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【星幽塔】第七階層 緑の風のラプソディ
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【勇者には冷静さも必要じゃない?】
巨大な砂漠狼に変身したジンは、大暴れ!
「ぜーんぶつぶれちゃえばいいんだもーん!!」
「どわーーー」
ぐおおっと頭上から降りてくる前足の一撃を、
吉田 ベルンハルト
は辛くもダイビングで回避。
風のけものたち同様、当たればイッパツで変身は解除できるようですけれど、すくなくともこの破壊力は本物です。踏みつけられでもしたなら、ちょっとタダで済みそうにありません!
「あっぶないなぁもう。あっ、ちょうどいいのはっけーん」
オアシスの家々はもとより崩れかけで、ジンが暴れた衝撃にがらがらと砕けては、そこら中に瓦礫を撒き散らします。ベルンハルトはそんな石のブロックのひとつをガントレットにがっしと握り込みますと、
「どおりゃーーーっ」
ぶおんっと全力で投擲! 瓦礫は一直線、弾丸のように飛翔し巨大砂漠狼の鼻先へ、どっかん!!
「ぶぎゃっ!!」
ぼうんと変身解除、なかなかの好投でありました。
「すごい、人間でも投げちゃえそうね!」
友人、
メリィ・ランページ
がそれを見て、無邪気な笑顔で言いました。
「いやいや、人間砲弾とかやらないよ!? 特に可愛い子には! 必要が無い限りは」
「必要があればやるのかよ……お?」
ベルンハルトの膂力に驚きの声を上げる
楢木 春彦
の眼前で、ばっさばっさ。くえーっと鳴いたのは、巨大なロック鳥!
巨鳥は上空高く舞い上がると、マシンガンよろしく鋭利な針のような羽を乱れ撃ち! 彼らは慌てて瓦礫の陰へと飛びこみます。
「あ、あれじゃ届かないわ! どうしよう!?」
「えーっと……やる?」
悔しそうに空を見上げるメリィに、ベルンハルトがくいくい、投球モーションのジェスチャーをば。
確かに彼の腕力なら、人のひとりやふたり、空飛ぶ鳥へぶつけることもできるかもしれません。メリィはぱちくり、隣の春彦としばし顔を見合わせまして、
「「……やるっ!」」
「えっほんとに? じゃあよしだ、頑張るよ~」
190cmオーバーの巨漢にして、熊のごとき豪腕を誇るベルンハルトのこと。ガントレットの両手のひらの上、小柄なメリィはもちろん、同じく180cm以上ある春彦までもひょいっと乗っけてしまいました。
「それじゃ行くよ~、あっメリィは気をつけてね、ケガしないようにね」
「俺は!?」
「でえええりゃあああーーー」
ぶおんっ!! 大空に舞い上がる春彦とメリィはまさしく、人間砲弾!
強烈な風圧にぐぐぐっと歯を食いしばりながら羽マシンガンをかいくぐり、やがて間近に迫るロック鳥……ちょっぴり足りない距離は、
「メリィ!!」
「うんっ、春彦!!」
春彦のろっこんをコピーしておいたことが、ここでも活きました。ふたりは空気の足場を作り、2弾ジャンプ! 宙を跳び、魔風の光を宿した剣とハンドクローの輝きが交差して、十字の軌跡を描きます。
「わぁっ、飛んできた~~~!?」
「「いっけぇぇぇええええええ!!」」
合体攻撃、炸裂!! ロック鳥はぼうんっと砂煙を噴いて、ジンの姿へと戻りました。
「あたしは虎の子メリィ! 後に退いて、たまるもんですか!!」
びしりと言い放ったメリィに、空中を落下しながら春彦が、地上ではベルンハルトが、それぞれサムズアップで応えておりました。
「へーっ、やるなああいつら! よおし、オレも勇者らしく活躍をうおおっ!?」
次なる変身はいかにも恐ろしげな、巨大蜂! ぶんぶぶんと羽音を響かせながら、ぶっとい針で
ルーク・ポーラスター
を攻撃します。どうにかひょいっと避けたものの、盾にした瓦礫が粉々に吹っ飛んでしまい、その破壊力には恐るべきものがありました。
「さすがに一筋縄じゃいかないな。けど、簡単に乗り越えられる冒険なんて冒険じゃない! 勇者の心得その48、強敵は己を鍛える最良の師と心得よ!! いくぜーーーっ」
「待ちなさーいっ!」
「ぐえ」
ぐいっと襟を引っ張られて、ルークは勢い余ってすってん! 砂にひっくり返ってしまいました。
「大胆不敵なのもいいけど、勇者には時に冷静さも必要じゃない? 心得に追加しておくべきね」
「お、おお……?」
ぴっと指を1本立てまして、そんな彼を見下ろしているのは
アリス・ミーティア
です。彼女はルークを助け起こしながら言いました。
「ここは、協力していきましょ?」
何やら作戦があるようです。こしょこしょと耳打ちすると、
「よおし、分かった! オレたちも合体攻撃といくか!」
「ええ!」
ふたりは巨大蜂に向かって駆け出します。
といっても、アリスが伝えたことは多くありません。ルークは相変わらず正面から突っ込み、アリスはその上空をぱたぱた、翼をはためかせて飛びながら追いかけます。
「まっすぐ突っ込んでくるなんて、バカなヤツなんだもーん! 吹きとばしちゃうもーーーん」
「やらせないんだから!」
彼女が魔水の光を宿した二丁拳銃で水弾を放ちぶつけたのは、ジン……ではなく、ルークが走り込む先の地面です。
巨大蜂が羽をぶんぶん鳴らして、緑色の突風をルークへとぶつけますけれど、
「あれぇ!?」
「おおっ、ありがとなーアリス!」
風が吹き飛ばしたのは、水の壁! アリスの魔水の光が地面に作った水たまりから作り出した壁を身代わりに、ルークは突撃!
「わっわっ、来るなぁ、ボックン逃げるもんね~!!」
「大人しくしなさいっ!!」
慌てて飛び立った巨大蜂を上から押さえ込むように、アリスは水弾を連射! けれどそれは必ずしも直撃させることを狙ったものではなく、水は空中でしゅぱんと弾けて、広範囲へと降り注ぎます。
「わーっ、羽が水で濡れちゃった!?」
「今よ、ルーク!」
蜂の羽は水をかぶって鈍くなり、よろよろふらふらとゆっくり降下。そこへ飛びかかるルークの剣にきらりと輝くのは、アリスが纏わせた魔水の刃!
「うりゃああああああッ!!」
「ぶぎゃあ!」
一閃、ぼわん! 連携攻撃で見事、ジンの変身を解除しました。
「へへ、やったな!」
「うんっ、やったね♪」
アリスとルークはぱちんっ、とハイタッチ!
「へぇ……ルークのヤツ、勇者とか言うだけあって、剣の腕はマジなんだな」
コンビプレーに感心しつつ、春彦の笑いには少々苦いものが混ざっていたりもします。
「けど俺も、考えなしに動いちまうほうだからな。ちっと親近感あるな……その分アイツ見てると、俺は冷えるけど」
「さあ、次は何に変身する気? 何に変身したって、ビビんないけどね!」
メリィもどちらかというと、似たタイプではあったかもしれません。彼らとはどうやら、良い仲間になれそうです。
「いたたたた。この~っ、ボックンもうおこっちゃったもんね! 本気でやっちゃうもんね~、うきゃきゃきゃきゃーーーっ!!」
ずごごごご。ジンの金切り声が響いて、やがて揺れ始める地面。
「わー。何かやばそう」
人ごとのようにぽやんとつぶやいたベルンハルトの足元が、ずぼっ! 砂に埋もれて、
「うおっ、何だこりゃ!?」
「わ、わっ、流されるー!?」
「く、クマーーー」
ジンは巨大アリジゴクに、変身!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月10日
参加申し込みの期限
2017年04月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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