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12.三夜湖(九夜山山頂付近、寝子島上空1800メートル)
「これはまた絶景ね」
と、登山装備に身を包んだエヴァが見上げる。
「まるで水族館なのだー!」
同意しつつ、真央もソレを見上げる。
そこには三夜湖の水が球体で浮かんでいた。その中で大小さまざまな魚が泳いでいる。
「無重力の影響とはいえ、なかなか恐ろしいものも感じなくはないわね」
エヴァは今回の現象の強力さを感じていた。
ろっこんの暴走というのは広範囲に及び、無差別で無軌道なものである。しかし、山という巨大な物体を空中に浮かばせるような事例はろっこんの暴走とは違うまた別の『なにか』の可能性を感じなくもなかったのだ。
「真央ちゃんは楽しいのだー! 鯰を倒せばいいのだー?」
にゃかいぷの報告を受けて、真央は鯰がやってくるのを待ち受けている。
「どうにかして要石を運んできてくれるといいけど」
三夜湖には2人だけである。要石には人数は多いがあの巨大な石を動かすとなると時間がかかるだろうとエヴァは推測した。
そうこうしているうちに、巨大な何かの影が三夜湖の地面部分を覆う。それは全長20メートルほどの巨大な鯰だった。
「きたのだー!」
と、真央が叫ぶのに合わせて、エヴァは真央の手を握る。そして、ろっこん『タービュランス』を発動させる為に真央の足元の岩を睨み扇を振るう。
ビュゥン。
空を切り裂くような音がして岩は真央とエヴァごと上空へと吹き飛ぶ。
「停止なのだー」
真央は吹き飛ぶ岩から飛び降り、傘を開く。空気抵抗により慣性を抑え、空中に停留する2人。
高度的にはちょうど大鯰と向かいあう構図になる。
(なんや?)
と、低い声が周囲に響く。どうやら鯰が発したものらしい。
「あなたが九夜山を浮上させた犯人?」
エヴァが警戒しながら尋ねる。こっそりとにゃかいぷの通話はオンにする。
(犯人て。人聞き……鯰聞き悪いな。って、浮上しとるんかこれ。あー……)
訛りのある喋り方をする大鯰である。どこかフレンドリーな様子に三毛猫を召喚しようとしていた真央も警戒を緩める。
「山が浮上して困ってるのだー! どうにかしてほしいのだ」
両手でボディランゲージをするように真央がアピールをする。
(わいはずーっと寝てただけなんやけどな。なんかの弾みで目が覚めたらコノザマじゃけぇ)
人であったならば頭をかくような仕草をするような感じでヒレと髭を揺らす大鯰。
「要石で封印しても構わないのか?」
にゃかいぷ越しにあすかが訊ねる。
(封印。そうか封印されとったんか。だいぶ前の話やな、まーええけど。どうせワイは寝るだけやし)
「でも、単に封印しただけじゃ浮遊の効果が切れて自然落下するんじゃないかな?」
天野が可能性を示唆する。
(ちょいと試してみるけぇの)
と、大鯰は目を閉じる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月24日
参加申し込みの期限
2013年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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