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かくて世界は浮遊する
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一方、地下帝国を気にして下層部へと降りてきていた男子生徒もいた。熊の毛皮がトレードマークの
邪衣 士
である。そして……迷子だった。
「初島からのメールでは地下帝国もまとめて浮いているようだからひと安心か……。猫鳴館のほうは後木から確認がとれたからよし。問題は……」
と、一通りの状況整理と確認を行う。
「ここはどこか、ということだが」
人というのは基本的には前後左右の二次元での移動が基本である。もちろん階層などがあればそこに高さの概念も加わる。そして今は浮遊という常に三次元での移動が基本である為に、士にとってはより迷子になりやすい環境でもあった。
「まぁいい……いつか何処かにたどり着くだろう」
彼は自身のろっこん能力『天の救い』を発動させて移動を行う。彼の能力は小規模な天候操作である。風を起こしてホバリングや推力として利用する。
「ついにで試すか」
ドォン!
と、彼は目の前の障害物に雷を落とそうと試みた。士はろっこん能力の確認を行おうとしていた。
「……さすがに細かい目標は無理か」
雷は落とせた。が、命中しない。どうやらピンポイントというわけにはいかないらしい。目標が避雷針や高木などであればまた別かもしれない。
「では、こういうのはどうだ」
深呼吸をして指を鳴らす。それが彼のろっこんを発動させる為のトリガーである。
彼の目の前を白色が覆う。一時的に吹雪を発生させたのだ。
「寒い」
当たり前である。そして、彼は考える。雷を落とすにも雲が必要だし、吹雪を発生させるにも低温の雲が必要である。
「目の前に雲を発生させることはできないのか」
土砂降りの雨を目の前に発生させながら彼は考える。
「天候を操作することは可能だが雲を操作できるわけではない、と」
あくまで彼のろっこん能力は天候の変化である。もっとも、雲が発生するような高い場所であれば、天候の操作と同時に雲が周囲に発生する可能性もあるかもしれない。その時は彼も雲に巻き込まれるかもしれないが。
「突風を起こしてスカートをめくったり、雨でスケスケにしたりとかも可能だが……俺はやらんぞ」
他にもいくつかの天候を試しながら様々な可能性を考える。霧、砂塵嵐、ダウンバースト……。
「自由な位置で雲を生成できたら便利だったんだがな……」
例えば、雪を発生させる雲であればその内部は極端に低温である。実際に使用する確率は低いとしても、それが可能であったならばそれは様々な場面において最終手段となるほどには強力であるともいえた。
「まぁ、できることできないことが分かったというだけでも収穫か」
そう結論付けて彼は周囲を見渡す。
「で……ここはどこなんだ?」
やっぱり彼は迷子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月24日
参加申し込みの期限
2013年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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