……興味は無くもないけどな」
修は机の上に開きっぱなしになっていたノートと参考書を見やる。
「俺の幸せは俺自身の努力の上にしか成り立たないんだよ。……さて」
修はパソコンのスイッチを入れる。
「気は進まないが、これを飲み終えるぐらいの間付き合うのも悪くないか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月15日
参加申し込みの期限
2013年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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