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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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【緑の扉】十字砲火(クロスファイア)
西の空の下では、
獅子目 悠月
が大型弩砲を動かし続けている。
「……外したか。だが、次こそは――オルカ、次の弾だ!」
「Bene.ほら、セットしたよ。焦らないで、歌でも歌ってリラックスしていこうよ」
「……そんな場合じゃ……いや、確かに、肩の力を抜くのも大事か?」
悠月は一つ息を吐くと、小さく歌を口ずさみながら、もう一度照準をドラゴンザレスを合わせる。
オルカはそんな悠月の歌に自分も歌声を重ねつつ、大型弩砲を狙う影を双剣で屠っていく。踊るように。舞うように。
フランチェスカは、そんなデュエットを踊るような二人の動きをチラと見て、わずかに微笑みつつ、自身もまた影から大型弩砲を守るために、己の弓の弦を引いた。
ミハエル・マクレイン
は、大型弩砲を他の仲間へ任せて、ドラゴンザレスのもとへ走っている。
西の大型弩砲の矢は――まだまだ止まらない。
† † †
南の空の下では、
ジーナ・レインガンド
がノリノリで大型弩砲の操作盤を弄っている。
「ほーら、どっかんどっかん行くっすよ~♪」
想像以上に、大型弩砲で巨大な矢を撃つという行為は気持ちが良かった。
「本当に、あんたも撃たなくていいんすか……って、大丈夫っすか!?」
思わず夢中になっていたジーナは、その後方で、次弾の装填と影の排除を引きうけてくれていた
曖浜 鴻
が影に囲まれていることに気づいた。
「問題ねぇ……! あんたは大型弩砲に集中してくれっ……!」
叫ぶように言いながら、鴻は己の口内を噛み切り、力を望む。
(力が欲しい……守るべきもんを影どもから守る力が!)
刹那、鴻のろっこん――『例え己が血を流せども』が発動。
全身の筋力が増強され、そのパワーをフル活用して、鴻は影をちぎっては投げ、ちぎっては投げる。
「お、おお……凄い力っすねぇ……。よぉし、俺も負けちゃいられないっすよぉ!」
鴻の獅子奮迅の戦いぶりに鼓舞されたように、ジーナもまた己の狙いをドラゴンザレスに研ぎ澄ませる。
「行け! ……あの大影をぶちのめせぇ!」
鴻の裂帛の気合に背中を押されるように、ジーナはもう一度、力強い大型弩砲の矢を空に向けて放った。
† † †
東の空では、暴風が吹き荒れている。
「やばい。あの風車、回り過ぎ。まじやばい」
第11階層を守護するふたご座のアステリズムの
ジェリコ・神威
は、もういっそ羽がもげそうな勢いでぐるぐる回る風車を見て、「やばいやばい」と連呼していた。
「……神威って、じつは凄かったんだね」
「……パイセン!? 自分、一応、アステリズムなんですけど!?」
自慢の銃でゴブリンの武器を撃ち落としながら、感心したように呟く
アリス・ミーティア
に、神威はアステリズムらしからぬ頓狂な声を上げる。
「そうだね。アステリズムなんだから、『らっきょう』もちゃんと食べられるよね?」
「そ、それとこれとは話が別だと思うっす……!」
どこか漫才じみた会話をするアリスと神威をワイバーンの背から眺めながら、
グレッグ・グロッグ
も自身の銃で影を狙う。
「……なんか緊張感がねぇなぁ。まあ、上手く行ってるみたいだし、よしとするか」
パン、パン、パンと小気味の良い発射音を響かせて、グレッグは大型弩砲に影を近寄せない。
そして、その大型弩砲の操作盤には、ジェリコが起こした暴風を星の力でコントロールしてロックを解除した
メイディ・パッセ
が射手の座についている。
「うう……。低気圧で、なんだか眠くなってきちゃった……。え? まだ寝ちゃ駄目? わかった、あとちょっとだけ頑張る~」
眠たげに眼を擦り、メイディの矢もまた中央のドラゴンザレスのもとへ飛翔する。
† † †
北の空の下では、小人達の感謝の声が沸いていた。
「あー。参った。思ったよりも数がいて、疲れちまったなぁ……。でも、こんだけ感謝されるってのは悪くねぇな」
七峯 亨
は、癒しの光で、怪我をした小人の傷を癒しながら、ふぅと一つ安堵の息を吐いている。
そのすぐそばで、
レグルス・シェルタン
が小人の長と思しき存在から、大型弩砲のロックの解除方法のレクチャーをうけていた。
「よし、わかった。あとは危ねぇから穴に引っ込んでてくれ。よし、とりあえず一発、ぶっぱなし――!?」
と、そこで、レグルスは背後の気配に目を瞠った。
振り向いた先に、影のゴブリンの振りかぶった剣があった。
殺意の乗った影の剣が、振り下ろされるその刹那前に――。
「……せいやっ!」
『!?!?!?』
気合の声とともに投じられた亨のハルバートが、影のゴブリンの胴を貫き、その命を射抜いていた。
「……ここでやられちゃ、洒落にならねぇからな。と言っても、あんたには余計なお世話だったかな?」
亨がハルバートを投じた姿勢のままで、軽く肩をすくめてレグルスを見やる。
その視線の先には、如才なくイフラーンを構えて振り抜こうとしていたレグルスの攻撃直前の動作で固まった姿があった。
「……いいや、助かったぜ。これは礼だ。あんたも星の力を使い果たしただろ?」
そう言って、レグルスは手持ちの『星の滴』を亨に半分差し出す。
一見、金平糖のようにも見える『それ』は、星幽塔で産出される様々な薬草を原材料として加工した回復アイテムだ。星の力の回復と、滋養強壮にとてもよく効く。
「さあて、それじゃあ体力と星の力も回復したし、あともうひと踏ん張りするとしますか……!」
亨が、一つ息を吐くと、大型弩砲の射手の座に着き、ドラゴンザレスに狙いを定める。
「それじゃ俺はあと一発ぐらい、あのでけぇのにぶちかましてくるとするか。今から全力で走りゃ、一発ぐらいはかませるだろ」
レグルスはそう言って笑うと、もはや動く影一匹ない死屍累々の場と化した北の空の下から南の方角へ走った。
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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