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\ オーバータイム!/
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異能バトルは鏡映しのなかで
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■戦士の性質
吉備 篤郎
、十七歳男子。剣道部所属。
彼の暮らすフツウの世界は、フシギの危機にあったらしい。
かみさまの世界から落ちてきた女子高生の形をした神様的ななにかがどーにかこーにかして巡り巡って自分の手元にろっこん能力なるものが備わった。
相手の背中にさえ触れれば自分より強い相手とでも渡り合えるという、なかなか使用する機会の限定される能力である。
背中に触れると言うところがミソで、格上キラーと言い張るには一手間かかるのだ。
「ようやく使い方がわかってきたとこだが……なんでこんな能力が備わったんだろうな」
ぐーぱーしてから手のひらを見つめる篤郎。
強い相手に勝つ能力。
しかし、それはなんのためにあるのだろうか?
剣道の試合で強い奴と当たれば興奮もするし楽しくもなる。
自分の技や知恵が、鍛えた肉体がどう通じるのか試すことにやりがいも感じる。
かといって、能力を使って勝って嬉しいかと言えばそうではなかった。
映画の中で刀を振り回して戦うサムライに憧れ、剣道部に入って竹刀を振りまくり、時にはアクション映画用の殺陣を練習することもある。が、あくまでソコだ。他人をばっさばっさ切り捨てたい欲求があるわけでもない。
強い奴と戦いたいが、楽をしたいわけじゃない。
戦うための力だが、潰すための力じゃない。
その微妙な案配が、なんだか自分自身を表わしているように思えた。
けれど一つだけ疑問が残る。
「俺は、何のために戦おうとしてるんだ?」
そんな彼が出会ったフシギ現象。それは自らと全く同じ能力を持ったコピーに襲われるというものだった。
早速自分の能力が一切役に立たない状況におかれた篤郎だが、不思議と嫌な気持ちはしていなかった。
それどころか。
「勝負事は嫌いじゃない。来い、戦おう」
袋からマイ竹刀を取り出し、背筋を伸ばして構える。
相手もまた竹刀を抜き、ゆっくりとすり足を始めた。
スニーカーでのすり足は道場で行なうのとはかなり違う。防具もつけていないぶん、身体の軽さや視界の広さが別世界のようだ。
なによりも、勝敗によるリスクが想像も付かないほどのスリルを生んでいた。
「そうか、俺は……」
相手が打ち込んでくる。
僅かに軸をずらし、剣の先で弾いて割り込む。
相手の脇を抜けるように走ると、脳天を強烈に打ってやった。
「俺は、戦うことが好きだったのか」
これが、
吉備 篤郎
という少年の長きにわたる戦いの歴史の、幕開けとなった。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月17日
参加申し込みの期限
2017年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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