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携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
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【強敵、メイジンダーX!】
くたびれたスーツによれよれのシャツ。曲がったネクタイ。頭にすっぽりかぶった、ギアマスターならおなじみのノーマルヘッドのマスク。
彼こそがプロ・ギアマスターであるところの、『CAPGEAR MEIJIN』です。
「うなれ、メイジンダーロケットパンチ! どうだい子どもたち、私の『メイジンダーX』はすごいだろう、カッコイイだろう! ハッハッハ……」
どぎゅーん! 真っ赤なギアから発射されたロケットパンチが、ちびっこギアマスターたちのカプギアを、次々に薙ぎ倒していきます。
見た目はノーマルパーツにいくつかパーツをくっつけただけに見えるものの、そこはプロの操る愛機です。そりゃあもう強いのです。
「いや笑ってる場合じゃないなこれ、やめろォーメイジンダー! 子どもたちのヒーローたる私のカプセルギアが暴走アンド破壊活動だなんて、許されない! 許されないぞぉ……! ああっ、いったいどうしたらいいんだあああ……」
「案ずるな、MEIJIN!」
どどん! 小さな身体で胸を張るのは、
煌 白燕
! あたりの惨状や悲しむ子どもたちを見回して、憂い顔を浮かべながらに言いました。
「カプセルギアが誰かを傷つけたり、物を壊したり……あってはならぬことだ。ギアたちだって、そんなことはしたくないに違いない」
「そうだよぉ。だから、オレたちがなんとかするんだぁ!」
曖浜 瑠樹
の手のひらには、大好きなぬいぐるみのラピちゃんによく似た『
ラズちゃん
』が乗っています。なんとも可愛らしい姿ですけれど、瑠樹といっしょに何度かバトルも経験しています。
お隣には
双葉 由貴
と
柚瀬 玲音
も並んで、これまた頼もしい限り!
「いきなりカプセルギアが暴走したのはおどろいたけど……俺も漢だ! いくぞ、『
スノーウィザード
』!」
由貴は可愛らしい頬っぺたをぺちんと叩いてから、魔法使い型ギアを取り出し気合十分です。
玲音だって負けじと相棒『
サニィ
』を手のひらに乗せ、
「ボクたちがメイジンダーを止めるんだよ、だよ! だから安心していいんだよ、MEIJIN!」
「お、おお……! なんと勇気ある子どもたちだ!」
MEIJINは感激のあまりかオーバーアクション気味にぐりんと腰をひねり、妙なキメポーズで子どもたちを指差しながら叫びました。
「頼んだぞ、ギアマスターたち! カプセルギアの未来は、今! キミたちの肩にかかっているッ!!」
「うむ! 私たちに任せるといい!」
きりりと結んだ唇。白燕の目線の先には、子どもたちのカプセルギアを次々と返り討ちにしている、真紅のメイジンダーX。
ギアマスターとして、放っておくわけにはいきません!
「ゆくぞ、『
サンゴクナイト
』!! 三国志の伝説にうたわれる武将のごとく、強く戦うのだ!!」
初めは大いに慌ててしまったものです。なにしろ和やかなイベントが始まったとたん、あたりのカプセルギアたちが勝手に動き出し、暴れ始めたのですから。
「けど、俺だって……!」
それでも今の由貴は、ギアマスター・スノーマンなのです。いつまでもおろおろしているなんて、できません……!
スノーウィザードは氷の魔法使いです。きらめく氷片を散らしながら踊るように飛び出すと、左手の杖をかざして、
「いけっ、スノーウィザード! 氷の槍だ!!」
ぴしぴしぱきんとまたたく間に成長した氷槍を、暴れるメイジンダーXめがけて発射!
槍はメイジンダーの腕をかすめてがつんと傷をつけましたけれど、ダメージはわずかのようです。こちらに気づいた真紅の機体がぐるりと振り返り、新たな獲物を見つけたカメラ・アイが剣呑な黄色い光を放ちます。
「よし、こっちだ! かく乱してやる……!」
きらり、きらり。スノーウィザードが動くたび、氷のつぶてがあたりに舞い散ります。目立つスノーウィザードは囮役にもぴったりで、メイジンダーの注意を引きながら、持ち前のスピードを活かした高速移動で翻弄します。
スノーマン自身はあまり運動が得意ではないもので、自分の代わりに飛んだり跳ねたり、縦横無尽に動き回るスノーウィザードの姿には、なんだかちょっぴり感動です。
けれどさすがに、MEIJINと呼ばれる彼の愛機。メイジンダーはスノーウィザードの放つ氷槍を必殺パンチ・メイジンダークラッシュ! で砕くと、
「うわ!?」
続けざまに、メイジンダーロケットパンチ! スノーウィザードは盾を構える余裕もなく、でっかい拳の直撃を受けて吹っ飛んでしまいました。とてつもない破壊力に、早くも敗北寸前のギリギリ状態!
ピンチのスノーウィザードとメイジンダーの間へ、りゅーきの操るラズちゃんと、白のサンゴクナイトが割り込み構えます。
「『せきへきの戦い』を思い出せ!」
「せきへき?」
「『さく』があれば、武将はもっと強くなれるのだ!」
とは言ったものの、こんな時にベストな作戦を思いつくには、まだまだ白は知識不足なのも確かです。
「帰ったら、教育係に教えをこわねばな。今、私が思いつくのは……りゅーき、まずはメイジンダーをほかの暴走ギアから引き離そう!」
「うんっ、わかったよぉ!」
もちろん、敵はメイジンダーだけではありません。あたりには多くの暴走カプセルギアもまた、せっせと破壊活動に勤しんでいます。
「ほーら、こっちだよぉ!」
りゅーきの操縦で、ぬいぐるみ型カプセルギアのラズちゃんはぴょんぴょん、暴走ギアたちの注意を引きつけます。すぐにもばしゅばしゅっと飛んできた銃撃やらミサイルやらは、左手のにくきゅうまるいシールドから円形のエネルギーシールドを展開して、がっちりブロック!
「ラズちゃん、わっかビームだぁ!」
隙を見つけたなら、ほわほわほわわん。右のにくきゅうからわっか状のビームを放って、広範囲の暴走ギアたちを押し留めます。
「ボクとサニィも、手伝うんだよだよ!」
レインの相棒サニィは、まだまだパーツ選びの真っ最中。今日のカプギア教室で覚えた知識も加えて、あたらしいサニィを組み立てるつもりでしたけれど……どうやら今は、それどころじゃありません。
「チャージに時間がかかるから、少しだけ持ちこたえててね!」
「うんっ、わかったぁ!」
ぴょんぴょんしながらにくきゅうシールドで耐え忍ぶラズちゃんの後ろで、サニィはエネルギーチャージ開始!
今日のサニィはマルチロック式のミサイルランチャーを両腕に搭載した、なかなかにアグレッシブな広域爆撃仕様です。装填までに時間がかかるのが難点ですけれど、威力は折り紙付き!
そうして多数の暴走ギアをりゅーきとレインたちが引きつけている間に、サンゴクナイトは傷ついたスノーウィザードと並び、メイジンダーXと対決します。
「気をつけろよ、強いぞあいつ!」
「うむ、油断はすまい!」
マントをはためかせながら小振りな氷槍を連射するスノーウィザードと挟み込むように踏み込み、サンゴクナイトは左腕の青龍から強力な電撃を放射!
「! 避けた……!」
メイジンダーXの背中には、真紅の翼がありました。飛び上がって電撃をひらり! 黄色い瞳を輝かせ、メイジンダービームで地上をずばっと薙ぎ払います。スノーウィザードはからくも身をかわしたものの、まともにビームを受けたサンゴクナイトを、激しい衝撃とダメージが襲います。
「う……たったの一発だというのに、この破壊力か!」
それでも怯まず、突っ込むサンゴクナイト。青龍偃月刀をひと突き、ふた突き。頭上でぶおんぶおんと振り回し、カラタケ割りの一閃! 後ろからはスノーウィザードが氷槍の連射を浴びせます。
けれど右へ左へと身軽に動くメイジンダーにはかすかにかすめたのみで、大きなダメージは与えられません。
「うぐっ……!」
「くそっ、なんでこんなに強いんだ……!?」
左右のメイジンダーロケットパンチが同時に放たれ、カウンター! 弾き飛ばされたサンゴクナイトとスノーウィザード。どうにか持ちこたえたものの、ダメージは甚大です。
プロ・ギアマスターの動きが染みついているからでしょうか。子どもたちに後れを取るわけにはいかないという、プライドでもあるのでしょうか。メイジンダーXもまた暴走ギアのひとつでありながら、これがなんとも、驚くほどの強敵なのです。
黄色の光がまたたいて、
「ま、まずい! またビームが来るぞ! 避けろスノーウィザード!」
「耐えるのだ、サンゴクナイト……!」
ぎらりと輝くカメラ・アイ、メイジンダービーム!! 必殺の光条が二機をもろともに貫き戦場を走り抜け……と、思いきや。
かかかかかんっ! メイジンダーXになにかが突き刺さり、衝撃でよろめいた拍子にビームはあさっての方向へ、どぎゅーんっと飛んでいきました。
「……ハーッハッハッハ!」
よくよく見ると、刺さっているのは……待ち針?
唐突な笑い声は、やけに高いところから聞こえました。白とスノーマン、りゅーきとレインは、思わずぐいんと頭上を見上げます。ついでにメイジンダーXも見上げてぐいん。
「寝子島中のギアマスターが! 私を呼んでる声がするッ!」
小柄な女の子がひとり、なぜだか樹の枝に乗っかって、ピッシーッ! とポージング。
「カプセルに咲いたギアの華! キャットでスイートな敵役!」
「敵……?」
「
猫屋敷 姫
with『
ナデシコ
』!
この私のあるところ! 猫は君を待っている!」
よくわかんない口上とともに、姫ことギアマスターネーム・ネコヤシキ、華麗に参上!!
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3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
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30人
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シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
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