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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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【緑の扉】決着のとき
そして、舞台は、中央の空へ戻る。
かような冒険者達の活躍を経て、もはやドラゴンザレスのもとには、無数の大型弩砲の矢が殺到する事態となっていた。
周囲を取り巻くミニゴンザレスも、必死に主人を守ろうとするが、四方からの一斉射撃で瞬く間に全滅させれてしまうという状況に陥っていた。
『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?』
そして、再び地に墜ちるドラゴンザレス。
そこに、地上の冒険者達が一気に王手をかけるための総攻撃をしかける。
『キヒヒッ……! 上等じゃなァい……! だったら、返り討ちにしてやるだけよォ……!』
少女の顔が狂気にゆがみ、再びその身体が四つに分裂する。
少女はもはや逃げようとはしなかった。
文字通りの意味で、決着をつけようとしているのだと相対する者達は直感した。
「いいよ! そうこなくっちゃ! さあ、決着つけようよ!」
虎の瞳を爛々と光らせ、
メリィ・ランページ
も皆を鼓舞するように、そんな声を張り上げる。
「メリィちゃん、援護します! 影の少女を倒して!」
リリエル・エーテライト
が叫び、魔風の力で突風による風の道を作る。
「……雑魚は、僕に任せてください。……大物は、任せました」
淡々と、
レント・イナホ
は影のゴブリンの排除に専念している。
もはや影の少女への行く手を阻むものはいない。
剣・槍・銃・盾を持つ四人の影の少女に、それぞれ四人の冒険者が一対一で迫る!
「さあ、スペクタキュラーに行こうZE! あわせろ、シダぽん!」
横文字を叫ぶ
鎌八 まもる
は、オブシディアンではなく、ベトナムユニコーンになった
シダ 美穂戸
の背に乗っていた。
(……ヴァン! この鞍、凄い! 力湧く! 羽、生えたみたい!)
シダは、オブシディアンから付け替えた【蒼風の馬鎧】によって、いまだ全力で走る体力を残していた。
そうして、そのシダの背からまもるが蜘蛛の糸移動で影の少女(剣)の背後に回り込みながら星のリボルバーによる二挺連続射撃を叩き込む。それと同時に、シダもまたベトナムユニコーンの蹴りによって、影の少女(盾)を盾ごと蹴り飛ばしている。
「拙者の裡に眠る力を、五割まで引き出すでござる!」
三峰 徹之進
は、己に眠る獣性を半ば解放し、槍を構える暇さえ与えずに影の少女の間合いに踏み込んで、霊刀の一閃で斬り伏せて、そのまま蹴り飛ばす。
「ちょこまかうざってぇんだよ! これで失せろ!」
ミハエル・マクレイン
が大剣を盾のようにして銃弾を防御しながら、銃の少女を思いきり剣でふっとばす。
『『『『ぎゃん!?』』』』
四人の影の少女が一か所に吹き飛ばされて、折り重なって、一つの少女に戻る。
『ウ、グッ……コノォ……手加減シテレバツケアガッテェ……!?』
苦しそうな吐息を漏らしながら、立ち上がろうとした影の少女が目を見開く。
すぐ目の前にまで、虎の子――メリィが肉薄していく。
「手加減してた? だったら、あたしが言うべき台詞はただ一つ。手加減なんて千年早いっ! 虎の子メリィを・な・め・る・なァァァァァ!!!」
メリィのハンドクローが、影の少女を袈裟がけにぶった斬る!
『……ッ……ァアアアアアアアアアアアッ!?!?!?』
斜めに分断された少女の上半身が、ずるりと地面に滑り落ちるよりも早く少女の身体は霧のように霧散して、跡形もなく消えた。
「メリィちゃん、やりました!」
「……まだだよ! みんな、ドラゴンザレスをお願い!」
メリィはすでに影の少女との戦いで力を使い果たしている。
声を限りに叫び、仲間達にバトンを託す。
まず徹之進と、北から駆けつけたレグルスとがそれぞれの刀を握る手に力を込める。
曲刀と霊刀。
種類は違うが、同じ刀(かたな)。二人の剣士の息がぴったりと合い、前後から同時に鋭い斬撃が放たれる。
「その翼をぶった斬りにしてやるぜ!」
「狙うは大将首、貰ったでござる!」
ズバァッ!!!
と、霊力と魔火を帯びた斬撃に影の鱗が裂かれ、ドラゴンザレスが悲鳴を上げる。
悲痛な叫びを上げて、項垂れ、長い首の先にある頭が地面へとダウンする。
そこに、ベトナムユニコーンになったシダに乗ったまもるが走り込んでいる。
颯爽と飛び降りながら二つの星の蹄鉄を取り出し、一つを自分の手に装着して、もう一つを変身を解いて人に戻ったシダへと渡す。
「シダぼん、一緒に行くZE!」
「ヴァン! まもる とどめさすぞ!」
「「いち(モッ)、にの(ハイ)、さん(バー)!!!」」
日本語とベトナム語のユニゾンで、同時に蹄鉄ナックルを撃ちこんだ。
『!?!?!?』
刹那、ドラゴンザレスが声にならない悲鳴を上げる。
大きく顎を開き、大地を轟かせるような悲痛な叫びを上げたかと思うと、影の身体が黒い霧となって霧散していく。
その霧の中から、ポロリと翡翠色に輝くオーブの欠片が零れ落ちた。
「やったZE!」
まもるが快哉を叫んだ。
「まて! まもる! あれ、見ろ!」
シダが何を指差す。
ドラゴンザレスから風になって溶けていく黒い霧の中で、まだ何か、小さな黒い石の欠片のようなものが浮かんでいた。
「……あれはなんでござる?」
徹之進が眉を寄せる。
「何か石の欠片……のように見えますが」
レントも目を瞬かせて、呟く。
その正体を、はっきりと掴めるものはいなかったが、物質というよりは、何かのエネルギー体であるように見えた。
だが、それも、次の瞬間、ボロッと鱗が剥がれるようにして、粉々に砕けて、霧に混じり消えた。
「……勝てた、のよね?」
三夜 深夜子
が誰にというわけでもなく、呟く。
一人、また一人とそこにいた者達が顔を見合わせていく。
まだ、すぐには実感がわかない。
けれど、確かに、もう影の気配は消えている。
オーブの欠片も、無事に取り戻すことができた。
それを、理解した瞬間、誰からともなく快哉を叫ぶ声が聞こえ、それは爆発的に広まり、彼らの勝利への凱歌となった。
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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