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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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最終階層、白亜の円形広場にて
――
星幽塔(アストラル・タワー)
。
ある日突然、寝子島の南方、鈴島の上空に現れた浮遊塔。
フツウの人の目には映らず、塔と呼応した者のみ、その姿を見ることができるという。
塔の中にはほしびとと呼ばれる人々が暮らし、訪れた者たちにも『星の力』という不思議な光が宿る。
塔の内部は複数の階層に分かれており、『扉』によって異次元回廊的に繋がっている。
各階層は、空があったり大地があったり海があったりと、丸ごと一つの世界を内包しており広大。
階層ごとにアステリズムと呼ばれる守護者がおり、特別な星の力を宿している。
『扉』を開けるには『オーブ』と呼ばれる球体に光を灯す必要がある。
現在、我々は十二の階層を突破し、てっぺんまで辿り着いた――
いきなり最終階層という人もおろう。そんな人向けに『星幽塔よくわかるまとめガイド』があれば、と考えた
トワ・E・ライトフェロゥ
は、集まった人々に聞き込みをし、以上のようなことを英語で手帳に綴った。
辿り着いたてっぺんは、殺風景な世界であった。
漆黒の宇宙空間に白亜の円形広場がぽっかりと浮かんでいる。
広場のぐるりには、まるで古代ギリシャの神殿のような装飾柱が立ち並び、四方に巨大な四つの扉がある。
広場には、多くの人々が集まっている。
寝子島から呼ばれた者たち。星幽塔の各階層に暮らすほしびとたち。
いずれも最終決戦に挑むべくやってきた者たちだ。
「final floorデス? 敵ゴンザレス、アンド、shadowをknock downするマス!」
言葉足らずな
塔の精霊ステラ
は、はじめて寝子島に現れたとき、こんなことを言ったという。
――イヤな黒いのをやっつけて、オーブに火を灯して――
――黒いのはイヤな奴なの、悪いことしようとしてるの!――
イヤな黒いの、とは、
ゴンザレス太郎
(と
卯木 衛
が
命名した二本の角を持つ存在
)と、それに従う様々な形態の黒い影たちである。やつらはこれまでの階層でも時折現れ、階層そのものを混乱に陥れたり、悪さをしたりしてきた。例えば第一階層では
日の光を奪い、サジタリオ城下町の人々を困らせていた。
第五階層では
天秤座のアステリズム・リブラスの自我を奪い、聖竜を禍々しきスカルドラゴンに変え、国の根幹を揺るがした。
とくに第十二階層での出来事は記憶に新しく、敵は居合わせた数人の影を奪って手駒に加えた挙句、
蠍座のアステリズム・バーガンディを操って、ステラを攫うという凶行に至ったのだ。
故に――今この場に、ステラの姿はない。
『黒いのはイヤ、てっぺんまで行きたい、オーブに火を灯したい』というステラの意志があり、その都度ステラの呼びかけがあった。応じた冒険者たちは、各階層の事件を解決し、オーブに火を灯しながらここまで来た。
見た目は子どもの癖に、ビール好きなステラ。
肝心なことになると、ちゃんと説明できないステラ。
青色のドレスを翻し、屈託なく笑うステラ。
塔の精霊だという少女の真意は何なのであろう、と想像する。塔を破壊したり混乱させたりというものでないのは間違いないだろう。それは例えば、身体の中に巣食った病原体を排除したいというような、本能に似たものであろうか。すべてのオーブを灯せばそれが叶うのであろうか。
トワが聞き込みを続けていると、荒くれ者風情のほしびと達に出くわした。
「元々は全部のオーブが灯ってて、階層の行き来は不自由なかったんだ」
「そりゃあ昔からモンスターはいたし、いろんな世界からいろんな奴が来るから、平和な世界なんてお世辞にも言えなかったが、それでもあの黒い影が現れるようになってからは異様の一言さ」
「正直、オーブの火が消えてから人々の心も荒んだ気がする」
「Humm……」
トワは探偵風に考え込む。
「1つ気になってることあるマス。final floorのオーブを灯したら何が起こるデス? 今迄のオーブ点灯は『次の階層の封印を解く』デス。ここが最終階層だとしたら『次の階層』はないデスカラー……ゴンザレス、shadowが消える以外にはーどうなるんデショーネー。元々の正常だった頃に戻るマス?」
すると荒くれ者たちは途端にしどろもどろになった。
「そいつぁ、あれよ、すげえことが起こるぜ」
「そうよ、ピカーッ、オオーッ、ってなもんよ」
「In brief、ワカラナイ、と……」
トワはメモから顔を上げる。
「あーとー結局ゴンザレスが、何から出現したートカー、何を目的としてたのトカモー、理解してないデスケド。知ってる人がいるデスカネー?」
トワの疑問に荒くれ者たちは答えられない。
「むつかしいこたぁ他の奴に任せる」
「俺たちは現状が気に喰わねぇだけだ」
「ひと暴れして何かを変えられるならそれでいい」
彼らはぶっきらぼうに吐き捨てると、肩で風を切りながら人混みの中に消えた。
トワが肩を竦めたそのとき、あたりに、ギギィィ、と四つの扉の開く軋み音が響き渡った。
出立のときだ。
恵御納 夏朝
は、買い物帰りに召喚されたらしい父・
恵御納 久隆
と、クッキー作り中に召喚されたらしい母・
恵御納 理沙
との驚きの邂逅ののち、十二階層での出来事を説明して、自らの願いを託す。
「バーガンディさんの救出をお願い。僕は、ステラちゃんを助けに行く」
「了解だ。会えたなら、必ず……」
「夏朝ちゃんも頑張って~!」
皆が次々に、自らが選んだ扉を潜ってゆく中、広場に留まることを選択する者もいる。
八神 修
、
椿 美咲紀
は、欠片が集まった時こそが大事に違いないと、残ることを選択する。
先ほどのトワもである。
「ステラも気にはなるデスケドー。そーもーそーもー、トワがー戦うしてもアシバライ、デスカラー」
アシバライ、ではない。足手まといと言いたかった。語彙力が負けた。咳払い。
「とーにーかーくー、battle field よりー広場で待ってる方がいいと思うのデス。戻ってきた人が動けるようにカイフクーするマス!」
深縹 露草
もまた、広場に残って皆が戻る場所を守ることを選んだ。
「ゴンザレス以外の影等が襲撃してくる可能性が……故に……あえて広場に残ります」
ほつれた黒髪の一筋を耳に掛け、眼差しを閉まりゆく扉に向けて祈る。
「皆様、どうかご武運を……!」
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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