this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
【決着!】
暴走ギア撃退作戦も、いよいよ佳境です。
子どもたちの奮闘によって、暴走から解放されたカプセルギアたちが反撃に加わり始めたため、状況はとうにひっくり返りつつありました。
「……!! あっ、うっ」
「どーしたんだゆきの、ぽんぽんイタイのかー!?」
幼なじみのあんず!!!の目もはばからず、ゆきのは見つけてしまいました。
「メテオキャノンッ!! へへっ、どうだタイラ、またオレがしとめたぜ!」
「ふふん。その程度で勝った気になるなよ、リュウセー! ボクのバルティーグルを甘く見ないでもらおうか?」
リュウセーのスターライトナイトが火球を撃ち出し暴走ギアを吹き飛ばすと、platも負けじとバルティーグルを突進させ、雄たけびを放って敵機のバリアを解除。鋭い爪で一撃粉砕!
というのはいいとしまして、ふたりの少年はどこからどう見たって、ライバル同士! なかなかに整った顔立ちなのもあって、腐女子予備軍のゆきのはうっかり、妄想がはかどってしまったのでした。
「アンちゃんユキちゃん、あぶなーいっ!」
暴走ギアの放ったバズーカ砲を、ナース型ギアナッちゃんが聴診器型シールドでがっちりガード。
ミリアはちびっこふたりへにっこり、びしっとピース! ふたりの保護者役としては、頼りになる姿を見せたいところです。
そこへリョータにCello、アユムも合流して、
「へーっ、カプギアっていろんなのがあるんだなぁ。オレのギアも、もっとカッコよくしねえとな!」
「りょーたくん、よそ見してるとやられちゃうよ? 竜世くんとタイラくんも、少し下がって!」
「ぼくたちも手伝うよ。みんなでがんばろ!」
アユムがにこりと微笑むと、ミリアにあんず!!!、ゆきのもぱあっと目を輝かせて、大きくこくりとうなずきました。
こんなにもたくさんのギアマスターたちが、ひとつの目的に向かって協力するだなんて。大変なことですけれど、やっぱりなんだか、楽しくなってしまうのです。
「おっ、ちょうどいいところに! ちょっと使わせてもらうッスー」
「エンリョなく隠れるのです。そんでもって、暴走ギアをぶっとばしてやるのですよ!」
キリコのトルーパーが堅牢なディヴァインセラフの後ろへと滑りこんで、ほうっとひと息。
キリエはあいかわらず、セラフを最前線に留めつづけています。たった一機で多くの暴走ギアを食い止めている彼女は、不安なギアマスターたちにとって心の支えにもなっていたことでしょう。
キリコはコーヒー牛乳をちゅーっと補充すると、
「そんじゃいくッス! トルーパーっ、バンカーセットアップ! ッス!」
ローラーダッシュで飛び出すと、ろっこんで強化された動体視力で敵の動きを読み切り、高速飛翔する敵機のボディへ狙い違わず、パイルバンカー!
その向こうではこちらも重量級の重装甲、マンモスのぐれーと☆まんもすがどっしりと山のように構え、タクとA.T.Lawがその脇を固めています。
「ガキどものなかにも、腕が立つのがいるものですねー。そこは素直に認めてやりましょう」
「相変わらずえらそうなヤツだな……」
なんて言いつつも、タクはトリプルスリーの猛ダッシュでかく乱しつつ、飛んできたミサイルをかっきーんと打ち返してホームラン! ではなく、暴走ギアのカタマリへ打ち込みました。
爆発を逃れた数体には、すかさずぐれーと☆まんもすが大型ガトリングガンを乱射して押さえこみ、
「もらったぜぇっ!!」
夜空に現れる月光のように、死角からしゅばっと飛び出したルナティックシェード。杖から光の剣を作り出し、三日月めいて弧を描くひと振りで一閃!
戦況はすでにギアマスターたちの優勢となり、暴走ギアたちも、際立ってタフな機体がいくつか残っている程度です。
「それじゃ、そろそろ仕上げといきますか!」
樹はスマホをタップ。蟻地獄のレッグパーツが備える吸引能力が暴走ギアを絡め取り、引き寄せると、
(私でも、役に立てるはず……っ!)
ナオのイザナミ壱式が滑るように急接近。やぶれかぶれの反撃をローブで受け流すと、
「これで……!!」
下から上へ、斜めに走り抜けた大鎌の一撃。
暴走ギアは崩れ落ち、ナオはこわばった身体の緊張を解くと、ふうっとひとつ息を吐きました。
砲弾は弾切れ。アオイがスマホをスワイプすると、Diablo Azulはビームソードを抜き放ち、暴走ギアを斬り捨てます。
「ラスト、あと一体! 行ったわよ!」
「うむっ、私にまかせよ!」
いかにも量産型っぽい緑色の暴走ギアの前へ、ずしんと立ちはだかるサンゴクナイト。ビーム斧を振り上げ飛びかかる敵機へ、白は落ち着いた瞳のままに、
「私たちの……勝ちだッ!!」
青龍偃月刀で繰り出す、渾身の一刀!
最後の暴走ギアはどかんと爆発すると空を吹き飛び、地面の上へぽとりと転がりました。
あたりにはもはや、暴れ回るカプギアの姿も、泣いている子どもたちの姿もありません。
「……やった! 勝ったぞー!」
誰かが叫びます。それが合図であったように、抜けるような青空へ向かって、次々に歓声が上がりました。なかにはもとに戻ったカプセルギアで、祝砲を空へと放つギアマスターもいたりして、あたりにはまたたく間に喜びの声が満ちていきました。
「あっ……A.I.C.O.ちゃん!?」
と。その時でした。
ウサギのラズちゃんを手のひらに乗せ、もう片方の手に持ったりゅーきの簡易端末へ、ぱっ! 画面が切り替わると、
『こんにちは、りゅーき。今日はバトルですか? それともカスタマイズですか……あら? ここ数時間のログが抜け落ちていますね。なにかあったんでしょうか? データサーバーに照合しますので、しばらくお待ちくださいね』
「A.I.C.O.がもとに戻った……?」
「も、もう暴走はしてないのか?」
「大丈夫なの……?」
ざわざわ。子どもたちの喜びはなりを潜めて、少しばかりの不安が満ち始めます。無理もありません。今の今までギアたちは暴走していて、その攻撃は現実となって、彼らはケガをして怯えていたのです。
「……ねえ、みんなー!」
どよめき始めた子どもたちへ向けて元気よく声を上げたのは、りゅーきでした。
彼はちょっぴり迷うように、困ったように。少し言葉を選んでいるそぶりを見せましたけれど、やがて、
「カプギアさんたちも、きっと……マスターさんじゃない人に操られて、イヤイヤ攻撃して、止まれなくって……困ってたんじゃないかなぁ?」
子どもたちはりゅーきの言葉に、それぞれ自分のカプセルギアを、神妙な目で見つめます。
「オレ、思うんだぁ。ギアさんたち、みんなきっと、『ごめんなさい』って思ってるんじゃないかなぁ。だから……ギアさんたちのこと。A.I.C.O.ちゃんのこと。みんな、キライにならないでねぇ?」
にこりとりゅーきが笑うと、ギアマスターたちはおたがい顔を見合わせましたけれど……やがて。にかっ!
子どもたちにはとって、カプセルギアはとっくのとうに、なくてはならない大切な相棒になっていたのです。心配は無用なのでした。
バトルの終わりを無表情に見つめた、MAKIYUKI……雪人。
ぷるると震えたスマホを耳に当てると、つまらなさそうに言いました。
「ウン、ちょうどね。終わったよ。ワクチンプログラムは? もうアップロード済み? あっそ。オツカレ、洋子」
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 第二話「しのびよる影!!」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月18日
参加申し込みの期限
2017年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!