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携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
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【ぼくらのアソビ】
「よしっ、とにかく止めようぜ! 今すぐ止めようぜ!」
しゅたたたた! とさっそく駆け出した
漁 良太
。
明るく前向きでやる気じゅうぶん! なのは良いとしまして、
タイラ・トラントゥール
は元気いっぱいな良太を眺めて、ちょっぴり眉をひそめます。
「成り行きで協力することになったが、どうもな。なんだかトリ頭と同じような気配を感じるが、大丈夫だろうか……」
「なにボケっとしてんだ、タイラ? 早くいこうぜ!」
タイラがトリ頭と評する当人、
源 竜世
が急かすもので、彼はぷいっとそっぽを向いて、
「言ったはずだぞ、ボクに命令するなトリ頭!」
「えー? なんだよー、オレたちライバルじゃん! ライバル同士はピンチに助け合うんだぜ?」
「ええいっ、知るか! お前とそんなものになった覚えはない!!」
「なんでだよー!」
「お前ら、早くしないと置いてっちまうぞー!?」
場は混乱しています。もちろん、大ピンチではありました……けれど子どもたちはやっぱり、どこかでマイペースなのです。彼らにとってはこれも、遊びの延長ととらえているのかもしれません。
駆け出した彼らの後を追いかけるのは、本日結成された五人組のなかでもおっとり系なこちらのおふたり。
工藤 歩夢
に
神嶋 星志郎
です。
「ぼく、まだバトルに慣れてないし、こんなの……ちょっと怖いけど」
「大丈夫だよ。こんな時こそ、冷静に! いっしょに頑張ろうよ。ね」
ちょっぴり不安な歩夢を、星志郎の落ち着いた瞳が勇気づけてくれました。
可愛らしい服装になで肩、声変わりもしていない歩夢はほとんど女の子にしか見えないもので、か弱いお姫さまを守る四人の騎士たち……なんて、そんな構図に見えないこともないかもしれません。
「うんっ……このままめちゃくちゃになんて、させない。ぼくも力になりたい……!」
にっこりと微笑む星志郎へ、歩夢はこくりとうなずきます。
ポケットから取り出した相棒は物言わずとも、やるべきことは分かっています。
「おねがい、『
ラズエル
』! 力を貸して……!!」
「『
ノットゥルノ
』、セッションスタート!!」
すぐにも五人は息もピッタリの連携を見せつけて、暴走ギアを退けていきました。
周囲のギアマスターたちとも協力しつつバトルは続き、やがて少しずつ、暴走ギアの姿も減り始めた頃。
「アツく燃やせ、
スターライトナイト
! フレイムチャージだ!!」
真っ赤なドラゴンが急加速の勢いそのままに、炎を帯びた爪で暴走ギアを一撃!
鋭い反撃にすぐさま翼を打って飛び上がり、距離を取ると、
「んー? それにしても……なんだろうな、こいつらの動き」
「おい、なにをボケっとしているトリ頭! さっさと敵を倒せ、ボクと『
バルティーグル
』のようにな!」
風をまとい疾走する白虎型ギアが空中から躍りかかり、暴走ギアを右前足で引き裂きます。口ではあれこれ言いつつも、タイラことplatはなんだかんだでリュウセーに動きを合わせて、抜群の連携を披露しています。
だからでしょうか? platもまた、リュウセーの疑問には思うところがありました。
「ふふん。お前の抜けた頭でも、気がついたようだな」
「なんか、タイラと戦ったときよりゼンゼン動きが分かりやすいっつーか……修行の成果が出てるのかな? なっ、スターライトナイト!」
「それもあるかもしれないが……じゃない、違う! こいつらの動きは、単調すぎるんだ。人間が動かしているとは思えないほどに……!」
五人のなかではブレイン的な役割の星志郎……Celloの考察は、より深く。操縦はできるものの沈黙したままのA.I.C.O.と、暴走ギアたちの動きを見比べて、思います。
(どのギアもパーツや武器は全然違うのに、動きに共通性がある。それに、影響を受けたままのA.I.C.O.……)
ノットゥルノは右腕に装備した傘をくるりと翻し、奇襲をかける敵機へ、華麗なカウンター攻撃! 油断なくバーチャルパッドを操作しながら、Celloは周囲の仲間たちへと伝えます。
「みんな! これはきっと、ウィルスプログラムのようなもののせいだと思う。人が動かしてないから、機体の持ち味が全然発揮されてないんだ!」
「ってことは……どーいうことだ!?」
リュウセーと並んで猪突猛進気味なリョータも、星志郎の言葉には素直に耳を傾けています。
「パターンは分かったよ!」
バトルの真っただ中にも、星志郎は冷静に。余裕の笑みを浮かべて言いました。
「落ち着いて対処すれば、複数のギアでもなんとかなる。動きをよく見て!」
「よーし! オレたちもやるぞーっ、『
イサリビ丸
』!!」
星志郎の作戦に従って、リョータは愛機を操り暴走ギア集団の右手へ突っ込ませると、
「イサリビ丸は固いから、みんなの盾になるぞ! いっけぇ、イサリビ丸ミギー!!」
そのまんまなネーミングの右腕にマウントされた大砲からずどんっと砲弾を放ち、遠距離の敵機をノックアウト! 釣られて近づいてきた暴走ギアはイサリビ丸ヒダリーの触手で絡め取り、噛みつき攻撃!
リョータの言葉どおり、装甲重視のイサリビ丸はちょっとやそっとの攻撃ではビクともせず、頼もしい限りです。それに加えて、
「ダメージ受けたら、ぼくにまかせて!」
アユムと天使型カプセルギア、ラズエルがいればバックアップも万全! ラズエルが左腕をかざすと手首の光輪が光り輝いて、ダメージを受けるたびイサリビ丸を回復してくれました。
スターライトナイト、バルティーグル、ノットゥルノ、イサリビ丸がぐるりと布陣し、ヒーラー役のラズエルを中心に据えて守ります。
どこか画一的な動きを繰り返す暴走ギアたちを、一体、また一体と立て続けに返り討ち。作戦はどうやらバッチリのようです。
と、
「……!? リュウセー、リョータ、一度下がれ! 前に出すぎるな、狩られるぞ!」
唐突な叫びはplatが。指差した先には、やけに威圧感を放つ黒い影が立ちはだかっています。
「うお、なんだあいつら!?」
「なんか強そうじゃん、けどオレたちなら……」
「ダメだよ、下がって!」
Celloが強く仲間たちを制すると、スターライトナイトとイサリビ丸は後ろへ飛び退き、ラズエルが回復の光を浴びせます。
「シロちゃん、あれって……」
「うん。動きが揃ってるからこそ、やっかいな相手だね」
形に大きさ、パーツに武装、色までソックリ。まるでコピー&ペーストのような、ひと揃いのカプセルギアたち。
いわゆる特殊部隊のような黒ずくめの機体たちが、ライフルを構えて一糸乱れぬ動きで、徐々に五人のギアを包囲しつつありました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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