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携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
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【勝利のピース!】
ネコヤシキは樹上に危なげなく立ったまま、ナデシコを巧みに操ります。なんとも器用です。
お椀型のヘッドパーツにはステルス機能が内蔵されていて、姿を隠しては暴走ギアたちへこっそり近づき、針のようなカタナでひと突き。複数に狙われたなら、待ち針を射出するユミを足元へ撃ち込み地面に縫い止めて、分断して各個撃破!
「フッ。不意打ちは卑怯? 卑劣? 勝てばいいのです! そもそも、ギアバトルとしては特殊なルールを押し付けられているわけですし、こちらも相応の手を使わせてもらうまで」
「そなた。パンツが見えておるぞ?」
「見てない! 俺は見てないからな……!」
真下のギアマスターたちからは、ネコヤシキのスカートの中が丸見えだったりしました。白はちょっぴり心配そうに見上げ、スノーマンはお顔を真っ赤にして目をそらしております。
「そこは視聴者サービスというやつですよ(?)。それより、あの赤いヤツです」
オトメの恥じらいというやつにはまるで縁のないネコヤシキ。仁王立ちのまま、メイジンダーXをびしりと指差します。
真っ赤な機体は相変わらずの暴れっぷりなものの、サンゴクナイトとスノーウィザードが苦戦しつつもどうにか、ほかの暴走ギアから引き離すことに成功しています。
「私のナデシコが注意を引きつけますから。ふたりは思う存分攻撃すると良いです」
「うむ、分かった! 参るぞ、サンゴクナイト!」
「よ、よし……! いっしょに頑張ろう、スノーウィザード!」
ユミから待ち針を放ち牽制するナデシコに続き、サンゴクナイトとスノーウィザードも再び、攻撃開始!
サンゴクナイトは電撃を放射しつつも踏み込み、青龍偃月刀を大振りにひと薙ぎ。飛び上がって避けたメイジンダーへ、
「当たれぇ!!」
スノーウィザードの氷槍が二本、ぶすりと直撃しました。
「そちらのふたりは、暴走ギアの諸君を近づけないようお願いしますよー」
「うんっ、分かったよぉ!」
「まかせてなんだよだよ!」
もちろん、りゅーきとレインも大奮闘です。ラズちゃんはぽいんぽいんと跳ねまわり、暴走ギアたちを引き連れてあっちへこっちへ。サニィもブースターを吹かして攻撃を避けながら、じわじわとエネルギーをチャージ中です。
ふたりがたくさんの暴走ギアを引き受けてくれている間に、スノーマンは勝負をしかけます。
まるでここは、地上のスケートリンク! スノーウィザードは弧を描いて滑るようにメイジンダーXの周りを移動し、その軌跡には氷のつぶてがきらきら、光るラインが引かれていきます。
ウィングを広げて飛びかかるメイジンダーのヘビー級パンチを白銀の盾でからくも防ぎ、杖の先端にあしらわれた水晶を押し付けながら、
「これで、どうだぁッ!!」
最大展開した長大な氷の槍を、ゼロ距離射出! メイジンダーのボディをがつんと前後に貫き、大ダメージ!
「やった……あ!」
直後。メイジンダーの瞳が光り輝き、ビームが真正面から直撃! スノーウィザードはあえなく、戦闘不能へと追い込まれてしまいました。
「ごめん! もう少しなのに……あと頼む!」
「じゅーぶんじゅーぶん。さて、トドメといくですよー」
「うむっ!」
ステルス発動! ナデシコは明滅するように姿を隠したり現れたりしつつ、待ち針を的確に撃ち込みメイジンダーの動きを阻害します。もちろん時には大胆に近づいて、カタナでひと突き! 着実にダメージを与えながらも、カウンターのパンチは軽やかにひらひらり。
スノーマンの捨て身の一撃が決め手となったのでしょう。さしものメイジンダーXもやがて、動きが鈍り始めます。
「私たちの手でみんなを守るのだ! 駆けろ、サンゴクナイト!!」
やぶれかぶれのビームがサンゴクナイトのボディを斜めに走り抜けたものの、重厚な鎧が衝撃を殺してくれました。構わず突進! 突撃!
拳を振り上げたメイジンダーの腕には、間近に現れたナデシコがカタナを突き立てて動きを止め、その隙を逃さず踏み込むサンゴクナイト。白は鋭く、スマホをスワイプ!
「いっ……けェッ!!」
頭上でぶおんと振り回した青龍偃月刀をびしり、腰だめに構えて……ずがん!!
スノーウィザードとナデシコが作り出したチャンス。サンゴクナイトが渾身のアタックを叩き込むと、強烈なダメージを受けたメイジンダーXはぴしぱしと全身をスパークさせ、
「こ、今度こそ……!」
やがて、大爆発!! 爆炎を放ちながら吹っ飛んで、ころころと地面に転がり動かなくなりました。
「や……やった!」
愛機を拾い上げたスノーマンは思わず喜びの声を上げましたけれど、すぐにもハッと我に返り、
「べ、別にこんくらいなんともなかったし!」
ちょっぴりバツが悪そうに、顔を赤く染めました。
ようやく、強敵・メイジンダーXを倒したギアマスターたち。けれど、バトルはまだ終わってはいません。
「ラズちゃん、にくきゅうまるいシールド! サニィちゃんを守るよぉ!」
あたりには、まだまだたくさんの暴走ギアたち。その集中砲火から、ラズちゃんはまるっこいエネルギーシールドを広げて、着々と攻撃準備を整えるサニィを守ります。
とはいえこれが、あんまりにも多勢に無勢なのです。
「わ、わわわ!?」
シールドを掲げた正面のみならず、横から後ろから、四方八方敵だらけ! あちこちから飛んできた銃撃やら魔法の一撃やらを浴びて、ラズちゃんにも徐々にダメージが蓄積されていきます。あまり長くは持ちそうにありません。そして、
「ら、ラズちゃーーーん!!」
ついに避けきれず集中砲火を浴びたラズちゃん、撃沈……!
「ナーッハッハッハッハ!!」
……と、思いきや。
「ようく頑張ったな、君たち! ゆくぞ、メイジンダーロケットパーーーンチッ!!」
炎のように真っ赤な鉄拳が宙をかっとび、ずがががどがん!
りゅーきの前に現れたのは、暴走から解放されたメイジンダーXと、
「……あっ! MEIJINだぁ!」
「いかにも!」
仁王立ちした、CAPGEAR MEIJIN! すっかりショックからは立ち戻ったようでして、堂々たる立ち姿はさすがプロ……といってもお顔はノーマルパーツマスクなもので、表情は分かりませんけれど。ともかく、助っ人として手助けしてくれるようです。
MEIJINはレインを振り返ると、
「さあっ、今がチャンスだぞ君! そのなんかすごそーな武器をぶちかましてしまいたまえよー!」
「うんっ! ボクにお任せなんだよー!」
にんまり、不敵に笑うレイン&サニィ!
「チャージ完了! 目標は暴走ギアたちなんだよー、ロックオーン!!」
ぴ、ぴ。ぴぴぴぴぴ! 簡易端末の操縦画面のなか、ロックオン完了のインジケータがぴぴぴぴっと増えていきます。サニィはレッグパーツのアンカーを地面に打ち込み機体を固定させると、やがて。
「マルチパワーミサイル、全弾はっしゃーーー!!」
強烈な反動が、サニィの機体をがくりと揺らしました。アンカーがなければ吹き飛んでしまったでしょう。
右腕に六発、左腕に六発、計十二発のミサイルが一斉に、しゅどどどどんっ!!
ミサイルは暴走ギアたちに雨あられと降り注ぎ、弾けたエフェクトはファンタジックに犬、猫、ウサギにネズミ、ライオンにゾウも! 可愛らしい動物の形をした花火が次々にまたたいて、色とりどりの光が乱れ飛びました。
光が収まると、そこにはもう暴走ギアたちの姿はありません。もとの自由を取り戻したカプセルギアたちのなかで、レインはくるりとギアマスターたちを振り返り、びしっとVサイン!
「やったんだよ! だよ!」
瞬間。あたりには割れんばかり、子どもたちの歓声が響き渡ったのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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